こんにちは!現在フリーランスで活動している岡田拓朗と申します。
私は大手人材会社で3年間営業を軸に、チームリーダーとしてマネジメントや人事業務などを経験した後にベンチャー人材会社に転職しました。
そこでは面談やセミナーなどを通して、新卒向けの就職活動支援を行っていました。その後、フリーランス(個人事業主)として独立し、今に至ります。
- 大手人材広告企業で3年間営業
- ベンチャー企業に転職し、新卒向け就職活動支援
- 独立し、フリーランスになる
フリーランスとして独立した理由は、仕事としてやっていきたいことが多岐に渡り、それを1社フルタイムで働くことで実現すののが難しいと感じたためです。現在キャリアアドバイザーや広報、ライターなど様々なことを仕事にさせていただいています。
実際にフリーランスとして働いていくのは簡単なことでなく、私自身も何もない状態から挑戦することはできませんでした。それでも数ある仕事の中から選んだ仕事と並行して集めていった情報とやってみる精神で継続して行ってきたことが合わさることにより、フリーランスとして独立することができ、理想のキャリアに向かって徐々に歩んでいくことができています。
働き方改革が進んでいく中で、1社に止まらず複数社で働く方やリモートで働く方など、様々な働き方が生まれてきており、数年前よりもキャリアの選択肢が増えてきています。
逆に大手企業が雇用しきれずに採用人数を減らしたりリストラを敢行したりと確実に安定が保障される時代ではなくなってきているのも事実です。
それなのにキャリアを決めるのについて回っているのは、周りの言葉。それもアップデートされていない情報をもとに語られていることに引き摺られて、そこまで深く考えずにキャリア選択をしていく方も多いです。
前職で親と子の意見が異なり、子が行きたい会社が親に引き留められる事例も多くありました。
満足のいくキャリアを切り拓いていくために、私は「情報量」と「場数」が非常に大切であると感じています。今回のコラムでは、私の経験も踏まえてその辺りを詳しく説明させていただきます。
フリーランス
岡田 拓朗
Takuro Okada
関西大学法学部卒業後、大手人材会社に入社。
新規営業、深耕営業を経て、チームリーダーとしてプレイングマネジメントや人事業務などにも携わる。
その後、ベンチャー人材会社に転職し、就職活動におけるキャリア支援を行い、フリーランスとして独立。
現在は教育業界やエンタメ業界を中心に、キャリア支援や広報、記事執筆などの仕事を行っている。
Twitter(@takuro901)
小さい頃に抱いていた夢
突然ですが、あなたは小さい頃に抱いていた夢はありますか?私は小学校から野球を始めたこともあり、「プロ野球選手」になることが夢でした。でもその夢は大きくなるにつれて難易度が非常に高いという現実を知り、いつの間にか夢見ることがなくなっていました。
夢を見なくなった私は学生時代の日々を何となく過ごすことが多くなり、とりあえずよい大学に行くために勉強をして、小学校の延長線上で高校まで野球を続けて、たまに遊んでのような何かを目指したり何かになるためではなく、やっておいた方がよいことをこなしていく生活でした。
同じような学生時代を過ごしてきた、もしくは過ごしている方はいるのではないでしょうか?ここで2点触れておきたいことがあります。
- 夢
- 夢を叶えられないと悟った後の日々の過ごし方
1点目は「夢」についてです。
夢は基本的に自身が興味のあることや憧れから自分の胸に抱くことが多いと思います。ポジティブであり、能動的に目指したくなるものであり、やりたいこと、なしたい人生であることが多いでしょう。
そのため、イメージできないほど知らないことに関して夢を持つことは、基本的にできません。それはそもそも認知していないことを思い起こすことはできないからです。
そのため、小さい頃の夢は、知っていることが少ない中で目指すものでしかありません。新しい情報を自ら取りにいくことで、夢はアップデートすることができるのです。
2点目は「夢を叶えられないと悟った後の日々の過ごし方」です。
夢を持ってそこに向けて一生懸命になってきた人ほど、その夢が自身の人生の全てであると感じ、叶えられないと悟るようになると生きた心地がしない感覚になり、日々を目的なくこなすように周りに流されながら過ごしていく人が多いと思います。
夢が自分の全てであり、夢を叶えた大人になること以外に希望のある未来をイメージすることができないと、そうなることも仕方ないですし、むしろすぐに切り換えて次の夢を見つけて走り出せる人の方が少ないでしょう。
また、毎日は有限ではあるにも関わらず、大半の方は学校では学ぶことが決められ、仕事でも日々やらないといけないことが決められており、自由に自身の時間をコントロールすることができないのも事実です。
変わるきっかけになること
悪くはないけど何かもやもやが募っていく毎日。将来への不安は少しあるけど、今でもちゃんと生活できているし、それなりに楽しいこともあるからと、現状を受け入れて日々を過ごしている方が多いと思います。
