転職エージェントが本音を暴露|面談でどこまで話すかで失敗率が変わる

転職エージェントが本音を暴露|面談でどこまで話すかで失敗率が変わる

この記事でお伝えすること
  • 転職エージェントに話すべき本音の基準
  • 転職エージェント側の本音
  • 転職エージェントを賢く活用する方法
佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です。

この記事を見ている人の中には…

『どこまで転職エージェントに本音を話していいの?』

『転職エージェント側の本音ってどんな感じなんだろう…』

と考えている人は多いのではないでしょうか?

ゆり
転職エージェントに登録して転職活動してるんですが、

担当者にどこまで本音を話していいかわからないんです…

佐々木
たしかに、本音を話したら転職エージェントにどう思われるか気になりますよね…

そこでまずは、転職エージェントにどこまで本音を話すべきかについてお伝えしていきます。

この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

転職nendo編集チーム

Nendo Editer Team

チーム情報

元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
転職nendo編集チームメンバーページ

転職エージェントとの面談はどこまで本音で話すべき?

佐々木
まず転職エージェントとの面談でどこまで話すべきかというと…

自分にとって適切な転職情報を提供してもらうために、

転職理由や希望条件などを含め、基本的にすべて本音で話すべきです!

「給料が少ない」「会社の考え方が合わない」などのネガティブな転職理由でも、基本的に話すべきですね。

しかし、次のような発言には注意が必要です。

控えるべき発言
  • 「上司の自慢話が気に入らない」→理由がないただの愚痴はNG
  • 「仕事ではなるべく楽がしたい」→仕事の意欲を疑われるのでNG
ゆり
これらの発言に注意すればいいんですね。
佐々木
はい!気にしすぎて本音を話せないのは良くないですが、

愚痴ばかりでも印象が悪いので、ほどほどにしましょう。

続いて、転職エージェント側の本音についてお伝えしていきます。

転職エージェント側の本音|面談の印象で成功・失敗が決まる

佐々木

これから、転職エージェント側の次の7つの本音を紹介していきます。

転職エージェント側の本音を知って、面談で好印象を狙いましょう!

転職エージェントの本音
  1. 希望の職種・業種へのこだわりが強い人の対応はしたくない
  2. 年収が低い人は成功報酬が低いため出来れば対応したくない
  3. 転職を繰り返す人の対応が難しい
  4. 前職の愚痴は控えめにしてほしい
  5. 親の口出しは困る
  6. 必ず希望企業に入社できるわけではない
  7. 強く勧める求人には理由がある
それでは、1つ目からお伝えしていきます。

本音1|希望の職種・業種へのこだわりが強い人の対応はしたくない

希望の職種や業種などにこだわりが多い人の対応は避けたいのが、転職エージェントの本音です。

なぜなら、他の職種や業種を候補にしてもらうように説得するのが難しいことが多いためです。

佐々木
職種や業種にこだわりすぎず、視野を広げるようにしましょう!

