失業保険は自己都合の場合3ヶ月後?受給資格&最短で受給する手続き方法

失業保険は自己都合の場合3ヶ月後?受給資格&最短で受給する手続き方法

この記事では、「失業保険の給付はいつ始まるの?」と疑問を持っている人に向けて、

『自己都合退職の失業保険の待機期間』や、『正しい失業手当の受給方法』などをお伝えしていきます!

失業保険の受給資格があるのであれば、確実に受け取るためにも、しっかりと制度を理解しておく必要があります。

この記事を最後まで読めば、失業保険の待機期間や受給方法が分かり、損することなく失業手当を受け取れますよ!

ジャンプできる目次

この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

転職nendo編集チーム

Nendo Editer Team

チーム情報

元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
転職nendo編集チームメンバーページ

失業保険の給付は自己都合退職の場合3ヶ月後から!

転職エージェントの佐々木
佐々木

まずは、失業保険を受給するまでの待機期間についてお伝えします!

失業保険は、仕事を辞めてすぐに貰えるわけではないので確認しておきましょう!

自己都合退職の場合、失業保険の給付が始まるのは、離職票をハローワークに提出し、

失業保険の給付申請をした日から7日間の待機期間後、さらに3ヶ月の給付制限期間を経てから給付が始まります。

そのため、失業保険の給付は退職後すぐに始めるのではなく、1回目の給付が退職してから約100日後となるのです。

また、退職理由によって給付制限期間や受給できる日数も変わってくるので注意しておきましょう。

転職エージェントの佐々木
佐々木
具体的に、自己都合退職というのは次のようなケースのことを指します。
自己都合退職の例
  • 転職
  • 結婚などに伴う引っ越し
  • 妊娠・出産
  • 家族の介護
  • 懲戒解雇

なお、会社都合の退職であれば、失業保険の給付申請後7日間の待機期間を経て、3ヶ月を待たずにすぐに給付が開始されます。

自己都合退職と会社都合退職では、給付制限期間が大きく変わるので知っておきましょう。

転職希望者のゆり
ゆり
自己都合退職の場合は、退職から約100日後に失業保険の給付が始まるんですね。
転職エージェントの佐々木
佐々木

そうなんです。

申請が遅くなればなるほど、退職日からの日数は長くなるので、

なるべく早く申請を行うためにも、この記事を通して、失業保険の受給方法を理解していきましょう!

失業保険の給付制限期間について

なお、2020年10月1日より失業保険の給付制限期間が変更になります。

具体的には、7日間の待機期間はそのままで、3ヶ月の給付制限期間が「2ヶ月」に変更されることになりました。

そのため、2020年10月1日以降に失業保険の給付申請をする方は、給付制限期間が従来よりも短くなります。

不明点は、ハローワークや各都道府県の労働局にお問い合わせください!

全国ハローワークの所在案内は”こちら

なお、失業保険の受給期間については次の記事で詳しく説明しているので参考にしてください!

次の章では、失業保険を受給するための資格についてお伝えします!

知っておくべき!失業保険を受給するための資格とは

転職エージェントの佐々木
佐々木

それでは、失業保険を受給するための資格についてお伝えします!

そもそも失業保険を受け取れる資格が自分にあるのか確かめておきましょう。

失業保険の受給資格
  1. 12ヶ月以上雇用保険の加入しているか
  2. 心身ともに健康で就職活動をしているか

それぞれの受給資格についてお伝えします!

受給資格1:12ヶ月以上雇用保険の加入しているか

失業保険を受給するためには、一定期間以上、雇用保険に加入していることが必要です。

具体的に、自己都合退職の場合は、雇用保険に12ヶ月以上加入していることが条件となります。

また、会社都合退職の場合は、6ヶ月以上雇用保険に入っていることが条件です。

1年間普通に働いていれば問題ないと思いますが、雇用形態などを変更したことがある人は、保険の加入期間に注意しておきましょう。

転職エージェントの佐々木
佐々木
離職日以前の2年間の間で、通算12ヶ月以上の雇用保険加入期間があれば、問題ありませんよ!

受給資格2:心身ともに健康で就職活動をしているか

もう一つの失業保険の受給資格は、心身ともに健康で就職活動をしているかという条件です。

具体的には、就職できる能力を持っているかどうかを、ハローワークで認定されることが必要になります。

失業保険を受給するには、最低でもハローワークに3回行き、就職活動を行ったり、就活の状況を報告する必要があります。

1度就職活動を行えば良いというものではなく、継続して就職活動を行わないと、失業保険は貰えません。

転職エージェントの佐々木
佐々木
失業保険を受け取るには、就職活動をしながら、ハローワークに何度も行く必要がありますよ!

