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「手術室看護師を辞めたいな…」
「手術室看護師を辞めて、新しいキャリアを歩むべきかな?」
と悩んでいませんか?
この記事では、手術室看護師を辞めて、離職中の田村さんに「前職を辞めると決断したエピソード」を語ってもらいました。
27歳 女性 埼玉県在住 既婚
付属の専門学校卒業後、実習でお世話になった病院へ手術室看護師として入職。
第一子妊娠中に、手術室看護師として働き続けるのは体力的にきついと判断し、退職。
その後、第2子を出産し、落ち着き次第転職活動を開始する予定。
ジャンプできる目次
手術室看護師を辞めたい理由3選|手術室看護師経験者が真実を激白!
今日はよろしくお願いします。
早速ですが、手術室看護師を辞めたいと思った理由について教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね…
私が手術室看護師を辞めた理由は、大きくわけて以下3点ですね。
手術室看護師を辞めたいと感じた理由①|始業時刻前に出勤して手術準備をしないといけなかったから
始業時刻より前というと、どのくらい前に出勤していたのですか。
その当時、子どもがまだ1歳ちょっとだったんですけど、保育園の一番早い預け入れ時間に預けても間に合わないくらいだったんです。
それは、大変でしたね。
お子さんがまだ小さいというのに…
病院側は、そういった家庭の事情に配慮してくれなかったのですか。
自宅から病院までの距離もありましたし、7時半までに出勤するのは厳しいと何度か相談したら、「だったら8時半までに来てくればいいよ」と言ってくれました。
ただ、オペが始まる時間自体が変更になったりとかは全くなかったので、正直、ほんとに口だけって感じでしたね。
肝心な始業前の準備に時間がかかることに対しては、なにも動いてくれなかったということですね。
ちなみに、手術前には具体的にどんなことを準備するのですか。
手術によって毎回使用する針や糸の種類が違うため、確認しながら慎重に物品を集めないといけない都合上、時間がかかるんですよ…
その他に、部屋のセッティングと配置、機械展開などもおこなわないといけないので、朝は本当に時間が足らなかったです…
それだけやることがあるなら、もっと人員を補充しないといけないですね。
でも、病院側は人件費削減なのか、なかなか新しい人を雇う気配を見せてくれませんでした…
これ以上準備のために、始業時刻前に出勤するのは無理だと思い、退職を考えるようになりました…
手術室看護師を辞めたいと感じた理由②|残業が当たり前で子育てとの両立が難しいと判断したから
ちなみに、夜も残業があったのですか?
日勤終わりに2時間程度の残業は当たり前でした…
妊娠中は本当につらかったです…
えっ…
妊娠中まで残業を余儀なくされていたのですか…
妊娠中のつわりが一番つらいときも帰れなくて、吐きながら仕事してましたよ…
でも、さすがに、無理なときがあって、たまに欠勤、遅刻するときがあったのですが「親になるのにそんなんでいいのか」といわれました。
完全にマタハラですね!!!
妊娠中はなんとか耐えたのですが、産後この職場に復帰して、子育てと仕事を両立するのは不可能だと思い、退職を決意しました。
正しい判断だっと思いますよ。
手術室看護師を辞めたいと感じた理由③|肉体労働で体に負担が大きかったから
看護師さんは、立ちっぱなしのお仕事ですからね…
もう少し詳しく教えていただけますか。
普段ならまだ耐えられたのですが、妊娠中でも立ちっぱなしだったのは、肉体的にこたえましたね…
それに加えて、しゃがんだり歩き回ったり重いものを運んだりといった動作もあったので、体に相当負担が大きかったです。
うー…
それは聞いているだけできつそうです…
さすがに休憩時間は取れたのでしょうか。
でも、60分間ゆっくり休むことができないときもあって、低血糖になったことも何回かありました…
お話を聞いていると、あまりにも妊婦さんに配慮がなさすぎる職場ですね…
もともと子どもを2人作る予定だったので、この職場で2人目の妊娠は積極的に考えられないと判断し、第一子を出産後に退職を決意しました。
これほどの肉体労働で体に負担が大きいとなると、妊娠出産、そして子育てしながら働き続けるのは厳しいですね。
退職を決めるには、十分な理由かと思います。
手術室看護師を辞めたくなった!気になるお給料&残業とは…
続いてなのですが、手術室看護師時代の給料と残業についてこっそり教えてもらうことはできますか…?
もちろんです!
前職の年収は300万円くらいで、月の残業時間は20~40時間でした。
残業も朝1時間、夜2時間していたのなら、もっと稼げるはずですよね…
問題なのは、1日3時間くらい残業していたのに、手当がつかなかったことです。
つまり、サービス残業されていたということですか?
拘束時間が長いかつ、手当もつかないのは問題ですね…
今は育児に専念していますが、社会復帰する際は、残業は少なめで、やった分はしっかり手当として支払われる職場を選びたいと思っています。
子育てがひと段落したタイミングで、田村さんが無理なく子育てと両立しながら働ける職場に出会えることを願っています。
ここまでで紹介したものが、田村さんが手術室看護師を辞めてしまった理由です!
まとめると以下の通りです。
- 始業時刻前に出勤して手術準備をしないといけなかったから
- 残業が当たり前で子育てとの両立が難しいと判断したから
- 肉体労働で体に負担が大きかったから
手術室看護師を辞めてから感じる「培ったスキル」って?
