【ケース別】履歴書の退職理由の正しい書き方|好印象を与えるコツは?

転職履歴書の退職理由の正しい書き方

この記事でお伝えすること
  • 履歴書「職歴欄」の退職理由の書き方
  • 職歴欄以外に退職理由を記載する場合のコツ
  • 好印象を与えるために意識すべきこと
佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です!

この記事を読んでいる人は…

「履歴書の退職理由ってどう書けばいいか分からない!

「状況別の退職理由の書き方ってあるの…?」

…と悩んでいませんか?

この記事では、退職理由の書き方に関して疑問を持っている方に向けて、

退職届の書き方好印象を与えるために意識すべきことなどを紹介します!

この記事を読めば、退職理由の書き方に関する悩みがなくなり、安心して転職活動を進められますよ!

退職理由の書き方

退職理由は職務経歴書ではなく、履歴書に書くのが一般的です。

なぜなら、職務経歴書は自分をアピールするための書類なので自分にとって不利なことを書く必要はないからです。

退職理由に関しては、基本的に履歴書の職歴欄にシンプルにまとめるようにしましょう。

この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

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元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
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履歴書「職歴欄」の退職理由の書き方【ケース別例文】

佐々木
早速、履歴書の「職歴欄」の退職理由の書き方をお伝えします!

状況によって書き方が異なるので、自分に合った書き方が出来るようにしましょう!

退職理由の書き方
  1. 自己都合で退職した場合の書き方
  2. 会社都合で退職した場合の書き方
  3. 契約期間満了で退職した場合の書き方
  4. 経歴に空白期間がある場合の書き方

それでは1つずつ紹介します!

書き方1|自己都合で退職した場合の退職理由の書き方

自己都合で退職した場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
令和元年 8月 一身上の都合により退職

自ら退職した場合は、どのような理由であっても「一身上の都合により退職」と書きましょう!

なぜなら、自ら志願して退職した場合は自己都合退社に当たるので、「会社都合により退職」と書くことは経歴詐称になってしまうからです。

介護や怪我で退職がやむを得なかった場合や、女性の出産や育児などの場合も、退職上の理由は「一身上の都合」となります。

転職回数が多く、採用担当者に追及される可能性のある人は、やむを得ない理由で退職した時の退職理由を書くようにしましょう!

退職理由の書き方の例
  • 親の介護のため退職
  • 結婚のため退職
  • 出産のため退職
  • キャリアアップのため退職

予め履歴書に退職理由を示しておくことで、必要以上に面接官に質問されたり、退職理由の説明をする手間が省けますよ!

自己都合退職と会社都合退職について知りたい人は、次の記事をご覧ください!

書き方2|会社都合で退職した場合の退職理由の書き方

会社都合で退職した場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
令和元年 8月 会社都合により退職

倒産・リストラなど、会社の都合で退職した場合は「会社都合により退職」と書きましょう!

具体的には、次のような場合が「会社都合退職」となります。

会社都合退職になる場合
  • 会社が「倒産」した場合
  • 会社に「解雇」された場合
  • 会社に「退職勧告」をされた場合
  • 会社で「大量離職」が起こった場合

※大量離職とは:職場で1か月に30人以上の離職を予定している場合、または被保険者の1/3を超える人員が離職した場合

このような場合は会社都合退職になりますが、「懲戒解雇」や「退職勧告後、自ら離職を申し出た場合」に例外となることがあります。

また上記に加え、自分が自己都合退職だと思い込んでいても、実は会社都合退職という場合があります。

その場合は、ハローワークへ相談することで「会社都合退職」と認められる場合があります。

会社都合退職になるのは、次の9点が主なケースです。

会社都合退職になる可能性がある場合
  1. 残業が多かった場合
  2. 残業が多かった場合
  3. 給料が払われなかった、または支払いが遅延した場合
  4. 勤務地が遠くなった場合
  5. 仕事内容が当初の予定と大きく変わった場合
  6. 労働契約書が更新されなかった場合
  7. 職場でパワハラやセクハラがあった場合
  8. 会社が長期休業した場合
  9. 会社の業務が法令に違反していた場合

これらの9点に当てはまる場合は「会社都合退職」と認められる場合があるので、ハローワークへ相談に行ってみても良いでしょう!

佐々木
転職を考えると、会社都合退職はデメリットになる場合が多いので…

自分のキャリアを考慮して相談に行くか決めてくださいね!

会社都合退職について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください!

