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「歯科助手辞めたい…」
「歯科助手を辞めて、新しい仕事を探すべき?」
と悩んでいませんか?
今回は、同じような悩みを抱えた結果、飲食業に転身された主婦の吉川さんに「歯科助手を辞めると決断したエピソード」を語ってもらいました。
33歳 女性 東京都在住
2010年から歯科医院で、受付助手・事務業務を担当。
7年間歯科医院で勤務した後、2017年に転職して、その後は、飲食店で接客・調理業務を行う。
ジャンプできる目次
歯科助手を辞めたい理由3選|歯科助手経験者が真実を激白!
今日はよろしくお願いします。
早速ですが、歯科助手を辞めたいと思った理由について教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね…
私が歯科助手を辞めた理由としては、大きくわけて以下3点ですね。
歯科助手を辞めたいと思った理由①|院長先生が気分屋すぎたから
その日の気分で急に優しくなったり、急に怒鳴ったりされると、毎日出勤するのがブルーになってしまいます…
そういう人だとわかっていたとしても、無視されることに慣れている人間は、ほとんどいないと思うので…
特に、他の人には全然挨拶を返すのに、「私の時だけ明らか無視?」という日もあって、今日は無視されないだろうか…と不安に感じる日々を送らないといけないのは苦痛でした。
歯科医院は、基本どこも人間関係が悪いので、転職しても、また人間関係が原因で辞めたいって思うぐらい、どこいっても一緒って感じでした。
わたしは、3つの歯科医院を経験しましたが、正直、どこも人間関係悪かったです。
歯科助手を辞めたいと思った理由②|患者さんとの関わりが難しかったから
歯科助手時代に、やばい患者さんと出会った…などの具体的なエピソードなどあれば、教えていただきたいです!
保険外診療の件で怒鳴り込んでくるお客さんが、多かったですね…
どれだけ説明してもわかってもらえずで、説明すればするほど発狂されるお客様が多く、正直それを聞いていると、「歯科助手辞めたい!」って私が発狂しそうな日がありました 笑
接客業だと結構あるあるのエピソードではあるものの、「院内の関係性も悪い」且つ「患者さんも気難しい」となると辞めてしまいたくなるのも当然かもしれませんね.….…
歯科助手を辞めたいと思った理由③|歯科衛生士の仕事までさせられそうになったから
それをやらされるって、結構やばいですよね…
結構、歯科助手と歯科衛生士の境界線が曖昧になってきている医院が多いんですよね…
歯科衛生士って常に人不足で、ほんとに求人が追い付かないところとかだと、助手に入れ歯とか削らせてて、ほんと怖いなと思いました。
歯科助手のお給料事情&残業時間とは…?
そうですね…280万円程度だった気がします。
残業時間も20時間~40時間と多かったので、ほんとに割に合わない仕事だと思います。
上場企業で勤めている友達が、450万ほど給料貰っている+残業なしだと聞いて、正直ブルーな気分になることが多かったですね…
しかも、歯科衛生士と同じ仕事までやらされる医院もあるとなると、割に合わなさすぎます…
ちなみに、飲食業界に転職した後、年収はアップしましたか?
平均年収が低いと言われている飲食業界に転職して、年収アップするって結構確率低いと思うのですが、歯科助手が低すぎたもので…笑
飲食業界に転職してからはどうでしたか?
あと残業時間もそこまで多くはなかった(20時間に収まる程度)ので、歯科助手よりは待遇が良くなったので、転職してよかったなと思っています。
ただ、「クレーム客の数」という点では、飲食業界のほうが多い気がしますが…
患者さんのクレーム対応には慣れているという人には、飲食業界への転職はおすすめかもしれませんね!
まとめると以下の通りとなります。
- 院長先生が気分屋すぎたから
- 患者さんとの関わりが難しかったから
- 歯科衛生士の仕事までさせられそうになったから
きついとは聞いていましたが、ここまでとは正直知らなかったです…
女社会なので、かなりメンタルが強い人たちじゃないと、歯科助手は正直やっていけないですね…
歯科助手からの転職でアピールしたい!歯科助手で培った強みって?
そこで、次は前職の歯科助手で培うことができたなと感じるスキル・強みについて詳しく教えてください!
今の職場で活躍できているのは、大きく分けて3つのスキル・強みを歯科助手時代に培ったからだと思いますね。
培ったスキル①|コミュニケーション能力
年齢・性別・職業がバラバラな患者さん全員に心地よく帰っていただくためには、やはり人をみて、コミュニケーションの仕方を変えないといけなかったので大変でした…!