現在は、手術室看護師を辞めている田村さんですが、あの経験から得たスキルはありますか?
あえて絞って挙げるなら、この3つのスキルが手術室看護師で培われたなと思っています。
手術室看護師で培った強み①|効率性
もっと詳しく教えてください。
手術が始まるまでの限られた時間のなかで、やらなくてはならない膨大な作業をいかに無駄なく動いて終わらせるかということを叩きこまれたので、効率的に働くことには自信があります!
効率よく作業するためになにか意識されていたことはありますか。
当日バタバタしないために、いつも仕事終わりに電車のなかで、明日の手術の予定を頭に入れるようにしていました。
当日の流れをインプットしておくのは大事なことですからね。
あとは、手術の前日に明日使う針や糸などの消耗品があるか確認していました。
補充を前日に済ませるだけで、翌日の負担が格段に少なくなりますからね。
ぜひ、そのスキルを転職活動の際にアピール生かしてくださいね。
手術室看護師で培った強み②|先を読む力
先を読む力…興味深いです!
もう少し詳しく教えていただけますか。
手術の術野をみて、次に医師が指示するであろうことを先回りして準備するようにしていました。
こちらがまごついていると、手術のロスタイムが生まれてしまうので。
常に先回りしながら、最短ルートで進めていかなければならないのですね。
慣れていない新人の頃、まごついてしまったら、医師から「出ていけ」と怒鳴られたことがあって…
あのときはかなりショックでしたが、悔しさをばねに次に生かしました。
でも、それだけ緊張感のある現場で、先回りして動くスキルを身につけられたのなら、今後どんな職場でも生かせることでしょう。
手術室看護師で培った強み③|コミュニケーション能力
手術室看護師は、病棟や外来看護師と比較して、患者さんとコミュニケーションを取る機会が少ないと勝手に思っていました。
どんなときに、患者さんと会話する機会があるのですか。
手術前は、緊張している患者さんが多いので、気持ちを和らげるために麻酔までの時間に話をしたり、安心してもらえような声掛けやボディータッチをしたりしました。
ときには患者さんがリラックスできるように音楽を流すこともあるんですよ。
いろんな方法で、手術前の患者さんの緊張をほぐしていくのですね。
施術後に患者さんから「田村さんが優しく手を握ってくれたり、話しかけてくださったおかげで安心できました」といっていただいたことがあって、うれしかったですね。
田村さんが手術室看護師で培ったコミュニケーション能力なら、今後も違う職場で生かしていけることでしょう。
手術室看護師を辞めたいと思ったら、最初にすべきこと
ここからは、田村さんの子育てが落ち着いた後に、活用していただきたい転職エージェントをいくつか紹介したいと思います。
ありがとうございます!
一人で転職するのは不安なので、どこがおすすめなのか教えていただけるのうれしいです!
それはよかったです!
私から田村さんにおすすめしたい転職エージェントは、『ナース人材バンク』と『看護のお仕事』の2社です!
どちらも転職未経験のかたに優しいサービス提供をしているので、田村さんも安心して利用できるかと!
それでは、もう少し詳しくご紹介していきますね。
ナース人材バンク|看護師として転職するなら
- 利用者の97%が満足と回答
- 都内だけでなく地方求人も豊富
- 熱心な担当者が多く、人によっては電話を面倒に感じる場合も
『ナース人材バンク』は、看護師の利用者満足度が高いことで好評の転職エージェントです。
実際、年間10万人以上の利用者がいるサービスであるにも関わらず、そのうちの97%が満足と回答していることからも、非常に評価の高いサービスだとうかがえます。
また、どこの地域であっても、一定満足できる求人数を保有している点も魅力です。
転職する際は、利用を検討してみますね、ありがとうございます!
看護のお仕事|施設内部の情報を知りたいなら
- 全国12万件の医療機関から求人を紹介
- ともだちに勧めたいサービスランキング第1位(GMO調査)
『看護のお仕事』は、レバレジーズ株式会社運営の看護師特化型の転職エージェントです。
「年間4,000回を超える事業所訪問」により集めた『リアルな現場の情報』を持っており、ミスマッチが少ないことで、利用者から高評価を得ています。
特に後者については、オリコン日本顧客満足度調査「転職エージェント」部門において2019年・2020年と2年連続で第1位を獲得しているほどです。
そのため、一応登録だけしておいて、良いものがあったら転職する~という気軽なスタイルで転職活動をすることが可能ですよ!
こちらも利用を検討してみます!
手術室看護師を辞めたいと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで行動しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「辞めたい…」と、今は考えていると思いますが、手術室看護師を辞める前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
転職を検討している人は、他職場の看護師が辞めたい理由を知ってから、転職を検討することをおすすめします。
【参考記事】 | |
看護師全体 | 看護師を辞めたい理由とは? |
クリニック | クリニック看護師がつらい… |
病棟 | 【経験者が暴露】病棟看護師を辞めたい理由とは? |
整形外科 | 整形外科の看護師あるあるの辞めたい理由って? |
デイサービス | 【経験者が暴露】デイサービスの看護師を辞めたい…ヒアリングした結果わかる実情とは |
- 『ナース人材バンク』
https://www.nursejinzaibank.com/ - 『看護のお仕事』
https://www.r-agent.com/
本日はありがとうございました!