ハローワークは在職中に登録するべき?デメリットから転職エージェントやサイトと徹底比較

ハローワークは在職中に登録するべき?デメリットから転職エージェントやサイトと徹底比較

この記事でお伝えすること
  • 在職中に登録可能?ハローワークのサポート内容
  • ハローワークを在職中に利用するデメリット
佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です!

在職中に転職活動をしている人の中には…

『ハローワークって国の行政機関だから安心かも…』

『でも、在職中に転職活動って大変だな…

と考えている方も多いのではないでしょうか?

ゆり
やっぱり現職中に転職先を見つけないと不安で…
佐々木
そうですよね、退職してから転職するまでに空白期間があるのが怖い…

と言ったお声はよくお聞きしますね。

そして、在職中のハローワークの利用や転職活動の知識がないと…

『ハローワークで全然良い仕事が見つからない…』

『仕事と転職活動の両立が大変で体調を崩してしまう…』

といったことになる危険性も…。

ゆり
やっぱり、退職をせずに在職しながらの転職活動って大変なんですかね?
佐々木
たしかに、現職と就職活動の両立は大変ですが…

しっかりポイントやコツを抑えば、問題ありませんよ!

実際に私がサポートしてきた多くの人が、在職中に転職活動を成功させています!

この記事では、これまで500人以上の転職者希望者を成功に導いた私が、プロの経験を元に…

『ハローワークの在職中の登録や利用』『現職中の転職活動のコツ』について書いていきますね。

記事を読み進める前に…

転職を考え始めたら、まずは転職エージェントに「話を聞いてもらう」のがおすすめです。

転職エージェントは完全無料で利用できて、非公開の優良求人を紹介してくれるので、あなたに合った仕事がきっと見つかりますよ!

ただし、今後は不景気の影響で求人数が減少してしまう可能性があります。少しでも転職を考えているなら、今のうちに、まず一度相談だけでもしてみましょう。

過去30日間の登録者数671人!

※現在は電話やWebで転職相談が可能です。

この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

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Nendo Editer Team

チーム情報

元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
転職nendo編集チームメンバーページ

そもそもハローワークって?在職中でもハローワークは登録可能!

ゆり
あの〜、ハローワークって在職中に登録することは可能なんですか?
佐々木
はい!ハローワークは退職をせずに働きながら利用することが可能ですよ!

厳密に言うと…

在職中でも、一部のサービスを除いてハローワークを利用することが可能ですよ!

ここではサクッとハローワークを紹介していきますね。

そもそもハローワーク(公共職業安定所)とは?

ハローワーク(公共職業安定所)は厚生労働省が運営する“お仕事探しを全面的にサポートしてくれる”機関です。もちろん無料です。

実際にハローワークのサービス内容を見てみると…

ハローワークのサービス内容
  • 求人情報の紹介
  • 就職相談窓口における相談
  • 職業訓練に関する相談
  • 履歴書や職務経歴書の添削やサポート
  • 面接対策の実施
  • 企業への紹介状の発行
ワンポイント!
ハローワークはこんな機能も!

雇用保険制度の窓口としてもハローワークは機能していて、雇用保険に関する手続きや失業等給付の受給についての手続きを行えます。

詳しくは下の公式HPよりどうぞ!
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_guide.html

在職中だと紹介状が発行されない求人がある場合も

先程、在職中でも一部のサービスを除いてハローワークを利用することが可能と申し上げましたが…

ハローワークの在職中の利用の場合、企業によっては紹介状を書いてもらえないケースがあることも覚えておきましょう。

ハローワーク側からすると、『退職をしていない人=本当に転職をするかわからない人』と見なされ、一部の企業には応募できない場合があります。

実際にハローワークの公式HPに…

次の下線部のように記載されていることからも、在職中でも利用はできるが、求人によっては紹介できない場合もあることがわかりますね。

Q4.在職中なのですが、求職登録はできるのですか。

A4.ハローワークでは在職者の方でも求職申込をしていただき職業相談・職業紹介を行っております。ただし、退職の時期がはっきりしていない場合などには、求人企業の方や現在お勤めの会社等との無用なトラブルを避けるため、配慮が必要となる場合がありますので、ご留意ください。

なお、ハローワークインターネットサービスでは、ハローワークで記入していただく求職申込書(手書き)の内容を、事前に入力して仮登録することができます。求職登録の手続きについては求職申込み手続きのご案内をご覧ください。

引用:https://www.hellowork.go.jp/help/question02.html

ゆり
なるほど!それでは、基本的にはハローワークは在職中でも登録はできるってことなんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

ハローワークが在職中でも利用でき、無料で転職活動のサポートをしてくれるのですが…

実はハローワークは良いことばかりではありません!