書き方3|契約期間満了で退職した場合の退職理由の書き方

契約期間満了で退職した場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
令和元年 8月 契約期間満了のため退職

契約期の節目で辞めた場合は、「契約期間満了のため退職」と書きましょう!

契約延長の話を断って退職した場合も、「契約満了のため退職」と書いてください!

契約期間が終わる前に辞めた場合は、自ら辞めたことになるので「一身上の都合により退職」と書きましょう!

書き方4|経歴に空白期間がある場合の退職理由の書き方

退職してから半年以上のブランクがある場合は、その間に行っていたことや状況に応じた退職理由を書きましょう!

なぜなら、長い間ブランクがあると「社会人として働けるのだろうか?」と懸念される場合があるからです。

ブランクがある場合は、状況に応じて次のように退職理由を書きましょう!

ブランクがある場合の書き方

◎病気の療養で退職をした場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
平成30年 8月 病気療養のため退職(9月15日現在完治)

◎資格取得・留学のため退職をした場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
平成30年 8月 一身上の都合により退職
語学習得のためワーキングホリデーにてカナダに1年間留学

◎フリーランスで活動していた場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
平成30年 8月 一身上の都合により退職。以後フリーランスにて活動

特別な理由が無く転職活動が長引いてしまった場合は、無理に理由を付けずに「一身上の都合により退職」としておきましょう。

そのうえで、職務経歴書の自己PR欄などでブランク中に習得を目指したものなど、自己アピールに繋がる体験を書いておくと良いでしょう!


佐々木
ここまで、履歴書の「職歴欄」の退職理由の書き方をお伝えしてきました!

まとめると次の通りです!

退職理由の書き方
  1. 自己都合で退職した場合の退職理由の書き方
  2. 会社都合で退職した場合の退職理由の書き方
  3. 契約期間満了で退職した場合の退職理由の書き方
  4. 経歴に空白期間がある場合の退職理由の書き方
ゆり
退職理由の書き方は、自分の退職した状況によって変わってくるんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

退職理由は、面接官は気にするポイントであり、マイナス評価にも繋がるポイントです。

ですので、ここでお伝えした書き方を参考に、正確な情報を伝えられるようにしましょう!

次に、履歴書の退職理由で意識すべきポイントを紹介します!

好印象を与える!履歴書の退職理由で意識すべきポイント

佐々木
それでは、履歴書の退職理由で意識すべきポイントをお伝えします!

これからお伝えする2つのポイントを押さえることで、

採用担当者に好印象を与える退職理由を書けますよ!

一つ目のポイントは、採用担当者の本音を知っておくことです!

ポイント1|採用担当者の本音を知っておくべき

採用担当者の本音を知っておくことで、退職理由の内容や書き方で転職に不利な状況を避けることが出来ます!

なぜなら、採用担当者が気になる部分を知っておくと、それに合わせて対策が出来るので、マイナス評価を受けづらくなるからです!

具体的に採用担当者は、次のようなポイントをチェックしています。

【職種別】人事がチェックするポイント

◎営業職

  • どのような成果を出しているか
  • 苦労自慢の自己PRではないか
  • どのような学びを得たのか
  • 成果が出たことで満足していないか

◎管理職

  • 幅広い経験を積んでいるか
  • 専門職の仕事だけに留まっていないか
  • 組織への貢献や人材育成などにも携わってきたか

◎技術職

  • 専門スキルの習得に留まっていないか
  • 社会人スキルをどの程度習得しているか
  • 組織への貢献や人材育成などにも携わってきたか

◎販売職

  • 接客スキル以外に、どんな強みがあるか
  • 個人力だけでなく、チーム力をどのように高めてきたか

◎一般事務職

  • 実務能力だけでなく、組織の一員として活躍できるか

このような点を気にしている採用担当者が多いため、これらに関わるエピソードを用意しておくと良いでしょう!

上記のポイントに当てはまるエピソードが無い人は、今やっていることやこれから行っていくための考えなどを話せるようにしておきましょう!

ポイント2|退職理由はポジティブな表現で書くべき

二つ目のポイントは、退職理由をポジティブな表現で書くことです!

実際の退職理由が「人間関係が悪かったから」などのネガティブな内容だったとしても、

履歴書ではポジティブな表現に書き換えましょう!

なぜなら、マイナスな理由の退職理由は、マイナスな評価に繋がる可能性が高いからです!

退職理由を書く場合は、次のようなポイントを押さえて書くと良いでしょう!

