入社半年後で転職はちょっと待って!辞めたい理由を整理したうえで退職を考えるべき

入社半年で転職をする際の成功方法

この記事でお伝えすること
  • 入社半年で辞める前に考えるべきこと
  • 仕事を辞めずに在職中に転職する方法とコツ
  • 半年で辞めた理由を説明するときのポイント
佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です。

入社して半年が経過された人の中には…

『入社前や試用期間と比べて違和感が出てきた』

『辞めたいけど、転職するには短期離職は印象が悪いだろうし…』

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

ゆり
たしかに、入社して6ヶ月が経って仕事には慣れてきたはずなのですが、

「こんなはずじゃなかったのに…」と考えることがありますね。

佐々木
私もそういったご相談は多く聞いてきました…

お話を聞いていると、仕事内容、人間関係、労働時間etc…など様々な理由がありましたね。

そして、ネットの記事を見てみると『少しでも迷ったらすぐに転職した方が良い』と煽っている内容もありますが、転職経験がある私から言わせてもらうと…

勢いで退職せずに、まずは辞めたい理由をしっかりに整理してから行動に移すべきです。

ゆり
やっぱりそうなんですね…
佐々木
はい!というのも、短期離職のリスクがあるからです。

そこで今回は…

入社半年で会社を辞めたくなったときの考え方と、短期離職での転職を成功させる方法をメインにお伝えしていきますね。

退職理由対策をしたい人は

もし既に転職は決めていて、短期離職の退職理由をどう話せばいいかわからに人はこちらタップしていただければ、その説明箇所にジャンプします。

>>入社半年での退職理由対策!

記事を読み進める前に…

仕事が辛いなら環境をリセットして、マイナス状態を一旦ゼロにしましょう。

限界が来る前に、まずはプロのキャリアアドバイザーに無料相談をしておきましょう。次の選択肢を探しておくことが保険になります。

特に今後は不景気の影響で求人数が減少してしまう可能性があります。少しでも転職を考えているなら、今のうちに、まず一度相談だけでもしてみましょう。

この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

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Nendo Editer Team

チーム情報

元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
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入社半年後の転職は冷静に考えてみるべき

佐々木
まず冒頭でも少し触れましたが…

入社半年後に会社を辞めたくなっても、転職をするかしないかは冷静に考えるべきです!

ゆり
私もすぐに会社を辞めるのは怖いとは思っているのですが.、

このまま働き続けても意味ないのかなーと思ってしまい…

佐々木
そうですよね…

ただ、入社後6ヶ月での短期離職にはリスクがあるので、あなたのためにもまずは冷静に考えてみて欲しいんです。

具体的にリスクを挙げてみると大きく2つあります。

短期離職のリスク
  1. 次の転職/再就職が厳しくなると
  2. 長期的に見ても転職の際に支障が出る

それでは一つずつ説明していきますね。

1)次の転職/再就職が厳しくなる

まず短期離職の一番大きなリスクおよびデメリットは、次の転職/再就職が難しくなることです。

理由としては、採用担当者に『転職先でも短期離職は繰り返される?』と思われてしまうからです。

採用担当者は内定を出したら採用責任が発生するので、「すぐに辞めるかもしれない…」といった不確定要素が多い人は積極的に採用したいは思いません。

佐々木

たとえば、どんなに短期離職の理由にちゃんとした背景があったとしても…

もし年齢やスキルがほぼ同じで、1社で働いた経験が長い人が同時に応募してくれば、短期離職者の採用は見送られるケースは多いです。

ゆり
うーん…

たしかに転職活動はライバルがいるってことも考えるべきですもんね。

佐々木
そうなんです。そのため、辞める前に冷静に考えるべきなんです。

2)長期的に見ても転職の際に支障が出る

短期離職のリスクの影響範囲は、目先の転職先や再就職先だけではありません。

当たり前のことですが、「離職する=転職回数が増える」ということなので、転職回数が過度に積み重なれば5年後10年後に影響が出る場合もあるからです。

ゆり
なるほど…

長期的に考えても転職回数の多さがネックになってしまう場合があるということなんですね。

佐々木
そうなんです。

実際に私が相談を受けた方の中には…

35歳で7社を経験している人が転職先を探すのに6ヶ月以上かかっていた人もいました。

ちなみに…この方はまだ6ヶ月で決まったのでまだ良いパターンですが、このように目先の転職だけでなく将来の転職にも影響がでることは認識しておきましょう。


もう一度、短期離職のリスクをまとめるとこのようになります。

短期離職のリスク
  1. 次の転職/再就職が厳しくなると
  2. 長期的に見ても転職の際に支障が出る
ゆり
だから入社半年後に会社を辞めたくなっても冷静に考えるべきなんですね。
佐々木
そうなんです!