次は在職中の転職活動において、ハローワークの利用は実際にどうなのか?という点についてお伝えしてきますね。

在職中にハローワークで転職活動をするべきなのか?

ゆり
先程、ハローワークは良いことばかりではないと言われていましたが、実際にどうなんですか?
佐々木
そうですね、結論から言ってしまうと…

在職中にあえてハローワークに登録する必要はありません!

在職中の転職活動の特質とハローワークのデメリット面を考えると…

どうしてもハローワークの利用をオススメできないからです。

それでは『なぜ在職中のハローワークがオススメできないか』を解説していきますね。

在職中のハローワークがおすすめできない理由|デメリットについて

ハローワークのおすすめできない具体的な点は下の3つです。

ハローワークのデメリット
  1. 求人の質は高いとは言えない
  2. 転職活動のサポートの質にバラツキが大きい
  3. 手続きや応募までに時間がかかる

それでは1つずつ見ていきましょう。

デメリット(1):掲載されている求人の質は高いとは言えない

1つ目のデメリットは、掲載されている求人の質が高いとは言えないことです。

もう少し具体的に言うと、次の特徴があります。

ハローワーク求人の特徴
  • 中小企業の掲載が多く大手企業は少ない
  • 求人票の内容と実際の雇用条件が違う場合がある
  • 在職中だと応募できない求人もある

上記の特徴がある背景としては、ハローワークに無料で掲載ができるからです。

そのため、掲載求人数は約66万件と多いんです。

しかしその分、労働条件が良い企業も悪い企業も多くあります。

実際の体験談を見てみると次の通りです。

評判口コミ
ハローワークの求人票には、昇給、賞与は本人の成績、勤務評価により決定します。とありましたが、どうやらここ10年は昇給されてないそうです。賞与は支給されているようですが、少ないと聞きました。

引用:Yahoo!知恵袋

評判口コミ
今日労働契約書をもらいました。内容を確認してみると、賃金に関する事項のところに、『基本賃金:職務給120000円、評価給40000円』となっていました。これは職務給=基本給と考えるなら求人票と違いがあると言うことでいいのでしょうか?

引用:Yahoo!知恵袋

ゆり
実際にこんな口コミ評判もあるんですね…
佐々木
もちろん、優良な求人も掲載はされていますが…

実際に求人票と内容が違う可能性があることは知っておきましょう!

デメリット(1)
ブラック企業の募集もあり求人の質が高いとは言えない

デメリット(2):転職活動のサポートの質にバラツキが大きい

2つ目のハローワークのおすすめできない点は…

職員のサポートの質にバラツキがある点で、理由としては大きく2点あります。

理由
  1. ハローワークの職員の雇用形態
  2. 民間企業ではなく行政機関

1つ目の理由が、ハローワークの職員は正規雇用の職員だけでなく、非正規雇用や臨時職員など公務員も勤めているからです。

そのため、民間企業への転職をしたことがない人が転職や仕事探しのサポートをするということになります。

職員のサポートの質にバラツキがある2つ目の理由は…

ハローワークは民間企業ではなく行政機関という点です。

民間の転職をサポートする企業(転職エージェント)は募集企業から仲介料をもらっているため、求人やサポートの質が高めるために予算が使えますが…

ハローワークはそうでうないからです。

実際に丁寧に転職サポートをしてくれる職員さんもいますが、そうでない方も実際にいるので注意が必要です。

デメリット(2)
ハローワークの職員によってサポートの質にバラツキがある

デメリット(3):手続きや応募までに時間がかかる

基本的に、ハローワークの利用は手続きや応募までに時間がかかると、事前に知っておきましょう。

窓口が混んでいたり、営業時間(利用時間)も限られているためです。

実際に応募したい求人があった際に、紹介状を発行してもらわなければいけないのですが…

紹介状を発行するのに混んでいれば1時間以上待たなければいけません

そのため、在職中で時間がない中で転職活動をする人はにはあまりおすすめができません。


ここでも一度ハローワークのオススメできない点を振り返っておきましょう。

ハローワークのデメリット
  1. 求人の質は高いとは言えない
  2. 転職活動のサポートの質にバラツキが大きい
  3. 手続きや応募までに時間がかかる
ゆり
うーん、こうやってみると確かに、在職中で時間がない中でハローワークを利用するのは少し面倒な気がしてきました…
佐々木
おっしゃる通りです。

