休みがない人は年収が低い3つ理由|休日が少ない人が取るべき対策とは?

休みがない人は年収が低いのかを解説する佐々木

この記事でお伝えしたいこと
  • 休みがない人が年収が低い3つの理由
  • 実際にあなたは休みが多いのか少ないのか?
  • 今の仕事の休みが少なかった時の対策方法
佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です。

『休みがない』と思っている人の中には…

そもそも私の休みがない状況って客観的にどうなの?

少しでも休日を増やしたい…

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

ゆり
そうなんです…

実は先月は1ヶ月間ほとんど休みがなくて…

佐々木

たしかに、1ヶ月間もゆっくり休める休日が無いのは辛いですね…

しかも厚生労働省の統計データを見てみると…

年間休日が少ない職種業種で働いている人の年収も傾向もありました。

産業 産業別月間現金給与総額 1企業平均年間休日
宿泊業,飲食サービス業 ¥151,900 97.1
生活関連サービス業,娯楽業 ¥220,800 104.6
サービス業(他に分類されないもの) ¥245,400 109.0
卸売業,小売業 ¥322,300 105.7
医療,福祉 ¥350,100 109.4
運輸業,郵便業 ¥380,100 100.3
複合サービス事業 ¥380,400 110.4
不動産業,物品賃貸業 ¥402,500 109.6
製造業 ¥425,000 111.4
鉱業,採石業,砂利採取業 ¥517,400 103.8
教育,学習支援 ¥426,000 112.7
建設業 ¥517,700 104.0
金融業,保険業 ¥541,400 118.4
情報通信業 ¥524,800 118.8
学術研究,専門・技術サービス業 ¥542,600 118.8
電気・ガス・熱供給・水道業 ¥601,600 116.8
引用元

私が以下の2つの資料よりデータを抽出いたしました。

注:「現金給与総額」は「きまって支給する給与」及び「特別に支払われた給与」の合計額で、所得税、社会保険料、組合費、購買代金等を差し引く以前の金額。

ゆり
本当だ…!

全体の傾向として月収が低いほど休日も少ない、月収が高いほど休日も多い傾向がありますね…

佐々木

そうなんです…

特に「宿泊業,飲食サービス業」や「生活関連サービス業,娯楽業」は顕著なんです…

そこで今回は休みが少ない人向けに次のことをお伝えしていきます。

記事を読み進める前に…

仕事が辛いなら環境をリセットして、マイナス状態を一旦ゼロにしましょう。

限界が来る前に、まずはプロのキャリアアドバイザーに無料相談をしておきましょう。次の選択肢を探しておくことが保険になります。

特に今後は不景気の影響で求人数が減少してしまう可能性があります。少しでも転職を考えているなら、今のうちに、まず一度相談だけでもしてみましょう。

この記事の監修者
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株式会社Jizai キャリア事業部

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元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
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休みがない人=低年収の人が多い3つの理由

実際に冒頭でご紹介した統計データにあった通り…

休日が少ない業種業界=年収が低い傾向があります。

また、普段面談をしていても、休みがなく忙しい人の年収は高くない傾向が強いことも感じています。

そのためここでは休みが少ない人が年収が上がりづらい理由をお伝えしてきます。

理由として挙げると下の3になります。

年収が上がりづらい理由
  1. 社外で通用するスキルが向上しないから
  2. プライベートの時間が充実しないから
  3. 体調を崩してしまう人が多いから

それではひとつずつ解説していきますね。

1)社外で通用するスキルが向上しないから

1つ目の年収が上がりづらい理由は、休みが少ないと社外で通用するビジネススキルが向上しないからです。

休みが多い=勉強できる時間が多いことに繋がり、必然的に休みが少ない仕事をしている人は、勉強する時間を割くことが難しいからです。

具体的に勉強する時間を割くことができれば…

休日が多ければ...
  1. 仕事に役に立つ資格を取得しやすくなる
  2. キャリアアップに繋がる英語力を高めることができる
  3. 多くの本を読むことができる