次は会社を半年で転職したくなったら具体的にどうすればいいのか?という点をお伝えしていきますね。

辞めずに在職中にあらゆる選択肢を考えることから始めよう

ゆり
先程は「半年で転職するのは冷静に考えてみるべき」とのことでしたよね。
佐々木
そうですね!

まずは冷静に考えるためにも…

入社半年で会社を辞めたくなった場合、下の3つが選択肢になることを念頭に置きましょう!

考えるべき選択肢
  1. 我慢して辞めず働き続ける
  2. 退職してから再就職活動をする
  3. 在職中に転職活動をする
佐々木

そして、これらの3つの選択肢から選ぶために、まず下記の2点を徹底的に考えることから始めましょう!

徹底的に考えてほしいこと
  1. 今の会社に入社した理由
  2. 将来明確にやりたいことがあるかどうか
ゆり
なるほど!

①働き続けるor②退職してから転職or③在職中に転職活動の3つのどれを選択するか決めるためにも…

入社した理由や将来やりたいことがあるかどうか考えるべきなんですね!

佐々木
そうなんです!

ここで重要なポイントは…

入社した理由と現実(入社後)が合っていなく、且つ、やりたいことが明確にない人は、

会社を辞めずに在職中に転職活動を進めて『まずは自分の可能性や選択肢を知ること』から始めるのがベストです。

ゆり
なるほど!

まずは会社を辞めないで在職中に転職活動をするべきということですね。

佐々木
おっしゃる通りです!

というのも、余裕のある状態で複数の転職先と現職を比較検討した方が納得感のある転職になるからです。

ゆり
たしかに、退職後に再就職活動をしてしまうと焦ったりして、妥協して転職先を決めてしまうかもしれないですね。
佐々木
そうですね!

ただ、将来明確にやりたいことがあり、それに向けてやることが明確な人は…

会社で働く時間がもったいないと思うので、覚悟がしっかりあるなら、すぐにでも辞めるべきです!

それでは次に、会社を辞めないで在職中に転職活動をする方法についてお伝えしていきますね。

仕事を辞めずに転職活動をする方法とコツ

ゆり
会社を辞めずに転職活動をするべきということは理解できたのですが、何から始めていいか….
佐々木
たしかに、いざ行動に移そうと思うと迷いますよね…

それでは、まずは在職中に転職活動をする全方法を把握することから始めましょう!

実際に転職方法をまとめてみると下のようになります。

転職方法
  1. 転職サイトや求人雑誌を利用する
  2. 企業のホームページから直接応募する
  3. 転職フェアやイベントに参加する
  4. ハローワークを利用する
  5. 転職エージェントを利用する
ゆり
こうして見てみると、5つもあるんですね!
佐々木
そうなんです!

ただ、5つの中でも転職サイトや転職エージェントを利用している人は多いですね。

ゆり
えっ!そうなんですね!
佐々木
はい!特に転職サイトよりも転職エージェントの利用が多い理由としては…

在職中の転職では、時間がない中で効率的に転職活動を進めなければいけないからです。

実際に転職エージェントのサポート内容を洗い出してみると…

エージェントのサポート内容
  1. 転職相談にのってくれる
  2. あなたに合ったお仕事を紹介してくれる
  3. 履歴書の添削や面接対策を指導してくれる
  4. 面接日程を調整してくれる
  5. 内定獲得後も給与交渉などをしてくれる
ゆり
なるほど…

たしかに、ここまでサポートしてくれるなら在職中で時間が無いなかでも、安心して転職活動ができそう!

佐々木
おっしゃる通りです!