高齢者のかただと、難しい用語は何一つわからないので、びっくりするぐらい丁寧に話したり、逆に若い人だと、説明が長いとイラっとされるので、端的に説明したり...など、対応が人それぞれでしたね。
そんなことで怒らなくても…という患者様と出会うこともありましたし、コミュニケーション能力だけでなく、価値観が広がる場所ではあったかなと思っています。
あと、医院内でスタッフに嫌われないためのコミュニケーション能力も培われた気がします 笑
あと、お局のおばさまには、どんなに腹が立ってもニコニコ笑顔で接したり、時にはおだてたりなどの対応をしていましたね。
ある意味、患者さんより手ごわかったなと思います。
培ったスキル②|メモ力
ただの接客業であれば、謝れば済む場合が多いですが、医療現場だと少しのミスが、取り返しのつかないミスに発展してしまうことも少なくありません。
歯科助手時代に、常にメモを常備するよう徹底していたことは、いまの飲食業界でも、生かされているなと感じます。
特に新人の時は、メモのおかげでミスが少なかったので、褒められることが多かったですね。
培ったスキル③|察する能力
もう少し詳しく教えてください!
また、院長も気難しい人だったので、表情とタイミングを見て、先回りして行動していたのは、現在勤めている飲食業界でもかなり役に立っています。
例えば、お客様が飲み物を飲み終わりそうだなというタイミングで、新しいドリンクを提供したり、食べ終わりそうなタイミングを見計らって、出来立ての料理を提供したりなどのタイミングで歯科助手の経験が生きているなと感じますね。
ここまでで紹介したものが、吉川さんが歯科助手時代に培ったスキル3つです。
以下にまとめておきますね!
- コミュニケーション能力
- メモ力
- 察する能力
異業種への転職って正直うまくいかなかったらどうしよう…と考えていたのですが、この3つの能力が活きたので、問題なく転職先で働くことができました。
歯科助手を辞めたいと思ったら、最初にすべきこと
結局、エージェント経由ではなく、一般応募で決まったものの、どんな業界にいくべきか…などのアドバイスをしっかりいただけたのは、有難かったです。
ちなみにどのサービスを利用していたか教えてもらうことはできますか?
なぜこの2社を選んだのか…と言われると、シンプルに求人数が多かったので、参考がてら登録しておこうかなという感じで登録していました。
この2社については、私のほうからもう少し詳しく説明させていただきますね!
リクルートエージェント|求人の量&質ともにNo.1
- 20万件以上の求人数を誇る業界No.1の大御所サイト
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『リクルートエージェント』は、求人数・実績ともに、圧倒的No.1の転職エージェントです。
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加えて、求職者が自覚していない「潜在スキル」を引き出してくれる腕の良い優秀な担当者が揃っているのも魅力です。
転職nendoの調査によると、エージェント利用者の2/3が一度は利用していたサービスなので、どこに登録するべきかわからない場合は、一旦登録してみるとよいでしょう。
登録しなくても、一部求人を見ることはできますが、登録するとより条件の良い求人を探すことが可能になりますよ。
doda|優秀な担当者が豊富
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dodaは、人材業界No.2のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
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また同サービスは、人材業界の中で最も積極的に転職セミナーを開催しているのでも有名です。
選考に通過しやすい面接テクニックや、職務経歴書の書き方といったノウハウを惜しみなく提供してくれるため、面接に対して不安がある場合におすすめといえます。
あと、キャリアアドバイスが的確で、これからどうしていくべきか判断する手助けになりました!
歯科助手からの転職におすすめの職種って?
そこで、この章では、吉川さんが「歯科助手で培った!」とおっしゃっていたスキルを充分活かせる仕事を、元転職エージェントである私からお伝えしますね!
次、転職するときの参考にさせていただきますね!笑
わたしがおすすめする「歯科助手からの転職」におすすめの職種は、以下の通りです!
歯科助手からの転職におすすめ職種①:営業職
営業職は対人スキルが必須なので、歯科助手で培ってきたコミュニケーション能力をフル活用できます!!
また、転職市場でも営業職の求人は非常に多く、就職のハードルも比較的低いのもおすすめポイントですね。
経営が安定している老舗メーカーなどの営業職になると、定時に帰れる且つしっかりお給与が貰えちゃうので、給料の低さ&残業の多さが原因で歯科助手を辞めた人におすすめしたいです!