そのため、休日が少なく勉強する時間を避けないと、年収が高くて休日が多く勉強している人と大きく差がついてしまいます。

2)家族や恋人/趣味といったプライベートが充実しないから

2つの目の年収が上がりづらい理由は、家族や恋人/趣味といったプライベートの時間が充実しないからです。

プライベートの時間が充実すると、

休日が多いと...
  • 仕事でストレスが溜まっても休日でリフレッシュができる
  • 仕事以外のプライベートの時間で学びがあり、それを仕事で活かせる

こうしたメリットがると、仕事の効率性が上がったりするので、さらに仕事で結果を出せる→年収が上がりやすいとったことになります。

そのため、プライベートの時間が充実しないため、休みが少ない人は年収が上がりづらくなります。

3)体調を崩してしまう人が多いから

3番目はの理由はご説明は不要かと思いますが…

やはり休日が少なく長時間労働で頑張られている人は、体調を崩してしまう人が多いです。

長時間労働や精神的なストレスが原因で、病気になってしまう方もいます。

もし少しでも体調に違和感がある人は早めに病院へ行きましょう。

佐々木
仕事から逃げたいという気持ちが少しでもあるなら、

一人で抱え込まず相談できる人に話してみることをおすすめします!

実際にあなたの休日は多い or 少ない?

あなたの休みが多いか少ないかは年間休日が120日あるかないかで判断することをおすすめしまます!

というのも、カレンダー通りの休み(土日祝日、年末年始、お盆やみ)の場合はだいたい年間休日が120日前後となるからです。

もう少し細かく見てみると…

年間休日の内訳
  • 完全週休2日制の場合
    →年間休日104日
  • 完全週休2日制+祝日休み
    →年間休日118日
  • 完全週休2日制+祝日休み+正月休み
    →年間休日120日
  • 完全週休2日制+祝日休み+正月休み+GW(ゴールデンウィーク)、お盆休み、シルバーウィーク
    →年間休日130日以上
ゆり
それでは自分の年間休日が120日であれば平均的な休日数ということなんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

念のため休日に関する法律についても少しご紹介しておきますね。

法律上はどうなの?

実は法律では『年間で休日が◯日以下だと駄目!』といった決まりはありません。

ただ労働基準法35条では、「法定労働時間」(=1日8時間・週40時間)というものは決まっており、その法定労働時間を過ぎた場合は、その分の賃金を企業側は支払わなければいけません。

また会社は労働者に対して週1日以上、もしくは4週で4日以上の休日を付与しなければいけないことは定まっています。

休日が少ない人が取るべき対策は?具体的な選択肢を解説!

佐々木
休みが少ない人が考えるべき選択肢は主に3つです!
考えるべき選択肢
  1. 休日が増えるように上司に交渉する
  2. 休日が多い会社に転職する
  3. 現状の休日数に納得して働き続ける
佐々木

そして、これらの3つの選択肢から選ぶために、考えてほしいことお伝えしていきますね。

休日が少ないことに不満を持ったら徹底的に考えるべきこと

徹底的に考えてほしいこと
  1. 今の会社に入社した理由
  2. あなたが仕事に求めるもの(優先順位を明確に)
ゆり
なるほど!

①上司に相談するor②転職するor③現状のまま働き続けるの3つのどれを選択するか決めるためにも…

『今の入社した理由』や『今の仕事に求めるもの』を考えるべきなんですね!

佐々木
そうなんです!

ここで重要なポイントは…

『入社した理由』や『仕事に求めるもの』と現実(入社後)が合っていなければ、

まずは、休日の多い会社に転職するという選択肢もアリです。

理由としては冒頭でもご紹介した通り…

休日が少ないままの働き方を続けると年収が上がりづらくなってしまう可能性が高くなるからです。

ゆり
たしかに、どうせ働くならやっぱり年収は上がった方が嬉しいですね。

でも正直、いざ転職となるとやっぱりいろいろ不安で…

佐々木
そうですね…

それでしたら、今の仕事を続けながら転職活動をするのが良いかもしれません!

やはり、何も決まっていない状態で会社を辞めるのは怖いと思うので!

ゆり
たしかに…

すぐには退職せず現職を続けながらの転職活動なら、

もし転職活動が上手くいかなくても、そのまま働き続けられますね!

佐々木
おっしゃる通り、現職を続けながらの転職ならリスクは少ないんですよね。

それでは次は今の会社で働きながら、どうやって転職活動を成功させるか?をお伝えしていきますね。

仕事を辞めずに転職活動をする方法とコツ

ゆり
会社を辞めずに転職活動をするべきということは理解できたのですが、何から始めていいか….
佐々木
たしかに、いざ行動に移そうと思うと迷いますよね…

それでは、まずは在職中に転職活動をする全方法を把握することから始めましょう!