退職理由の書き方

◎退職理由を書く時のポイント

  • 応募先の企業・職場で実現したいことは何か
  • 実現したいことに対してどのように取り組んでいるか

◎退職理由の例

  • 〇〇の経験から更なるキャリアアップを図るために、転職を決意しました。
  • 〇〇の仕事に興味を持ち、チャレンジしたいため転職を決意しました。

退職理由は、転職活動の面接では必ずと言ってもいいほど聞かれる質問なので、しっかりと考えておきましょう!

履歴書で書くのを避けたい場合は、応募先からの指定が無い限り記入欄のないJIS規格の履歴書を選ぶと良いですよ!

また、自分が書いた内容に自信がない場合は、転職エージェントに添削してもらうことをおすすめします!

転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削だけでなく、面接やその他の転職活動に関わるサポートを受けることが出来ますよ!

おすすめの転職エージェント
  1. 『リクルートエージェント』
    求人数が転職業界No. 1
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『マイナビエージェント』
    20代/30代の転職実績が豊富!
    【公式】https://mynavi-agent.jp/

履歴書の書き方・転職エージェントについて詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください!


佐々木
ここまで、履歴書の退職理由で意識すべきポイントをお伝えしました!

まとめると次の通りです!

退職理由で意識すべきポイント
  1. 採用担当者の本音を知っておくべき
  2. 退職理由はポジティブな表現で書くべき
ゆり
退職理由は、採用担当者の気持ちを考えて書くのが良いんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

自分からマイナスなポイントを作らないためにも、この2つのポイントを意識しましょう!

次に、具体的な退職理由を書いた方が良い3つのパターンについてお伝えします!

具体的な退職理由を書いた方が良い3つのパターン

佐々木
基本的には、自己都合退職の場合は「一身上の都合により退社」と書けば問題ありませんが、

これからお伝えする状況の場合は具体的な退職理由を書くことをオススメします!

退職理由を書いた方が良いパターン
  1. 転職回数が多い場合
  2. 職歴に一貫性がない場合
  3. 長期間のブランクがある場合

それぞれ詳しく見ていきましょう!

パターン1|転職回数が多い場合

転職回数が多い場合は、採用担当者に「採用後すぐに辞めがちな人」という印象を持たれないように、対策が必要です!

なぜなら、企業は長期的に働ける人を求めているため、すぐに辞めてしまうと思われると採用が遠のく可能性が高いからです。

そのため、納得のいく退職理由を書くことで、少しでもその印象を減らしましょう!

具体的には次の通りです!

転職が多い場合の書き方
平成27年7月 結婚に伴い退職
平成29年11月 出産のため退職
平成30年8月 海外移住に伴い退職
令和元年9月 親の介護に伴い退職

またネガティブな理由で退職した場合は、次のように新しい仕事に挑戦する積極性などの熱意をアピールすると良いでしょう!

転職が多い場合の書き方
  • 令和元年 9月 キャリアアップのため転職
  • 令和元年 9月 他業界へ挑戦するため転職

パターン2|職歴に一貫性がない場合

業種や職種に一貫性が無い場合は、

採用担当者に「知識やスキル、キャリアプランが中途半端なのではないか」と思われないように対策が必要です。

なぜなら、中途採用では即戦力を求めているため、スキルや知識が中途半場だと教育が必要になると懸念される可能性が高いからです。

自分なりに一貫性があって転職している場合は、詳しい説明を職務経歴書に書き、履歴書にでは誤解を与えないように記載しましょう!

具体的には次の通りです。

職歴に一貫性がない場合の書き方

平成30年4月 〇〇株式会社 入社
第2営業部配属にてシステム営業に従事

令和元年9月 プログラマー転身のため退職

パターン3|長期間のブランクがある場合

退職から半年以上時間が経っている場合や、職歴に空白がある場合はその間に何をしていたのか明らかにしておきましょう!

なぜなら、転職期間は長くても2~3か月なので、それ以上期間が空くと採用担当者に質問される場合が多いからです。

また長い間働いていない場合は、採用担当者に「社会復帰できるのか」と心配される可能性があるので、場合に応じて退職理由を書きましょう!

長期間のブランクがある場合の書き方

◎資格の習得のためにブランクがある場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
平成30年 8月 一身上の都合により退職
資格取得のため半年通学

◎病気の療養でブランクがある場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
平成30年 10月 病気治療のため退職(8月31日現在、完治)

※必ず完治した旨も記載すること。完治してから転職活動を行うこと。

◎フリーランスで活動していた場合

平成28年 4月 〇〇株式会社 入社
平成30年 10月 一身上の都合により退職。以後フリーランスにて活動

このように退職理由を具体的に書くことで、採用担当者が抱く不安を最小限にすることが出来ます!