逆に考えると、転職エージェントを利用しなければこれらを全部自分一人でやらなければいけないということも覚えておくべきです!

実際に転職エージェント以外の、就職イベントへの参加などの転職方法でも良いのですが…

ゆり
それだと働きながらの転職は大変になってしまうということですね!
佐々木
はい!そうなんです…

ここではサクッとおすすめの転職エージェントをご紹介しておきますね。

おすすめ5社
  1. 『リクルートエージェント』★
    特徴:業界No.1の転職エージェント
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『マイナビエージェント』★
    特徴:20.30代の若手のサポートが手厚い
    【公式】https://mynavi-agent.jp/
  3. 『doda』
    特徴:求人数やサポート体制共に業界トップクラス
    【公式】https://doda.jp/
  4. 『パソナキャリア』
    特徴:業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/
  5. 『DYM就職』
    【公式】https://www.dshu.jp/
ゆり
ありがとうございます!

でもどれも良さそうなので、迷いますね…

佐々木
そうですよね…

目的別に転職エージェントを選ぶことが大切ですが、

それでも選ぶのに迷ったら、最低でも「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」の2社に登録しましょう!

迷ったら2社に登録すべき
  1. 『リクルートエージェント』
    特徴:業界No.1の求人数
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『マイナビエージェント』
    特徴:20.30代の若手のサポートが手厚い
    【公式】https://mynavi-agent.jp/

複数に登録すべき理由

  1. 優秀で相性の良い担当者と出会いやすい
  2. より良い求人案件を見つけやすい
佐々木

優良求人を見つけるためには出来るだけ多くのエージェントに登録して、より多くの人と出会うことです。

実際に就職成功者の9割は、平均3社の転職エージェントに登録しているので、上記の3社に登録すれば転職の成功率がグッと高まるでしょう!

退職理由はどう説明すべき?半年で辞めた理由を面接で説明する時のポイント

佐々木

ここからは入社後半年で転職を考える方向けに、『面接で退職理由をどう説明していけばよいか?』という点をお伝えしていきますね!

ゆり
ありがとうございます!

面接で伝える退職理由を考えていたのですが、どうしてもマイナスな印象になってしまい…

佐々木
短期離職の場合は特に退職理由が難しいですよね…

まずは根本的に注意していただきたいことからお伝えしていきますね!

退職理由を考えるうえで注意すべきこと

まず注意したいことは次のと通りになります。

絶対に注意するべき点
  • 会社に対しての不平不満、悪口、文句は絶対に言わないこと

特に、『聞いていた仕事内容と違っていたから…』『上司が酷くて…』のような「言い訳」に捉えられてしまうような言い方をされる人が多くいます。

会社や上司のせいにした言い訳と採用担当者に捉えられてしまうと…

  • あなたがもっと頑張れた点があるのではないか?
  • そもそもその会社を選んだのはあなたではないか?
  • 少しでも転職先で同じようなことがあった場合、同じように言い訳するのではないか?

と思われてしまうリスクが非常に高くなってしまいます。

ゆり
だからこそ、言い訳と勘違いされるような、不平不満、悪口、文句は全体に言わないことが重要なんですね!
佐々木
はい!おっしゃる通りです!

次は具体的にどう退職理由を考えていけばよいかをお伝えしていきますね。

退職理由を考える時のポイントとコツ

佐々木

まず大前提として考えて頂きたいのは…

短期離職が普通の転職活動と大きく違う点は、面接時にマイナスイメージからスタートしてしまうことです。

ポイントをまとめると下のような感じになります。

大前提のお話

◎普通の転職の場合
最初から「あなたができること、やりたいこと」を話してOK!

◎短期離職からの転職の場合
→最初は面接担当者のあなたに対するマイナスイメージを払拭してもらい、話を聞いてもらう状況を作ることから始めること。そのうえで、「あなたができること、やりたいこと」を伝える。

ゆり
なるほど!

それでは、半年で転職活動をする場合は…

まず、話を聞いてもらえるような状況を作るために、面接官のマイナスイメージを払拭することから心がけていけば良いんですね!

佐々木
おっしゃる通りです!

そのために、面接官に伝えるべきポイントをまとめると下の3つになります!