既に退職をして時間に余裕のある人でしたら、ハローワークをおすすめすることができるのですが…

そのため、次はハローワーク以外で、在職中に転職活動を成功させる方法について解説してきますね。

デメリット(3)
スピード感のある転職をすることが難しい

時間が無い、在職中の転職活動だからこそ転職エージェントやサイトがおすすめ!

在職中の転職活動でオススメしたいことは…転職エージェントや転職サイトを利用することです。

そのため、ハローワークは、転職エージェントでも上手くいかなかった際の最終手段として利用しましょう!

現職が忙しい人にこそ、転職エージェントで効率的に仕事を探そう

大きな理由としては、下記のようなメリットが転職エージェントにはあるからです。

メリット
  1. 求人の質が一定で大手企業の求人数が多い
  2. スピード感をもって転職をすることができる
  3. 転職活動のサポートが手厚い

もちろん、大手企業の求人が多かったり、スピード感を持って転職活動ができることは魅力的ですが…

この中でも特に転職サポートが手厚いことが重要なんです!

なぜ転職活動のサポートの質が重要になってくるかというと…

転職活動にはたくさんのステップがあり、転職サポートの質によって転職の成功の可否が大きく変わってきてしまうからです。

実際に、転職エージェントを利用した場合、これだけのステップが発生します。

STEP.1
WEBサイトから転職エージェントに登録
転職エージェントに登録をするゆり

担当コンサルタントから面談の日程調整の打診を受けるためにも、丁寧に情報を入力しましょう。

STEP.2
登録後、コンサルタントと面談の日程調整をする
転職エージェントとキャリア面談の日程調整をするゆり

メールや電話で担当コンサルタントから連絡が届きます。

STEP.3
担当コンサルタントと面談
転職エージェントからキャリア面談を受けるゆり

あなたの転職に対する希望条件、及び職歴(キャリア)についてヒアリングが実施されます。

STEP.4
担当コンサルタントから求人提案を受ける
転職エージェントから求人提案を受けるゆり

ここで非公開求人や、企業情報を知ることができます。 

STEP.5
履歴書や職務経歴書の添削、及び面接対策の実施
キャリアアドバイザーから履歴書の添削や面接対策を受けるゆり

基本的に、全部無料で受けることができます。

STEP.6
希望する企業への応募(書類選考)
志望する企業に書類選考を応募するゆり

早ければ3日、だいたい1週間〜2週間程で選考結果が出ます。

STEP.7
書類選考の通過後、希望企業の面接を実施
選考活動で面接を頑張るゆり

ここでいよいよ面接です。しっかり担当コンサルタントからアドバイスをもらいながら進めていきましょう。 

STEP.8
内定獲得後、コンサルタントに給与交渉・入社日等の調整をしてもらう
内定を獲得して転職を成功させたゆり

給与交渉も転職エージェントがやってくれるので、あなたの希望をしっかりお伝えしましょう。 

ゆり
えっ…!

転職エージェントってこんなにサポートしてくれるんですね!

佐々木
実はそうなんです!

転職を成功させるうえで、転職エージェントのサポートの存在はかなり大きいんです!

だからこそ、時間がない在職中の転職活動では、転職エージェントを利用することがオススメなんです。

そこで、次はおすすめの転職エージェントをピックアップしてみました。

在職中に転職活動におすすめの転職エージェントを紹介

佐々木
ズバリ、在職中の転職活動に一番おすすめの転職エージェントは『パソナキャリア』です!

在職中の転職活動におすすめの『パソナキャリア』とは?