転職エージェントの佐々木
佐々木
以上が、失業保険を受給するための資格です!
失業保険の受給資格
  1. 12ヶ月以上雇用保険の加入しているか
  2. 心身ともに健康で就職活動をしているか
転職希望者のゆり
ゆり

この2つの条件を満たしていれば、失業保険を受給できるんですね!

転職エージェントの佐々木
佐々木

そうなんです!

仕事を辞めた人全員が失業保険を受け取れるわけではないので、受給資格を満たしているか確認しておいてくださいね!

次の章では、失業保険を受給できない自己都合退職者のケースを紹介します!

失業保険を受給できない自己都合退職者のケース

転職エージェントの佐々木
佐々木

それでは、失業保険を受給できない自己都合退職者のケースを紹介します!

次のことに当てはまる人は、失業保険を受給できないので要注意です。

失業保険を受給できないケース
  1. 雇用保険の加入期間が足りない
  2. 副業をしていて収入がある
  3. 年金を受給している
  4. 就職・転職活動をしていない
  5. 倒産・解雇・契約解除での退職

それぞれのケースについてお伝えします!

ケース1:雇用保険の加入期間が足りない

先ほどもお伝えした通り、失業保険を受け取るためには、12ヶ月以上雇用保険に加入しておく必要があります。

そのため、雇用保険加入期間が足りない場合は、失業保険を受給できません。

なお、前職で雇用保険に加入していた場合は、退職日から次の会社への就職日が1年以内など、一定の条件を満たしていれば、

通算の雇用保険加入期間が認められ、失業保険が受けられます。

転職エージェントの佐々木
佐々木
失業保険を受け取りたいと思っているなら、雇用保険の加入期間に注意しながら、退職手続きを進めるべきですよ。

ケース2:副業をしていて収入がある

前職で雇用保険に12ヶ月以上加入していても、退職後副業を継続しており、一定の収入があれば、失業保険をもらえません。

失業保険は、仕事を失い収入が無くなった人のための給付金で、わずかでも収入がある場合は、受け取れないケースがあります。

ただ、次のような条件に当てはまれば、副業をしながらでも失業保険が受給できます。

失業保険が受け取れるケース
  1. 副業の労働時間が1日4時間未満
  2. 副業の賃金を減額する
転職エージェントの佐々木
佐々木

副業の賃金を減額して失業保険を受給する場合、1日の賃金が失業保険1日の支給額の80%を超えてはいけません。

細かい条件もあるので、一度ハローワークで確認することをおすすめします!

ケース3:年金を受給している

年金受給者も失業保険の申請を行えます。

しかし、60〜64歳の場合、失業保険を受給すれば、「特別支給の老齢厚生年金」が受給できなくなります。

なお、65歳以上が対象になる「老齢厚生年金」の場合は、失業保険と同時の受給が可能です。

65歳以上が給付できる失業保険は、高年齢者給食給付金と呼ばれる一時金になっており、給付される額も小額になっています。

転職エージェントの佐々木
佐々木
60〜64歳の人は、特別支給の老齢厚生年金を受け取るためには、失業保険を受けるべきではありませんよ。

ケース4:就職・転職活動をしていない

失業保険は、働く気持ちがある人のサポートするための給付金とも考えられています。

そのため、就職や転職活動を行っていない人は、原則失業保険を受給できません。

具体的には、結婚して専業主婦になったり、出産で退職する人や、病気や怪我で働けない人などは、失業保険を受け取れません。

ただし、すぐに受給できなくても、妊娠や出産、病気などの時は失業保険の受給期間の延長が行えます。

転職エージェントの佐々木
佐々木

人によって、やるべきことは変わってくるので、ハローワークに確認して、必要な手続きを行っておきましょう!

ケース5:倒産・解雇・契約解除での退職

倒産や解雇、契約解除などで退職した時は、自己都合退職としては失業保険を受給できません。

しかし、有期雇用契約で3年以上雇用されていた状態で、倒産や解雇で仕事を失ったのであれば、会社都合退職として失業保険が受け取れます。

契約途中の解雇や雇い止めなどのケースも、同じく会社都合退職となります。

会社都合退職として失業保険を受け取る場合には、雇用保険の加入期間が6ヶ月以上あれば、受給資格者として認定されます。

転職エージェントの佐々木
佐々木
急な離職で次の仕事がない場合でも、自己都合でなくとも、会社都合退職として失業保険が受給できますよ!