履歴書に書けるのは、一行で収まる程度の簡単な内容のみなので、詳しい説明やアピールは志望動機や職務経歴書に書くようにしましょう!


佐々木
ここまで、退職理由を書いた方が良い3つのパターンについてお伝えしてきました!

まとめると次の通りです!

退職理由を書いた方が良いパターン
  1. 転職回数が多い場合
  2. 職歴に一貫性がない場合
  3. 長期間のブランクがある場合
ゆり
このような状況の人は、退職理由を書いた方が良いんですね!
佐々木
そうなんです!

この3つのパターンの場合は、マイナスな印象を持たれやすいので…

面接でもしっかりと説明できるように準備しておきましょう!

次に、履歴書の職歴欄以外に退職理由を記載する場合のコツをお伝えします!

履歴書の職歴欄以外に退職理由を記載する場合のコツ

佐々木
退職理由は職歴欄に書くのが一般的ですが、退職理由欄や志望動機欄に書くこともあります!

その場合は、これからお伝えするコツを押さえておきましょう!

それでは、一つ目のコツからお伝えします!

コツ1|履歴書に退職理由の欄が設けられている場合

退職理由欄付きの履歴書を使う場合は、退職理由欄に直近で辞めた会社の理由を書くようにしましょう。

まだ在職中の場合は書くことが無く空欄になってしまうので、退職理由欄の無い履歴書を用意しましょう!

退職理由欄には、職歴欄に書ききれなかった退職理由を、分かりやすく具体的な内容で書いていきます。

採用担当者が読んで納得できる内容が良いですが、前職に対しての不満などのネガティブな内容は書かないようにしましょう。

「自分のキャリアを伸ばすため」「スキルアップ」といった前向きな理由で、採用担当者を納得させられるように内容を考えましょう!

ただし、病気や出産などが退職理由の場合は、そのことをそのまま書いて問題ありません。

退職理由の例
  • 前職では、〇〇という商品を担当し、△△という実績を上げました。
    この度、前職での経験を生かして新しい分野に挑戦したいと考え、退職いたしました。
  • 前職では、〇〇という業務を担当していましたが、病気の治療のために退職いたしました。
    現在は完治しており、業務にも支障が無い状態に回復したため、これまでの経験を活かして御社の**職に挑戦したいと考えております。

このように、退職理由は志望動機に繋がる内容になるので、職歴や志望動機と矛盾しない内容になるように気を付けましょう!

佐々木
退職理由が書きづらい人は、退職理由欄の無い履歴書を使うことをオススメします!

コツ2|退職理由を志望動機欄に書く場合

志望動機欄に退職理由を書く場合は、納得感のある志望動機にするための根拠として退職理由を書きましょう!

なぜなら、志望動機は採用担当者に「自分がその企業に応募した理由を納得させること」が目的のため、退職理由は補足事項になるからです。

そのため、志望動機には「自分のスキル・経験」と合わせて、

「転職しようと思った理由(退職理由)」と「その企業に惹かれた理由」を説明することが大切です!

簡単な志望動機を考えるためには、次のように考えると良いです!

志望動機フォーマット
  1. 【自分の経験やスキル】
    私は前職で( )という経験をしました。
  2. 【退職理由】
    今回( )という理由から、退職を決意しました。
  3. 【惹かれた理由】【自分が実現したいこと】
    貴社の( )に魅力を感じ、( )をしたいと思いました。
  4. いち早く貴社に貢献できるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。

志望動機はなるべく具体的な方が良いので、先ほどのフォーマットで考えた後に具体的なエピソードを話せるように考えておきましょう!


佐々木
ここまで、退職理由を記載する場合のコツをお伝えしました!

まとめると次の通りです!

退職理由を記載する場合のコツ
  1. 履歴書に退職理由の欄が設けられている場合
  2. 退職理由を志望動機欄に書く場合
ゆり
履歴書では、職歴欄以外にも退職理由を書く場合があるんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

しかし、退職理由を書くことは必須ではないので、状況に合わせて履歴書を選ぶようにしましょう!

次にに、面接で退職理由を伝える際のポイントをお伝えします!

面接で退職理由を伝える際のポイント

佐々木
最後に、面接で退職理由を伝える際のポイントを紹介します!

退職理由は面接で必ず聞かれる質問なので、マイナスな印象を持たれないようにしましょう!

