このページのリンクにはプロモーションが含まれています。
「施工管理の仕事きつい…転職したい…」
と悩んでいませんか?
今回は、現在建設会社で営業兼管理の仕事をしている楠さんに「施行管理という仕事をきついと感じたエピソード&転職しようと感じた動機」について語ってもらいました。
33歳 男性 埼玉県在住
埼玉に生まれ、都内の大学を卒業後、新卒で建設会社に入社。
5年間、施行管理技士として勤務後、その経験を生かして、より好条件の建設会社へ転職する。
ジャンプできる目次
施工管理をきついと感じる理由3選|転職したくなるほどの内情を激白!
今日はよろしくお願いします。
早速ですが、施工管理の仕事をきついと思った理由について教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね…
私が施工管理の仕事をきついと感じた理由としては、大きくわけて以下3点ですね。
施工管理をきついと感じた理由①|会社の利益が優先で、安月給で働かされるから
社員の雇用条件はあまりよいものではなかったのでしょうか。
低い給料なのにもかかわらず、休日まで働かされていましたからね…
現場で働く社員は「もっと給料を上げてくれ」「休日出勤するなら手当をつけるか代休をくれ」と、みんな同じことを訴えていましたよ。
それは、大変な環境でしたね。
ちなみに、上司にはそういった不満を打ち明けることはできたのでしょうか?
上司には何度も、社員の給料や休暇などの雇用条件を見直してほしいと訴えたのですが、なにも変わらずでした…
いや、変わらないどころか利益欲しさに、仕事はどんどん引き受けるんですよね。
でも、忙しく働いても、私たちの給料が増えるわけではないので、なんともいえない気持ちでした。
安月給&休日出勤&雇用条件も見直す気がないのブラック企業の代名詞である3つの言葉が並んでいる職場となるときついと感じて転職してしまうのは当然ですね。
施工管理をきついと感じた理由②|炎天下でも屋外で働くのがきついから
今日だけは、暑すぎるから作業なしで…という日とかはないのですか?
暑くても寒くても、風邪を少し引いたとしても出勤は必須でしたね。
冬は全然ましなんですけど、夏は作業着着てずっと外で作業なので、年配のかただと、年に1.2回熱中症になっている人をみかけます。
それでもみなさん毎日休まず出勤されると聞いて、大変すばらしいなと感じました。
私たちがいないと全体のスケジュールに後れをとってしまいますからね…
自分たちがいないと現場がまわらないというのは、たしかにやりがいはあるものの、炎天下での作業は年齢的に限界だなと思い、転職を決意した次第です。
施工管理をきついと感じた理由③|近隣からのクレームがすごいから
しかたないので、クレームなどは、いれにいったことはありませんが笑
とくにうちの会社の気配りのなさも原因で、クレームが増えていたのだと思います。
普通、工事の際には近隣住民の方にあいさつに回るのが礼儀なのですが、以前の会社は、そういったことに気を配ることができず、いきなり工事を開始して、近隣の方からクレームをもらうというケースが多かったです。
こっちはすでに挨拶が済んでいるものだと思って現場入りすると、対応が漏れていたなんてことがよくありましたよ…
工事中に近所の方が出てきて「うるさいんですけど!」って怒鳴りこまれたことも何度かありました。
クレームになってしまうと、スケジュール通りに事が進まなくて、より時間がかかってしまいそうですね…
スケジュールがきつくなっていくと、時間外で作業しないと終わらなくなってしまい、そうするとまたクレームになってしまうんですよね。
このように、クレームを受け続けながら、仕事を続けないといけないのは、施工管理の辛い部分だなと感じます。
施工管理をきついと感じて転職したくなった!お給料事情&残業時間とは…?
ちなみに、施工管理時代のお給料と残業について詳しく聞かせていただくことは可能ですか?
もちろん、いいですよ。
年収は、400万円で、残業は月100~120時間くらいでしたよ。
月の残業が100時間を超えていたと考えると、年収400万円は低すぎますね...