転職エージェントの佐々木
佐々木
以上が、失業保険を受給できない自己都合退職者のケースです!
失業保険を受給できないケース
  1. 雇用保険の加入期間が足りない
  2. 副業をしていて収入がある
  3. 年金を受給している
  4. 就職・転職活動をしていない
  5. 倒産・解雇・契約解除での退職
転職希望者のゆり
ゆり
こういったケースの人は、失業保険を受給できない可能性があるんですね。
転職エージェントの佐々木
佐々木

そうなんです。

細かい条件が設定されているので、気になる人はハローワークや労働局に問い合わせてみることをおすすめします!

最寄りのハローワークは、次のページでお探しください!

ハローワークの情報

次の章では、失業保険を受給するまでの正しいステップを紹介します!

失業保険を受給するまでの正しい5つのステップ

転職エージェントの佐々木
佐々木

ここから、失業保険を受給するまでの正しいステップを紹介します!

退職日ではなく、申請から約100日後に受給が始まるため、なるべく早く申請を行うのが大切ですよ!

失業保険を受給するためのステップ
  1. 離職証明書と離職票を受け取る
  2. ハローワークで失業保険の申請をする
  3. 雇用保険受給者説明会に参加する
  4. 失業認定日に就職活動の報告をする
  5. 失業手当の給付が始まる

それぞれのステップについてお伝えします!

ステップ1:離職証明書と離職票を受け取る

仕事の退職が決まると、離職証明書と離職票の2つの書類を受け取ります。

まずは、会社から離職証明書が発行され、離職理由などの記載が間違っていないか、退職者本人に確認を求められます。

内容が間違っていなければ、退職者本人が、署名捺印を行い、離職日の翌日から10日以内に会社が離職証明書と添付書類をハローワークに提出します。

ハローワーク側は、提出された書類を確認し、雇用保険被保険者離職票を会社宛に発行し、その後退職者本人に渡されます。

転職エージェントの佐々木
佐々木

手渡しまたは郵送で届けられる書類が、離職票となります。

失業保険時を受給するために必要なので、大事に保管しておきましょう。

ステップ2:ハローワークで失業保険の申請をする

会社から離職票を受け取ったら、最寄りのハローワークに行き、失業手当担当窓口で失業保険の申請を行います。

この時に、失業保険の受給資格があるかどうかを確認されます。

また、ハローワークに行く時には、次の物を持っていく必要があります。

申請時に必要な物
  1. 雇用保険被保険者離職票
  2. 個人番号確認書類(マイナンバーカードなど)
  3. 顔写真2枚(縦3cm×横2.5cm)
  4. 印鑑
  5. 本人名義の普通預金口座
転職エージェントの佐々木
佐々木
窓口では、失業保険受給までの期間の説明などを行ってもらえるので、気になることがある人は、質問してみましょう。

ステップ3:雇用保険受給者説明会に参加する

失業保険の申請が終われば、次は雇用保険受給説明会に参加します。

ハローワークによっても異なりますが、申請手続き後10日前後で行われることが多いです。

説明会の内容は、失業手当を受ける人を対象に、失業保険の内容や今後のスケジュールについて説明が行われます。

雇用保険受給説明会を受ければ、失業手当の受給に必要な雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を受け取ることができます。

転職エージェントの佐々木
佐々木
また、この説明会に参加した時に、1回目の失業認定日の指定も行われます。

ステップ4:失業認定日に就職活動の報告をする

1回目の失業認定日が来たら、ハローワークに行き、今の就職活動の状況を報告します。

失業保険は、働く意欲がある人のための給付金なので、就職活動を継続していなければ、受け取ることはできません。

最低でも1回目の失業認定日までに、最低でも2回以上は就職活動といえる行動を起こしておくのが重要になってきます。

1回目の失業認定日には、2回目の失業認定日の指定が行われます。

転職エージェントの佐々木
佐々木
失業認定日は、1回目以降4週間に1回行われますよ!

ステップ5:失業手当の給付が始まる

2回目の失業認定日から約5〜7日後、指定した口座に失業手当が振り込まれます。

また、これ以降も4週間に1回の失業認定日に出席し、その後5〜7日後に失業手当が振り込まれるという繰り返しになります。

転職エージェントの佐々木
佐々木
このように、失業手当が振り込まれるまでの間、何度もハローワークに行かなければなりませんよ!