私も実際に大学1回生まではそんな日々を過ごしていました。そんな日々を変えられるかどうかわからなかったが、とにかく新しいことを何か始めてみようと新しいことに挑戦をし、そこで触れたことが自らを変えるきっかけとなりました。
学校では勉強と部活を人並みに頑張ってきて、学校以外の世界を見ることなく育ってきていた自分が初めて見て触れた学校だけでない外の世界。そのときに受けた刺激や好奇心をくすぐられた思いが、私の人生を大きく変えました。
今まで閉じ込めてきた世界から飛び出して、新しい世界を知ることが自分自身が変わるきっかけになったのです。
小さい頃に抱いた夢が叶わなかったとしても
誰もが小さい頃の夢を叶えられる人生を歩むことができたらどれだけ幸せだろうか。しかし、多くの方はそうではないでしょう。
冒頭でもお伝えた通り、私も小さい頃の夢は叶えることができませんでした。でもだからと言って夢を追い続けることが終わったかというとそうではないです。
夢はそのときの自分の世界から見た上で決めた一つの理想の未来だとしたら、それはいつでもアップデートをすることができます。要するに「夢はアップデートすることができる」のです。
そのため、一度夢を叶えることができないことで、必ずしも理想のキャリアを一生歩めなくなるとは限りません。
夢をアップデートし、夢を追い続けられる理想のキャリアを実現したい
私は夢をアップデートし、夢を追い続けられることを理想のキャリアとし、それを実現していきたいと考えています。
その際に重要になってくるのが、「情報量」と「場数」です。
「情報」は仕事に関するものだけでなく、生き方における様々な情報や趣味に関しての情報、生活していく中で転がっている情報をいかに多く収集することができるか、そしてそれをいかに自らのキャリアや生きる上での選択肢として能動的に考えられるかが大事です。それによってもちろん取捨選択をすることも大事です。
例えば私の場合、仕事に関しては人材業界での営業やキャリア支援を中心にしていたのですが、あらゆる情報を収集し、様々なコンテンツに触れていく中で取捨選択をし、映画やドラマの感想やレビューをSNS上に挙げていくことを3年前から始めました。
今ではそれがライターとしての仕事にも繋がりフリーランスとして独立することができました。
映画やドラマ、ましてや書くことに対して自分が得意でも好きになるとも学生の頃は全く考えてもいませんでした。でもそれが今となっては自分の人生になくてはならないものになっています。
そして今では夢やビジョンが新しく芽生えました。
- 自らの手で人の心を動かしたり、様々な境遇の人に寄り添えるような映像作品を作りたいという夢
- 誰もが自分を認めて前向きに生きられる社会を創りたいというビジョン
その時々においてあらゆる情報やコンテンツに触れて行動を起こさなければ、自分を好きになれることはなかったと思います。。私の例はあくまで一つの例でしかないのですが、
誰もがあらゆる情報を掴むことによって、その中からいつか自分が好きになれるもの、向いているものに出会えるかもしれないというのが私の伝えたいことです。
続いて「場数」についても触れていきます。場数は意味合いとしては経験数と近しく、夢を追い続けながらキャリアを積み上げていく上では、広く深く経験を積むことが大事であると考えています。
仕事はよく「WILL/CAN/MUST」で考えて、その全てがハマるものを選ぶとよいと言われています。その「CAN」を増やしていくために場数が必要になってきます。
「情報量」によって、「WILL/MUST」が見つかったとしても、それを実現できる「CAN」がなければ、また夢物語で終わってしまいます。
そのため、数ある情報量から「WILL/MUST」を見つけることができたら、それを実現するための場数によって「CAN」を増やしていきましょう。そうすることで、徐々に理想的なキャリアに近づいていけるはずです。
最後に
誰もが夢を簡単に叶えられるわけではないからこそ、夢をアップデートし続けて、その時々で自らの目指すキャリアを変えていくことが、結果として充実した人生を歩む上でも大事になってくると私は考えています。
もちろん人によって幸せはそれぞれにあるので、あくまでこの記事に記載したことも私の一つの考え方でしかありません。
ただし、今よりも充実したキャリアを築いていきたい、充実した仕事生活を送りたいと考えている方は、今の仕事と並行してでもよいので、普段はあまり触れない情報やモノ、コンテンツに触れてみて、興味を持てるものがあれば実際に行動を起こしてみてはいかがでしょうか?
その積み重ねが理想のキャリアを作っていくことに繋がっていくと私は信じています。みなさんのキャリアが今よりもよりよくなるよう願っています!
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