退職理由を伝える際のポイント
  1. 退職理由は具体的に正直に話す
  2. 前職の悪口は絶対に言わない
  3. 福利厚生や待遇面の話はしない
  4. 自信を持って堂々と話す
  5. 応募先と関係ない退職理由を用意する

それでは1つずつ詳しく説明していきます!

ポイント1|退職理由は具体的に正直に話す

退職理由は、なるべく具体的に正直に話すことが大切です。

なぜなら、世間に出回っている転職理由をそのまま話しても、上辺だけの話に聞こえ説得力が無くなってしまうからです。

ネガティブな退職理由をそのまま話すのはネガティブな評価に繋がってしまいますが、なるべく本心で正直に話そうとする姿勢が大切です。

退職理由の例を参考にする場合は、自分の考えや感じ方に近いものを選び、自分の言葉に直して話すようにしましょう!

自分の言葉で正直に話す姿勢が伝われば、面接官に好印象を持ってもらうことが出来ますよ!

ポイント2|前職の悪口は絶対に言わない

選考時は、これまで関わってきた会社に関わる悪口や不満を言うのはやめましょう。

なぜなら、選考の場で悪口や不満を言うと、「陰で悪口をいう人」「勤務態度が悪そう」など、悪い印象を持たれる可能性が高いからです。

面接は文句や悪口をいう場ではないので、退職理由が誰が聞いてもひどい場合などでも、なるべく非の無い言い方をしましょう。

ポイント3|福利厚生や待遇面の話はしない

退職理由が「有休がとれない」「給与が低い」といった福利厚生や待遇面が問題だった場合でも、

選考時はなるべく福利厚生や待遇面の話をしないようにしましょう。

なぜなら、退職理由を福利厚生や待遇面にしてしまうと、

「福利厚生が良いからこの会社に入社したいのでは?」と、悪い印象を持たれる可能性が高いからです。

福利厚生や待遇面が転職に大きく関わることは事実ですが、

福利厚生や待遇面がきっかけの場合も、これまでお伝えしたようにポジティブな内容で説明できるように考えておきましょう!

ポイント4|自信を持って堂々と話す

面接時は、退職理由も自信を持って堂々を話をするようにしましょう!

なぜなら、自信なく退職理由を話すと、

「退職に後悔しているのでは?」「本音と違うことを話しているのでは?」と疑われる可能性があるからです。

次のステップに進むために転職を行うはずなので、転職理由も自信を持って堂々と話すようにしましょう!

佐々木
自信を持って話すと、言葉にも説得力が増すので、面接官に好印象を与えやすくなりますよ!

ポイント5|応募先と関係ない退職理由を用意する

退職理由は、応募先の企業と関係のない理由を用意しましょう。

なぜなら、応募先の企業でも起こる可能性のある理由だと、同じ理由ですぐ退職する可能性があると思われるからです。

退職理由に「新しいことにチャレンジできない社風だった」と書いた場合、応募先が昔ながらのやり方を重視する企業だと良く思わないでしょう。

そのため、応募企業に重なりそうな理由や「評価基準が明確でない」など一般社員では把握できない内容を理由にするのは避けましょう。

このような問題を避けるためにも、転職先の企業について事前に調べることが大切です!

佐々木
「転職会議」などの口コミサイトや転職エージェントを使うと、企業の情報収集がしやすいですよ!
おすすめの口コミサイト

佐々木
ここまで、退職理由を伝える際のポイントをお伝えしました!

まとめると次の通りです!

退職理由を伝える際のポイント
  1. 退職理由は具体的に正直に話す
  2. 前職の悪口は絶対に言わない
  3. 福利厚生や待遇面の話はしない
  4. 自信を持って堂々と話す
  5. 応募先と関係ない退職理由を用意する
ゆり
面接では、このポイントに気を付けることが大切なんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

退職理由は、マイナスな印象を持たれることが多いポイントなので、事前に対策しておきましょう!

退職理由の書き方を理解し、印象の良い履歴書を提出しよう!

佐々木
今回は、退職理由の書き方に関して疑問を持っている方に向けて、

退職届の書き方好印象を与えるために意識すべきことなどをお伝えしました!

まとめると次の通りです!

まとめ
  • 退職理由は具体的な理由を添えて書くことが大切
  • 退職理由からネガティブな印象を持たれないように対策が必要
  • 状況によって退職届の書き方を変えることが大切
ゆり

ありがとうございます!

退職理由の書き方に関する疑問が解消できました!

佐々木

よかったです!

面接官に好印象を持ったもらえる退職理由を伝えられるように祈っています!