本音2|年収が低い人は成功報酬が低いため出来れば対応したくない

転職エージェントの本音としては、年収の高い人を優先したいのです。

転職エージェントは、企業から成功報酬として、紹介によって転職した人の年収の一部を受け取る仕組みになっています。

転職エージェントの報酬の仕組み

成功報酬は、転職者の年収の30%前後で、転職者の年収が高いほど、転職エージェントの報酬は高くなります。

そのため、年収の高い人を紹介すれば、より多くの成功報酬を受け取れるんです。

佐々木

実際に年収が低い人に対して、紹介する求人が少なかったり、連絡も少ない傾向があります。

本音3|転職を繰り返す人の対応が難しい

転職を繰り返す人は、企業に「採用してもすぐ転職する」と思われてしまうため対応が難しいです。

どうせ企業に採用されにくいなら対応したくないと思うのが、転職エージェントの本音です。

佐々木

そういう人は転職理由を聞くと、すぐにわかります。

転職エージェントもサポートはしますが、選考を受けても通りにくいことが多いです。

本音4|前職の愚痴は控えめにしてほしい

前職を悪く言っている人は、会社や他人のせいにする傾向があるので、選考が通りにくくなります。

佐々木
面接で前職を悪く言うのは辞めるように助言します。

しかし不意な質問で面接官には伝わってしまい、選考に落とされてしまうことが多いです。

本音5|親の口出しは困る

転職エージェントとの面談で親が同伴するケースが増えてるのが現状です。

中には本人よりも話している親がいます。

このように親離れしていない求職者は、転職エージェントに、自分で考えられず自立できていないと判断されます。

佐々木

印象は最悪ですので、人事に嫌われても仕方ないです…

本音6|必ず希望企業に入社できるわけではない

中には転職エージェントに任せれば、希望企業に就けると勘違いしている人もいます。

希望企業に転職できなかったのは、転職エージェントのせいだと怒る人もいるので、対応に困っています。

佐々木
転職エージェントも努力はしますが、選考に落ちてしまうこともあります。

そのため、怒られては困るのが本音です。

本音7|求職者に求人を強く勧めるのには理由がある

それは転職エージェントの担当者は、転職の決定数などのノルマ達成のために強く勧めることがあるんです。

会社で課されたノルマ達成のために、その人に合わなくても強く勧めてくることがあります。

佐々木

転職エージェントにもこういった裏事情があるので、本当に自分にあっているのか考えた上で転職先を選びましょう。


以上が転職エージェントの本音になります。

まとめると次の通りです。

転職エージェントの本音
  1. 希望の職種・業種へのこだわりが強い人の対応はしたくない
  2. 年収が低い人は成功報酬が低いため出来れば対応したくない
  3. 転職を繰り返す人の対応が難しい
  4. 前職の愚痴は控えめにしてほしい
  5. 親の口出しは困る
  6. 必ず希望企業に入社できるわけではない
  7. 強く勧める求人には理由がある
ゆり
転職エージェントも対応したくない人がいるんですね…
佐々木
もちろんです…!

マナーとして、転職エージェントの気持ちも考えて面談を受ける必要がありますね。

続いては、転職エージェントの面談の活用方法をお伝えしていきます。

転職エージェントとの面談を賢く活用する方法

佐々木
転職エージェントとの面談を賢く活用する方法を5つお伝えしていきます。
転職エージェントの賢い活用法
  1. まずは練習のつもりで転職エージェントと面談する
  2. 本命の転職エージェントは短期戦を心がける
  3. 転職理由を具体的に正直に伝える
  4. 転職先の希望条件を明確に伝える
  5. 複数の転職エージェントに登録していることを伝える
それでは1つ目からお伝えしていきます。

方法1|まずは練習のつもりで転職エージェントと面談する

転職エージェントは、全業界合わせると100社以上存在するので…

時間に余裕がある方は「練習」となるような転職エージェントを1社挟むことをオススメします。

練習として利用する転職エージェントでは、今まで紹介してきた注意事項は一切無視して、下記6点について、とことん相談しましょう。

相談内容
  1. 履歴書・職務経歴書を作成し、改善点を聞く
  2. 自分に向いている仕事や業界の意見を貰い、狙いを定める
  3. 推薦文を書いてもらう
  4. 面接で話す自分のPRポイントを整理してもらう
  5. 面接練習をする
  6. 上記の内容を踏まえて、1回面接を受けてみる
佐々木
転職エージェントで上記をすべて経験すると、自分の方向性が明確になり自信をもって発言できるようになります。

方法2|本命の転職エージェントは短期戦を心がける

本命の転職エージェントを利用する際は、転職エージェントに登録したらすぐに相談を進めましょう

なぜなら、多くの転職エージェントでは転職エージェントに登録した日が、サポートの優先順位に関係するからです。

転職エージェントに登録した日から期間が開くと、求人紹介の優先度が下がります

佐々木
転職エージェントに登録したら、すぐに面談を受けられるように調整しましょう!