法人営業 | 約450万円 |
個人営業 | 約425万円 |
歯科助手からの転職におすすめの職種②:介護職
なぜなら、歯科助手時代培った「コミュニケーション能力」や「察する能力」が十分生かせる仕事だからです。
また、夜勤も含めれば、ある程度の収入は得られるので、生活に困ることはないのも魅力と言えます
つまり、「歯科助手時代の経験を活かせる」且つ「給料が上がる可能性が高い」ということですね!
また少子高齢化の影響もあって、介護職は常に人手不足であり、未経験可の求人が多いのもおすすめポイントと言えます。
未経験可の求人が多いうえに、転職倍率もそこまで高くはないので、「人の役に立つ」ことが仕事のモチベーションである方は、是非介護職に挑戦してみてくださいね!
もし、介護職への転職を検討するなら、吉川さんが利用した総合型サービスではなく、「介護ワーカー」のような介護特化型のサービスを利用することをおすすめします!
介護職 | 約340万円 |
歯科助手からの転職におすすめの職種③:ホテルマン
ホテルマンは、歯科助手と同様、人とかかわりあう仕事であるという点は変わらないので「自分の仕事で、少しでもだれかの役に立ちたい!」と考えている人におすすめの職種と言えます。
一見華やかな仕事に見えるものの、基本的には雑務がほとんどなので、歯科助手以上に「察する能力」が試される仕事であるということは、肝に銘じておきましょうね。
ホテルマン | 約370万円 |
以下にもう一度まとめておきますね!
- 営業職
- 介護職
- ホテルマン
歯科助手を辞めたいと思ったら、まずやるべき5Step
上から順番に実践してみてください!
Step1|歯科助手を辞めたい理由について書きだす
歯科助手を辞めたいと思ったら、「なぜ辞めたいと思ったのか」を書き出してください。
そうすると、同じ歯科助手であった吉川さんが感じた「辞めたい理由」と同じものもあれば、そうでないものがあることに気づくでしょう。
このように、紙に理由を書き出すと、今ある負の感情やストレスを軽減できるだけでなく、「自分は何を大事に生きているのか」「次にすべきことは何か」を自分自身で理解することができます。
Step2|その理由を嫌だと思う順に並べてみる
辞めたい理由を一通り書き終えた後は、その理由を嫌だと思う順に並べてみてください。
嫌だと思う理由を順に並べることで、主観的だった自分の感情を客観的にみることが可能になります。
そうすることで、心理的ストレスを和らげるだけでなく、自分自身が理想とするキャリアプランを設計することができます。
Step3|自分で解決できることと出来ないことを分ける
嫌な理由の順位付けが終わったら次は、自分で解決できることとできないことに分けていきましょう。
そうすると、嫌だったことにも「外的要因」と「内的要因」があることがわかります。
- 内的要因:自分の能力不足で、後輩に抜かされていった
(自分のミス・自分の能力的な問題)
- 外的要因:労働量に見合わない賃金の低さで生活できない
(自分の力では、変えられない問題)
Step4|自分で解決できることの解決策を探る
次は、「外的要因」と「内的要因」を分けたところで、それぞれの解決策は何かを考えましょう。
「自分の能力不足」や「仕事にやりがいを感じない」などの内的要因の場合、異業種へ転職するという道しか残されていないでしょう。
しかし、「賃金の低さ」「人間関係の悪化」などの外的要因は、上司に相談してみたり、他社に好条件で転職してみたりなどの方法で解決できる場合があるので、歯科助手自体を辞める必要はない可能性があります。
自分にとってベターな解決策を考えていくようにしましょうね!
Step5|自分で解決できないことは、まず信頼できる人に相談してみる
自分で解決できないことは、信頼できる人に相談してみることをおすすめします。
悩みを人に話すと、頭が整理され、これからどうすべきかの答えが見つかる可能性があるためです。
また、自分の悩みに対して「客観的なアドバイス」を貰えるので、1人では気づけなかったことに気付ける可能性もあります。
ただ、そうはいっても「周りに相談できる人がいない…」という人も多いですよね。
その場合は、転職のプロである「転職エージェント」を頼ってみるのもおすすめです。
このstepを順に踏めば、そこにはもうこの先を不安視するあなたの姿はないでしょう。
歯科助手を辞めたいと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで行動しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「辞めたい…」と、今は考えていると思いますが、歯科助手を辞める前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
- 『リクルートエージェント』
【公式】https://www.r-agent.com/ - 『doda』
【公式】https://doda.jp/
本日はありがとうございました!