実際に転職方法をまとめてみると下のようになります。

転職方法
  1. 転職サイトや求人雑誌を利用する
  2. 企業のホームページから直接応募する
  3. 転職フェアやイベントに参加する
  4. ハローワークを利用する
  5. 転職エージェントを利用する
ゆり
こうして見てみると、5つもあるんですね!
佐々木
そうなんです!

ただ、5つの中でも転職サイトや転職エージェントを利用している人は多いですね。

ゆり
えっ!そうなんですね!
佐々木
はい!特に転職サイトよりも転職エージェントの利用が多い理由としては…

在職中の転職では、時間がない中で効率的に転職活動を進めなければいけないからです。

実際に転職エージェントのサポート内容を洗い出してみると…

エージェントのサポート内容
  1. 転職相談にのってくれる
  2. あなたに合ったお仕事を紹介してくれる
  3. 履歴書の添削や面接対策を指導してくれる
  4. 面接日程を調整してくれる
  5. 内定獲得後も給与交渉などをしてくれる
ゆり
なるほど…

たしかに、ここまでサポートしてくれるなら在職中で時間が無いなかでも、安心して転職活動ができそう!

佐々木
おっしゃる通りです!

逆に考えると、転職エージェントを利用しなければこれらを全部自分一人でやらなければいけないということも覚えておくべきです!

実際に転職エージェント以外の、就職イベントへの参加などの転職方法でも良いのですが…

ゆり
それだと働きながらの転職は大変になってしまうということですね!
佐々木
はい!そうなんです…

ここではサクッとおすすめの転職エージェントをご紹介しておきますね。

おすすめ転職エージェント
  1. 『リクルートエージェント』
    特徴:業界No.1の転職エージェント
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『doda』
    特徴:求人数やサポート体制共に業界トップクラス
    【公式】https://doda.jp/
  3. 『パソナキャリア』
    特徴:業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/

参考:転職エージェントおすすめランキング|口コミから人気を比較

ゆり
この3社がおすすめなんですね。
佐々木
はい!おっしゃる通りです!

本来なら求人を紹介してもらえる窓口を広げるために3社登録すべきなのですが…

面倒だと感じる方は最低でも『リクルートエージェント』だけでも登録をして転職相談を受けるべきです!

まとめ|休日を増やすために何でも良いのでもまずは行動を

今回は、『休みが少ない人が年収が上がりづらい理由』と『それを解決するためにどうすればよいか?』をメインにお伝えしてきました。

少し振り返ってみるとこんな感じになります!

まとめ

◎休みが少ないと…

  • キャリアアップのための勉強する時間が割けない
  • プライベートを充実させることが難しくストレスが溜まりやすい
  • 最悪の場合、病気になってしまう可能性も…

◎それを解決するために…

  • 休日が増えるように上司に交渉する
  • 休日が多い会社に転職する
  • 現状の休日数に納得して働き続ける
ゆり

ありがとうございます!

これらを考えれば良いんですね。

佐々木

いいですね!

ただ、よくあるパターンとしては…

休みがない人は時間が無いことを理由に行動しない人が多くいたりして、

そのままズルズル今の仕事を続けてしまっている人も多いんです。

ゆり

うっ…

少し耳が痛いかもしれないです…

佐々木

そんなことないですよ、この記事を見てくれている時点で行動に移せているので…

次は、この記事を読んだ後に、何を行動するかを決めてみると良いかもしれませんね。

最後におすすめの転職エージェントをご紹介しておきますね。

おすすめ転職エージェント
  1. 『リクルートエージェント』
    特徴:業界No.1の転職エージェント
    【公式】https://www.r-agent.com/
  2. 『doda』
    特徴:求人数やサポート体制共に業界トップクラス
    【公式】https://doda.jp/
  3. 『パソナキャリア』
    特徴:業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/

参考:転職エージェントおすすめランキング|口コミから人気を比較

佐々木
本来なら求人を紹介してもらえる窓口を広げるために3社登録すべきなのですが…

面倒だと感じる方は最低でも『リクルートエージェント』だけでも登録をして転職相談を受けるべきです!

佐々木
あなたの転職成功を応援しています!