方法3|転職理由を具体的に正直に伝える

転職エージェントとの関係において大事なことは、担当者と本音で話すことです。

そのため「上司との人間関係が悪い」「残業時間が長くて休める時間がない」など、

ネガティブな転職理由こそ伝えるべきです。

佐々木
1つだけ注意すべき点は、「楽な仕事がいい」など、仕事への意欲がない発言をしてしまうことです。

こういった発言は、仕事の意欲がなく転職する気持ちすらも疑われてしまいます。

そのため「仕事とプライベートははっきり分けたい」のようにうまく伝えるように意識しましょう。

方法4|転職先の希望条件を明確に伝える

まずは希望条件を率直に打ち明けることが大切です。

希望をしっかり共有することで、担当者も精度の高いアドバイスや、求人案件の紹介ができるようになります。

佐々木
希望条件などをしっかりと共有することが、

マッチング度の高い求人案件の紹介や、その後の精度の高い選考サポートにもつながっていきますよ。

方法5|複数の転職エージェントに登録していることを伝える

面談の時にすぐにでも転職したいため、複数エージェントに登録しているということを伝えましょう。

転職エージェントを複数利用しているということは、転職に前向きであるととらえられます

また、転職エージェントは応募者を他社にとられたくないので、手厚いサポートを受けられる可能性が高いです。

佐々木
転職エージェントに複数社登録していることを伝えるのはとても効果的です。

複数登録について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。


佐々木
ここまで、転職エージェントの面談を有効活用する方法をお伝えしてきました。

まとめると次の通りです!

転職エージェントを賢い活用法
  1. まずは練習のつもりで転職エージェントと面談する
  2. 本命の転職エージェントは短期戦を心がける
  3. 転職理由を具体的に正直に伝える
  4. 転職先の希望条件を明確に伝える
  5. 複数の転職エージェントに登録していることを伝える
ゆり
ありがとうございます!

転職エージェントを練習として利用してみるのもいいんだ…!

佐々木
おっしゃる通りです!

意欲的に行動することで、転職エージェントからの優先度が高くサポートを受けられるようになりますよ!

それでは次に、おすすめの転職エージェントをお伝えします。

おすすめの転職エージェント5選

佐々木
転職活動では、転職エージェントの担当者と本音で話せるような信頼関係を築くことが大切です。

そのためこの章では、サポートが手厚いおすすめ転職エージェント5社を紹介します。

おすすめ転職エージェント
  1. 『マイナビエージェント』
    20代/30代の転職実績が豊富!
    【公式】https://mynavi-agent.jp/
  2. 『パソナキャリア』
    業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/
  3. 『リクルートエージェント』
    求人数が転職業界No. 1
    【公式】https://www.r-agent.com/
  4. 『LHH転職エージェント』
    世界60ヶ国に展開、求人数が豊富!
    【公式】https://jp.lhh.com/
  5. 『JACリクルートメント』
    年収500万以上のハイキャリア向け
    【公式】http://www.jac-recruitment.jp/
ゆり
ありがとうございます!

これらの転職エージェントは、サポートが手厚いんですね!

佐々木
そうなんです!

相性の良い担当者に出会うためにも、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします!

実際に転職成功者の9割は、平均3社以上の転職エージェントに登録しているんです!

転職エージェントの複数利用について詳しく知りたい人は、次のページを参考にしてください。

ゆり
複数登録がおすすめなんですね!

どれも良さそうですが、たくさんあって迷ってしまいますね…!

佐々木
本来なら求人を紹介してもらえる窓口を広げるために3社以上に登録すべきなのですが…

面倒だと感じる方は、最低でも『マイナビエージェント』を登録をして就職相談を受けるべきです!

ネガティブな本音は控えつつ転職エージェントを上手く活用しよう

佐々木
今回は転職エージェントの本音についてお伝えしてきました。

要点をまとめると…

まとめ
  • 転職エージェントになるべく本音を話すべき
  • しかしただの愚痴や仕事の意欲を疑われる発言はNG
  • 転職成功者の9割は3社以上登録している
ゆり
ありがとうございます!

相性の良い担当者を見つけるために、複数登録した方がいいんですよね!

佐々木
おっしゃる通りです!

転職エージェントでは自分の本音をしっかりと伝え、より良い転職を目指しましょう!

それでは最後に、もう一度おすすめの転職エージェントをお伝えしますね。

おすすめ転職エージェント
  1. 『マイナビエージェント』
    20代/30代の転職実績が豊富!
    【公式】https://mynavi-agent.jp/
  2. 『パソナキャリア』
    業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/
  3. 『リクルートエージェント』
    求人数が転職業界No. 1
    【公式】https://www.r-agent.com/
  4. 『LHH転職エージェント』
    世界60ヶ国に展開、求人数が豊富!
    【公式】https://jp.lhh.com/
  5. 『JACリクルートメント』
    年収500万以上のハイキャリア向け
    【公式】http://www.jac-recruitment.jp/
佐々木
あなたの転職が成功することを願っています。