残業代は全く支払われていなかったのですか。
以前の職場は、早朝から夜遅くまで仕事するのが当たり前で、サービス残業が常態化していましたから…
終わらないのは、自分の能力が低いせいだと叩き込まれていたので、とても残業代を申請するなんてことはできなかったですね...
加えて、休日出勤もしていたとなると、休みはほとんどなかったということですか?
5年を過ぎた頃から、「もう無理だ…」と思い、これまでの経験を生かせる建設業界へ転職しようと思いました!
転職後は、待遇面なども含めていろいろと改善されましたか?
建設業界の営業兼管理へ転職したのですが、転職後は年収30万円アップしましたよ。
そして、なにより以前のような休日出勤や過剰な残業もなくなったので、かなり働きやすいです。
ここまでで紹介したものが、楠さんが施工管理のお仕事をきついと感じた理由です。
まとめると以下の通りとなります。
- 会社の利益が優先で、安月給で働かされるから
- 炎天下でも屋外で働くのがきついから
- 近隣からのクレームがすごいから
いまは、ストレスない環境で働けていて、本当に転職を決意してよかったなと幸せを噛みしめています。笑
施工管理からの転職でアピールできる!培った強みって?
そこで、次は前職の施工管理時代に培うことができたなと感じるスキル・強みについて詳しく教えてください!
今の職場で活躍できているのは、大きく分けて3つのスキル・強みを前職で培ったからだと思いますね。
培ったスキル①|行動力
もっと詳しく話を聞かせてください。
施工管理は常に先を見据えて行動しないと様々な問題が起きるため、瞬時に判断して行動するようにしていましたね。
状況が刻々と変わっていくので、のんびり考えている暇はありませんでした。
素早く行動するために何か心がけていたことはあるのでしょうか?
問題が生じた際のフォローはとくに迅速におこなうようにしていました。
以前、後回しにしていたら、取返しのつかない事態に陥ってしまったことがあったので。
今後も施行管理で培った行動力は、ずっと生かしていける能力だと思います。
培ったスキル②|営業力
もっと詳しく教えてください。
施行管理は、現場管理だけでなく直接、オーナーや施主との打ち合わせをすることが多くあり、それがきっかけとなり営業のスキルが身に付きました。
打合せ時に何か意識しておこなっていたことはあるのですか。
しっかり連絡をとっておかないと、オーナーや施主の要望を無視した施行をおこなってしまう可能性もあったので、連絡は密に取るようにしていましたよ。
誠実に対応されていて素晴らしいなと感じます。
しかし、応えられないにしろ、こちらからまめに連絡を入れて、今の状況を逐一報告するというこちらからできる最大限の誠意は見せるよう徹底していました。
お客様を安心させるために、自分からコミュニケーションを取って、信頼関係を勝ち取っていたのですね。
そのような営業力は、どこの会社に転職しても共通して求められると思うので、今後も積極的に生かしていってくださいね。
培ったスキル③|選択力
もっと詳しく教えてください!
現場の数が多くあったので、今何が優先されるか、毎回選択を迫られることがありました。
そのため瞬時に選択する力には自信がありますね。
ちなみに、現場はいくつくらい掛け持ちされていたのですか?
時期にもよりますけど、多いときで5つくらいの現場を回していましたよ。
それはすごいですね。
選択力以外に、並行して複数の仕事をおこなうマルチタスクのスキルもついたのではないでしょうか。
複数の現場を掛け持っているうちに、自然にマルチタスクのスキルはつきましたね。
仕事の優先順位を決めて、さばいていく力はどの仕事にも求められるので、今後もい生かしていってくださいね。
ここまでで紹介したものが、楠さんが施工管理時代に培ったスキル3つです。
以下にまとめておきますね!
- 行動力
- 営業力
- 選択力
施工管理から転職するのにおすすめの転職先
そこで、この章では、楠さんが「施工管理で培った!」とおっしゃっていたスキルを充分活かせる仕事を、元転職エージェントである私からお伝えしますね!