転職エージェントの佐々木
佐々木
以上が、失業保険を受給するまでの正しいステップです!
失業保険を受給するためのステップ
  1. 離職証明書と離職票を受け取る
  2. ハローワークで失業保険の申請をする
  3. 雇用保険受給者説明会に参加する
  4. 失業認定日に就職活動の報告をする
  5. 失業手当の給付が始まる
転職希望者のゆり
ゆり

このステップを踏んでいけば、失業保険を受給できるんですね!

転職エージェントの佐々木
佐々木

そうなんです!

やることはたくさんあるので、なるべく早く申請を行い、早く失業手当を受け取れるようにしましょう!

次の章では、自己都合退職で失業保険を受給する時に注意すべきことをお伝えします!

自己都合退職で失業保険を受給する時に注意すべきこと

転職エージェントの佐々木
佐々木

ここから、自己都合退職で失業保険を受給する時に注意すべきことをお伝えします!

受給が開始できたから安心という訳ではありませんよ!

受給時に注意すべきこと
  1. 失業認定日は忘れずにハローワークに行く
  2. 就職・転職活動に認定される活動を理解しておく
  3. アルバイトする時は労働時間や雇用期間に注意する
  4. 虚偽の申請をすれば罰則が科せられる

それぞれの注意点についてお伝えします!

注意点1:失業認定日は忘れずにハローワークに行く

ハローワークで指定される失業認定日は、絶対に忘れてはいけません。

失業認定日は、毎回必ずハローワークに行き、必要な手続きを行いましょう。

万が一、失業認定日を忘れてしまうと、失業保険の受給が1ヶ月後ろ倒しになってしまいます…。

転職エージェントの佐々木
佐々木
失業手当の振り込みがどんどん遅くなってしまうので、失業認定日は忘れてはいけません。

注意点2:就職・転職活動に認定される活動を理解しておく

雇用保険受給説明会でも話があると思いますが、就職や転職活動を認められる活動についても理解しておくべきです!

具体的に、次のような活動であれば就職・転職活動の認定されます。

求職活動に認定されること
  • ハローワークの窓口で求職相談をする
  • ハローワーク主催のセミナーに参加する
  • 実際に求人に応募する
  • 企業との面接を行う

なお、転職サイトや転職エージェントに登録するだけでは、就職や転職活動と認定されないので要注意です!

転職エージェントの佐々木
佐々木
1回の失業認定日までの間に、2回の求職活動が必要となっているので、最低でも2回は、上記の活動を行いましょう!

注意点3:アルバイトする時は労働時間や雇用期間に注意する

失業保険を受給中に、アルバイトをすることは可能です。

しかし、一定の基準を超えた場合は、就労とみなされ、失業手当の減額や停止が行われる場合もあります。

具体的に、就労したとみなされる条件は、次の通りです。

就労とみなされる条件
  1. 1週間の労働時間が20時間以上
  2. 雇用期間が31日以上

この2つの条件を同時に満たした場合、雇用保険への加入が必須となります。

転職エージェントの佐々木
佐々木
反対に言えば、この条件を満たさない内容であれば、アルバイトをしても問題なく、失業手当を受給できますよ!

注意点4:虚偽の申請をすれば罰則が科せられる

もちろんですが、虚偽の申告をすることは絶対にダメです!

失業申告認定書に実際に行っていない求職活動のことを書いたり、自営業や会社役員であることを隠していた場合は、虚偽の申告となります。

虚偽が発覚すれば、失業手当を貰えなくなるだけでなく、罰則も科せられます。

転職エージェントの佐々木
佐々木
具体的に、過去受給した失業手当の3倍の額を返還するよう命じられるので、絶対に虚偽の申告は行わないようにしましょう。

転職エージェントの佐々木
佐々木
以上が、自己都合退職で失業保険を受給する時に注意すべきことです!
受給時に注意すべきこと
  1. 失業認定日は忘れずにハローワークに行く
  2. 就職・転職活動に認定される活動を理解しておく
  3. アルバイトする時は労働時間や雇用期間に注意する
  4. 虚偽の申請をすれば罰則が科せられる
転職希望者のゆり
ゆり

これらのことには注意しておくべきなんですね。

転職エージェントの佐々木
佐々木

そうなんです。

確実に失業手当を受け取るためにも、しっかりとルールや制度は守るべきですよ!

次の章では、再就職手当について解説します!

失業保険は貰わない方が良い?視野に入れるべき再就職手当

転職エージェントの佐々木
佐々木

ここでは、再就職手当についてお伝えします!

場合によっては、失業保険を受給を待つのではなく、再就職手当を貰うことを検討した方が良い場合もありますよ!