パソナキャリア

『パソナキャリア』は人材派遣領域でトップクラスのパソナグループが運営している転職エージェントです。

サポート体制は業界No.1と言われているため、在職中で時間が無い人の転職におすすめです。

また、他社と違い、官公庁受託実績が豊富にあり、社会貢献にも力を入れていることからも、サポート体制に定評があります。

実際に、業界ごとに専門コンサルタントがいて、質の高いキャリア面談を受けることができます。

ゆり
業界ごとに専門のコンサルタントがいるなら安心できそうですね!
佐々木
そうですね。

また、500人の方を対象に行った転職エージェントの評判・口コミ調査からも、

サポートの手厚さはダントツという意見が多数見受けられました。

パソナキャリアはサポート体制も業界トップクラスなので、転職に不安のある人にオススメです。

公式サイトから登録する

『パソナキャリア』と併用するべき2つの転職エージェント

doda

業界No.2のパーソルキャリア(旧、インテリジェンス)が運営する転職エージェントです。求人を多く保有しているので、あらゆる選択肢を知りたい人にオススメです。


佐々木
ここでご紹介した転職エージェントをまとめておきますね!
在職中の転職におすすめ
ゆり
わかりました!

これらの転職エージェントから選べば間違いないってことですね!

ちなみに登録するのは1社でいいんですか?

佐々木
いい質問ですね。

失敗の確率を大幅に下げるためにも、転職エージェントは1社ではなく複数登録すべきです!

複数登録すべき理由
理由は下記の2点です。

  1. 優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえる可能性が高くなる
  2. 自分にあった求人と出会える可能性が高くなる

もしあなたが1社にしか登録しなかった場合…

知らずのうちに優秀とはいえないキャリアアドバイザーに転職活動を頼って、損してしまうおそれがあります。

「希望の条件には合わない求人ばかり紹介される…」

「連絡が返ってくるのが遅い」

と、転職が遠回りになるリスクも…。

また、キャリアアドバイザーとの相性も転職活動が成功するかどうかを左右します。

転職成功のポイントは、実際に複数のエージェントでキャリア面談を受け、あなたに最適なキャリアアドバイザーを見つけることです!

在職中の転職活動の注意点!ハローワークを利用すると『ばれる』?

佐々木
ここでは、もし転職エージェントを利用して上手くいかず…

ハローワークを利用する際に知っておきたいポイントをまとめてみました。

まず、退職せずにハローワークや転職エージェント・サイトを利用すると、今働いている会社に「ばれる」と心配される人が多くいますが、

安心してください、現職にバレる可能性はほとんどありません

許可なく個人情報が公開されることはまず無いからです。

実際にハローワークの公式ページを見てみても、下記のようなことが記載されています。

個人情報保護方針について
当ホームページで収集した、求職者及び事業主にかかる個人情報については、法令に従い、ハローワーク業務の目的の達成に必要な範囲で収集し、その目的の範囲内でこれを保管し、ハローワーク自らが利用します。

これらの情報については、法令に基づく場合を除き、本人の同意なしに第三者に提供いたしません。

引用:https://www.hellowork.go.jp/info/privacypolicy.html

佐々木
そのため、在職中のハローワークの利用は、ばれることはほぼ無いですよ!

次は実際にハローワークを利用するにあたって注意するべき点をご紹介していきますね。

ハローワークを利用するときのポイント

ハローワークを利用する際に知っておきたいポイントをまとめると下の3点になります。

ポイント
  1. 退職期日を仮でもいいので決めておく
  2. ハローワークの営業時間をしっかり確認する
  3. 相談内容を明確にしておく

特に3番目の相談内容を明確にしておくことはとても重要です。

というのもハローワークは転職エージェントと比べると積極的にはサポートをしない傾向が強いため…

あなたの希望や相談内容を明確にしておく必要があるからです。

佐々木
実際にハローワークに相談されてから、私に転職相談をしてくださった人がいましたが…

『こんなに丁寧に相談や希望を聞いてくるんですね!』と驚かれたこともあります(笑)

そのため、もし転職エージェントではなくハローワークへ行く際は相談内容を明確にしておきましょう。

まとめ|在職中ならハローワークより転職エージェントがおすすめ

在職中は、忙しい中でも効率的に転職活動ができるようにまずは転職エージェントを使いましょう!

ハローワークの利用は転職エージェントで上手くいかなかった時に登録するイメージでOKです。

ここでもう一度内容をおさらいしておきましょう。

エージェントのメリット
  1. 求人の質が一定で大手企業の求人数が多い
  2. スピード感をもって転職をすることができる
  3. 転職活動のサポートが手厚い
在職中におすすめのエージェント
佐々木
あなたが良い転職を実現できるように応援しています!