次、転職するときの参考にさせていただきますね!笑
わたしがおすすめする「施工管理からの転職」におすすめの業界・職種は、以下の通りです!
施工管理からの転職におすすめ職種①:営業職
施工管理時代は、営業的な仕事もしていたので、以前のスキルを生かしていくことができそうです。
また、営業職の求人は転職市場でも非常に多く、就職のハードルが比較的低いのもおすすめポイントなのです!
残業が多そうというイメージもあるかと思いますが、経営が安定している老舗メーカーなどの営業職になると、定時に帰れる且つしっかりお給与が貰えちゃうので、低い給料&残業・休日出勤の多さが原因で施術管理をきついと感じた人には、おすすめしたい職種かなと思います。
法人営業 | 約450万円 |
個人営業 | 約425万円 |
施工管理からの転職におすすめ業界②:ディベロッパー、不動産管理会社
ディベロッパー、不動産管理会社は、給料が高く、福利厚生が整っている点からおすすめできます。
休日出勤があっても、振替休日を取得できるし、なにより給料も上がってキャリアアップできたという話を聞いたことがありますね。
また、施工管理でのきつい営業経験を耐え抜いてきた方は、選考でも重宝されやすく、転職活動が成功する可能性が高いというのもおすすめの理由の1つです!
自分の能力を試してみたい人は、是非挑戦してみましょう。
ディベロッパー、不動産管理会社 | 約450万円 |
施工管理をきついと感じて転職したいと思ったら、最初にすべきこと
『リクルートエージェント』と『マイナビエージェント』いうサービスがよいと友人から聞いたので、一度軽く登録してみた…という感じです。
この2社は、楠さんの現職の年収層の人にぴったりのサービスなので、ちゃんと自分にあったものを利用されていて、さすがだなと感じました。
同サービスについては、私からもう少し詳しく説明させていただきますね!
リクルートエージェント|業界No.1の実績と求人数が魅力
- 20万件以上の求人数を誇る業界No.1の大御所サイト
- エージェント利用者の2/3が一度は利用済み(転職nendo調べ)
- 人材会社最大手リクルートの選考を潜り抜けた優秀な担当者ばかり
- 登録者数が非常に多いので、手厚いサポートは期待できない
『リクルートエージェント』は、求人数・実績ともに、圧倒的No.1の転職エージェントです。
求人の総合デパートのようなサービスで、職種・業界を問わない豊富な求人数が魅力です。
加えて、求職者が自覚していない「潜在スキル」を引き出してくれる腕の良い優秀な担当者が揃っているのも魅力です。
転職nendoの調査によると、エージェント利用者の2/3が一度は利用していたサービスなので、どこに登録するべきかわからない場合は、一旦登録してみるとよいでしょう。
登録しなくても、一部求人を見ることはできますが、登録するとより条件の良い求人を探すことが可能になりますよ。
マイナビエージェント|20代利用者に大変人気のサービス
- 20代のオリコン利用者満足度No.1を獲得
- 営業職の求人数多め
- 他社にはない無期限サポートが魅力
マイナビエージェントは、大手人材会社マイナビが運営する転職エージェントです。
登録者数が非常に多いサービスであるにもかかわらず、1人ひとりへのサポートが手厚いと評判で、転職未経験の第二新卒や20代の転職者から大変好評を得ています。
また、他サービスでは「サポート期限」を設けている場合が多いですが、マイナビは、「無期限」でじっくり転職支援を行ってくれるため「今すぐ転職する気はない…」という方にもおすすめです。
20代の転職支援実績が他社よりも豊富である点が最大の魅力なので、「20代で転職活動未経験の方」は今すぐ登録してみましょう!
「営業職」の求人量が多いのも、魅力なので、「20代」×「転職未経験」×「営業職希望」のすべてに当てはまっている方は、必ずマイナビに登録してくださいね!
施工管理をきついと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで転職しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「きつい…」と、今は考えていると思いますが、施工管理を辞める前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
- リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
- マイナビエージェント
【公式】https://mynavi-agent.jp
本日はありがとうございました!