退職理由で伝えるべき点
  1. 自分にも落ち度があったと反省していることを伝えること
  2. 全力でやることはやったが、やむを得ず転職活動をしていることを伝える
  3. 新しい環境でチャンレジしたい理由と熱意を伝える

短期離職はどうしてもネガティブに捉えられてしまうので、まずは素直に反省していること伝えると採用担当者の印象がとても違います。

反省の気持ちを伝えたうえで、努力はしたがやむを得なかったを理解してもらい最後は熱意を伝えるという感じですね!

佐々木
それでは具体的な例を見ていきましょう!

長時間労働が原因の場合

退職理由の例1

長時間労働が原因の場合

私だけでなくメンバーのほとんどが1週間に70時間働いていました。私は仕事にも慣れてきましたが、慣れた分だけ仕事が増えて労働時間は減らず、全社的に長時間労働体制の会社でした。

自分の力はついたので前職には感謝していますが、長期的な視点で考えた際に、生産性を上げてより成長をしていきたいと思い、転職を決意いたしました。

28歳女性・事務職

仕事内容が原因の場合

退職理由の例2

仕事内容が原因の場合

現職では広告営業の仕事をしており、成績も上から2〜3番目でした。その会社でマネージャーポジションを目指すことも考えていたのですが、業界の都合上ルーチンワークも多く、現実的に成長に限りがあると実感しました。

そのため、その経験が活かせる御社で新しくチャンレジしていきたいと思いこの度応募させていただきました。

32歳男性・営業職

ゆり
具体例までありがとうございます!

謙虚な姿勢で反省していることを素直に伝えた上で、頑張ってきた点とこれからの熱意をまとめる感じですね!

佐々木
そうなんです!

まずは短期離職のマイナスイメージを払拭するためにも素直な姿勢を見せつつ、あとは熱意をアピールしていきましょう!

まとめ|入社して半年はまずは在職中に選択肢を考えてみるべき

佐々木
今回は入社半年で会社を辞めたくなったときの考え方と、短期離職での転職を成功させる方法をメインにお伝えしてきました。

要点を少し整理すると…

まとめ
  • 短期離職のリスクを考えてまずは在職中に可能な選択肢(転職も含めた)を洗い出すことが重要
  • 在職中の転職活動では効率的に進めるためにも転職エージェントを使うことがベスト
  • 入社半年の退職理由はまずは面接官のマイナスイメージを払拭させることから
ゆり
まずはこの3つを意識すれば良いということですね!
佐々木
はい!おっしゃる通りです!

最後にもう一度おすすめの転職エージェントをまとめておきますね。

おすすめ5社
  1. 『リクルートエージェント』★
    特徴:業界No.1の転職エージェント
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『マイナビエージェント』★
    特徴:20.30代の若手のサポートが手厚い
    【公式】https://mynavi-agent.jp/
  3. 『doda』
    特徴:求人数やサポート体制共に業界トップクラス
    【公式】https://doda.jp/
  4. 『パソナキャリア』
    特徴:業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/
  5. 『DYM就職』
    【公式】https://www.dshu.jp/
ゆり
ありがとうございます!

でもどれも良さそうなので、迷いますね…

佐々木
そうですよね…

目的別に転職エージェントを選ぶことが大切ですが、

それでも選ぶのに迷ったら、最低でも「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」の2社に登録しましょう!

迷ったら2社に登録すべき
  1. 『リクルートエージェント』
    特徴:業界No.1の求人数
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『マイナビエージェント』
    特徴:20.30代の若手のサポートが手厚い
    【公式】https://mynavi-agent.jp/

複数に登録すべき理由

  1. 優秀で相性の良い担当者と出会いやすい
  2. より良い求人案件を見つけやすい
佐々木

優良求人を見つけるためには出来るだけ多くのエージェントに登録して、より多くの人と出会うことです。

実際に就職成功者の9割は、平均3社の転職エージェントに登録しているので、上記の3社に登録すれば転職の成功率がグッと高まるでしょう!

また、年収500万円以上でエグゼクティブ向けの転職をしたい方には、ハイクラス案件の実績が豊富なJACリクルートメントを利用しましょう!

佐々木
あなたの転職成功を応援しています!