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こんにちは。熱血????キャリアコーチの鈴木利弘です!
最終回の今回は、自分らしく働くために、「どのように仕事を選んだらよいのか」をお伝えしたいと思います。
年収などを重視する方も多い一方で、自分らしく働きたいと考える方も多いと感じています。そのようなケースで、どんな風に仕事を選ぶと前向きな働き方を実現する方法を、私なりの考えとしてお話していきます。
今回は、Twitterでみなさんから寄せられた『熱血キャリアコーチに聞いてみたい質問』に答える形で、転職エージェントの活用方法など、私の考えをお伝えしていきます。(全3回)
Twitterで『熱血キャリアコーチに聞きたいこと』を募集したところ、たくさんの質問が集まりました。
今回は記事の内容をわかりやすくするため、転職nendoの佐々木さん(@sasaki_recruit)を相手にした会話形式も挟みつつ、質問にお答えしながら解説していくスタイルで進めていきます。
「やりがいを感じる働き方」

自分に合った仕事の見つけ方について聞かせてください。転職活動で自分に合った働き方を見つけるにはどうしたらいいんでしょうか?

もちろん営業で活躍してきたのであれば、営業に適性はあると思いますが、営業以外にもできる仕事があるんじゃないの?と疑って考えてみることも必要ですね。
求職者からすると、これまで営業しか経験してこなかったので、営業しかできないと考えるのは分かりますが、その考え方を白紙にして考えるということです。


「営業をやろう」と考えたら、「自分はなんで営業をやりたいのか?」と質問し、その答えにもなぜ?と質問を続けていきます。
これを繰り返すと、営業しか経験していないから営業しかできないと思い込んでいただけで、本当は営業をやりたい訳じゃないという人も出てくると思います(笑)



例えば、営業だったけど、自分でアイデアを出して受け入れられた時に喜びを感じた人もいれば、誰かに喜ばれた時にうれしかったという人もいて…。
アイデアを出して課題解決することが楽しいならば「企画」をベースにして、営業でも企画営業だったり、事業企画や販促企画などの仕事にも楽しみを感じると思います。
同じ営業でも数字を挙げるために、効率的な動き方を考えることに喜びを感じる方もいて、そうした方はSaaS営業など、決まった商材の営業活動において生産性を高めることを追求する仕事が合っていると言えますね。


そんな時はこの転職ですべてを実現できなくても、できるだけ理想の姿に近づけるように努力した上で、新しい仕事で足りない部分を身に付けることで、数年後にもう1度転職して実現したらいいと考えています。




自分の考えや感情を押し殺せば働き続けることはできますが、その状態は長く続かないと思いますし、無理に続けるのは自分らしさと真逆の生き方になりますから。


面接などの選考の中で見極めることになりますが、面接官は経営層や責任者が中心で、一緒に働く人が出てこないことが多いです。これが一番の問題で、社長や役員とは合うと思っても、一緒に働く上司や同僚とは合わないこともあります。
大手企業だとジョブローテーションがあるので、仮に人間関係で悩んでも数年でどちらかが異動することもありますし、配置転換を希望することもできます。
中小やベンチャーだと異動する場所がないことも多く、同じ人間関係が続くので、直属の上司や同僚と面談してから入社を決めた方がいいですね。



経験だけで決めると好きじゃない仕事なのに嫌々続けるケースも出てくると思いますし、自分の能力やスキルを発揮できるかという視点もありません。思考停止して、自分の視野を狭くするだけなので、オススメできません。

確かに、視野を狭くすることになりますね。

仕事では多少グレーでも稼ぎたいという人もいれば、不正は絶対にしたくないという人もいる。ひとりで黙々と頑張りたいという人もいるし、仲間と一緒に頑張りたいという人もいる。自分の性格や志向と働き方が合わないと、毎日が苦痛になりますから、仕事内容と同じぐらい気にかけてほしいと思っています。


そのためには、事前に自分と向き合って、自分を理解しないといけません。自分が何を大切にしたいのかを固めておきたいですね。


価値観はプラスのものだけでなく、絶対にこれはやりたくないというものでもいいと思います。絶対に不正はしたくないということも立派な価値観ですから。




とはいえ、年収は入社後の頑張りで上げることができるので、希望通りにならなかった場合にも、入社後の努力で上がるように努力して実現すればよいと思います。
一方、土日休みや転勤などの制度面は、会社全体で決まってるルールで、変えることは難しいので、入社前に確認して希望とズレがないようにしておきたい部分です。仮に、土日休みがよかったと言っても、休みの曜日はなかなか変わりませんからね。


その粒度で自分の志向を整理できたら、マッチングのレベルは高まりそうですね。

自分の考えを整理せずに、どこかに受かればいいと片っ端から応募する方法はよくないと思っていますが、方向性がある程度固まった状態なら、複数の企業に応募し、選考の中で比較検討することで、志向をより明確にしていくことができますから。


こっちの会社の方がよかったと思ったら、なぜそう思うのかを言語化していけば、自分の志向を明確にできますね。
ひとつのことを言語化するのは案外厳しいものですが、複数を比べて、どれがいいと思うのかを考え、その理由を明確にしていく形なら、言語化しやすいと思います。
仕事選びをする際の一般的なやり方は次の通りです。
①経験
→これまでの経験業界・職種
②興味・関心
→趣味に関係すること/好きなこと
③条件
→年収/福利厚生/勤務地…
確かにこの選び方は経験がベースになるので受かりやすいと言えますし、いわゆる好きなことを仕事にできるので、転職当初の満足度は高くなります。
しかしながら、ある程度の時間が経過すると、仕事にも慣れてしまって、物足りなさを感じ、つまらないと思い始めるケースが少なくなりません。
そこで、自分らしく働くためにオススメしたい仕事の選び方として次の3つのポイントを重視する方法があります。
①得意な行動
→これまで培ったスキル/喜びを感じる行動
②価値観
→生きる上で譲れないこと/実現できたらうれしいこと
③条件
→年収/福利厚生/勤務地…
この3つが反映される形で仕事を選べば、新しい仕事であっても、自分が喜びを感じる行動なので、楽しみながら取り組むことができます。
組織と価値観が合っていれば、日々の生活で違和感を感じることは少なくなりますし、組織の成功に向けて、自分も一員として頑張ろうと前向きに働きかける気持ちになるものです。
条件は最低限満たされていないと不満につながり、続けて働くことが難しくなります。これを実現したいという希望レベルとは別に、これは譲れないという最低限のレベルを整理して、そこはクリアできるようにしていくとよいと思います。
得意な行動を活かすことで喜びを感じながら活躍する。組織と考え方が合っていて、一体感を持って取り組む。そんな働き方を通して、自分らしく働いていると実感しながら、毎日ポジティブに生活できる人がひとりでも増えたらうれしい限りです。
まとめ

今回は、自分らしく働くための仕事の選び方について、私なりの視点でお話しました。
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