再就職手当を貰うにしても、失業保険の申請を行う必要はありますが、ただ失業保険の給付制限期間を待つよりも良いかもしれません。

実際、失業保険を受給するのであれば、3ヶ月の給付制限期間があるので、必然的に3ヶ月間は無収入や収入が少ない期間を作る必要があります。

それであれば、早めに就職活動を行い、再就職手当を貰った方が早く収入が入っていくるという考えもあるのです。

転職希望者のゆり
ゆり
失業手当よりも、再就職手当の方が早く振り込まれるんですね!
転職エージェントの佐々木
佐々木

そうなんです!

再就職手当を貰うためにも、条件が定められているので確認しておきましょう。

再就職手当の受給条件
  • 待機期間終了後、ハローワーク経由の紹介で再就職する
  • 再就職先で1年以上勤務する見込みがある
  • 再就職先で雇用保険の被保険者になる
  • 過去3年以内、再就職手当の支給を受けていない
転職エージェントの佐々木
佐々木
そのほか、細かい条件に関しては、最寄りのハローワークで確認することをおすすめします!
ハローワークの情報

念の為、再就職手当の申請方法もお伝えしておきます!

再就職手当の申請方法
  1. 採用証明書を転職に貰いハローワークに提出する
  2. ハローワークから再就職手当支給申請書または常用就職支度手当支給申請書を貰う
  3. 貰った申請書に必要事項をきゆうし転職先に提出して証明を受ける
  4. 証明済みの申請書を雇用保険受給資格証と一緒にハローワークに提出する

※なお申請期限は就職の翌日から1ヶ月以内となっています。

転職エージェントの佐々木
佐々木
再就職手当の受給資格があるなら、早めに就職活動を行い、手当を貰うことをおすすめします!

次の章では、失業保険に関するよくある質問を紹介します!

【Q&A】失業保険に関するよくある質問まとめ

転職エージェントの佐々木
佐々木
それでは最後に、失業保険に関するよくある質問を紹介します!

気になることがある人は、参考にしてください!

質問1:失業保険における自己都合と会社都合の違いは?

失業保険における、自己都合退職と会社都合退職の違いは、失業手当の給付が始まるタイミングです。

自己都合退職の場合、3ヶ月間の給付制限期間があるのに対して、会社都合退職は、給付制限期間がありません。

そのため、7日間の待機期間後すぐに給付が始まります。

転職エージェントの佐々木
佐々木
基本的に倒産などではない場合は、自己都合退職になりますよ!

質問2:会社に自己都合退職にしてと言われたらどうするべき?

会社から自己都合退職にしてと言われても、素直に応じる必要はありません。

何を言われても拒否して、会社都合の形で退職してください。

自己都合退職と会社都合退職では、給付の制限期間はもちろん、失業手当の支給日数にも大きな違いがあります。

転職エージェントの佐々木
佐々木
給付期間や金額面で損することになるので、断固として拒否してください。

質問3:失業認定日に急用でハローワークに行けない時はどうすべき?

やむを得ない理由がある時は、失業認定日を変更してもらうことが可能です。

そのため、どうしても失業認定日に行けなくなった時は、早めにハローワークに連絡して、事情を説明するようにしましょう。

もちろん、理由によっては変更を受け付けてもらえない場合もあります。

転職エージェントの佐々木
佐々木
また、やむを得ない理由を証明できる書類の提出が求められることもありますよ!

質問4:退職して少し時間が経っていても、離職票は貰える?

退職後、一定期間が経過していても、会社から離職票を受け取ることはできます。

まずは、離職証明書の交付から請求することになるので、なるべく早めに申請を行いましょう。

転職エージェントの佐々木
佐々木
もし会社が離職証明書の交付に応じてくれない時は、ハローワークに相談し、解決してもらうことをおすすめします。

転職エージェントの佐々木
佐々木

以上が、失業保険に関するよくある質問です!

次の記事でも失業保険に関することを書いているので、参考にしてください!

失業保険の制度を理解して、自己都合退職でも損せず給付を受けよう!

佐々木

今回は、失業保険の給付はいつ始まるのか疑問を持っている人に向けて、

自己都合退職の失業保険の待機期間や、正しい失業手当の受給方法などをお伝えしてきました!

まとめると次の通りになります。

まとめ
  • 失業保険は、申請から7日+3ヶ月の給付制限期間を経て給付される
  • 失業保険を受給するには、12ヶ月以上の雇用保険の加入期間が必要
  • 給付制限期間がある分、なるべく早く申請を行うのが良い
ゆり

ありがとうございます!

これらを意識すれば良いんですね!

佐々木

はい!

損をしないために、確実に申請を行い失業手当を受け取ってくださいね!