このページのリンクにはプロモーションが含まれています。
「三菱電機の設計職を辞めたい…」
「三菱電機の設計職を辞めて、新しい仕事を探すべき?」
と悩んでいませんか?
今回は、同じような悩みを抱えた結果、プラントエンジニアに転職された鈴木さんに「三菱電機の設計職を辞めると決断したエピソード」を語ってもらいました。
35歳 男性 東京都在住
5年間、三菱電機の設計職として勤務。
その後、これまでの経験を生かしてプラントエンジニアに転職
ジャンプできる目次
三菱電機の設計職を辞めたい理由3選|元社員が激務&ブラックな実態を激白!
今日はよろしくお願いします。
早速ですが、三菱電機の設計職を辞めたいと思った理由について教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね…
私が三菱電機の設計職を辞めた理由としては、大きくわけて以下3点ですね。
三菱電機を辞めたいと思った理由①|長時間労働が当たり前で命の危機すら感じたから
思い出すのもお辛いかと思いますが、具体的にどんな状況だったのか教えていただけますか。
三菱電機時代は、毎日遅くまで残業が余儀なくされていて、長時間労働が当たり前の環境だったんです。
残業時間は一応年間720時間までと決められていたのですが、その範囲内で終わるはずもなくてオーバーしていました。
年間720時間…!?。一月にすると60時間ですよね、、、。
十分多いですが、それでも収まらない業務量だったのですね。
月の残業時間がオーバーしそうだなと思うと、自宅に持ち帰って業務を続けるしかなくて…
定時で会社を出て、自宅やファミレスで勤務することもしばしばありました。
会社としては、就労環境を改善しているように見せるために、残業時間に縛りを設けていたのでしょうね。
でも、実際隠れて残業していたのであれば、本質的になにも改善されていないことになりますよね。
上司には何度も、業務量を調整してほしいと交渉したのですが、全く聞いてもらえませんでした。
それどころか、一人ひとりの社員の能力はお構いなしで、膨大な業務量を割り振られてしまい、かなり疲弊しました…
これは、もう紛れもなくブラックな企業であるといってよいでしょう。
本当にもう精神的にもギリギリでした…
実際、自殺者まで出しておきながら就労環境は一向に改善しなかったんです!
このまま続けていたら、自分までどうなるかわからないと思い、退職することを決めました。
三菱電機を辞めたいと思った理由②|子会社任せで技術力が向上しないと判断したから
大変であるのなら、せめて自分のスキルになっていると実感できればまだマシだったのですが、それすら叶いませんでした…
なるほど…
メインの業務は子会社に任せていたのですね…
忙しいだけ忙しくて、自分の技術力が上がらないとなると何のために頑張っているのかわからなくなってしまいますよね。
品質やコストよりも納期最優先の社風があり、設計職でもただの”手配士”としての仕事しかしていない場合が多かったです。
会社特有の手配ルールや書類のルールをひたすら覚えるだけで技術的な成長を見込めない環境だなとつくづく実感しましたね…
それだと、会社の駒のひとつとして、淡々と指示された業務をこなすのでよいと思う人にはいいかもしれませんね。
でも、鈴木さんのように、設計職として自分の技術力を高めていきたいと思っている方は「このままでよいのだろうか...」と不安になりますよね。
これは大手あるあるかもしれないのですが、大手だから活躍できると思って入社すると、実際は自分が関わりたい業務には携われないことって多いんですよね…
「あれっ、こんなはずじゃなかった」という違和感が、ある時を境に「自分がやりたかったことは、これじゃないのに!」って不満に変わってしまいました。
ずっと、自分が追い求めていた業務と任される業務との間にあるギャップに悩まされていたんですね。
しばらく葛藤した後、「やっぱり自分は設計職として、技術的な成長を見込める環境で働きたい」という意志が強くなり、退職する方向に動き出しました。
三菱電機を辞めたいと思った理由③|多すぎる人事異動で都合よく扱われたから
ちなみに、どのくらいの頻度で異動を言い渡されたのですか?
人事異動の理由は、「人が足りないから」というもので、社員の能力や経験を全く考慮してくれないんです。
スキルや経験が伴っていないのに、異動ばかりが頻繁だと、落ち着かないですね。
異動を経て、何か能力や経験が残ればよいのですが、2つ目で記載した通り、技術的に成長できる機会が少なかったですね。
ただ会社の都合で欠けた人員を一時的に補っているという感覚でした。
このまま流されて、勤め続けると外の会社では無価値になってしまうと年々焦りが増してきましたね。
お話を聞いて、鈴木さんは、設計職としての誇りと向上心を大事に仕事をされていらっしゃるのが伝わってきました。
僕の大事にしている価値観を言い当てていただき、ありがとうございます。笑
「設計職として少しでも技術力をつけていきたい」「成長したい」という思いが、激務に忙殺されて消えてしまう前に、三菱電機を辞めようと思いました。
三菱電機を辞めたくなった!お給料&激務・ブラックすぎる残業時間とは…?
ちなみになのですが、そんな三菱電機の設計職時代のお給料事情って詳しく聞かせていただくこと可能ですか?
もちろんです!
当時の年収は、だいたい650万円ぐらいですね。
機械設計の平均年収は、450万円ぐらいといわれているので、それと比較すると高いほうだとは思います。
しかし、隠れて残業をしていたことを思うと、正直もっともらってもよかったなと思います。
実際は、明らかに業務時間外には終わらない業務を押し付けられていたわけですから、なんともいえないですね…
ちなみになんですが、残業時間ってどれぐらいだったのですか?
残業時間は一月あたり、60時間以上80時間未満ぐらいだったかと思います。
先ほどもお仕えしたとおり、60時間を超えそうだと思ったら、定時で上がって外で残業していましたよ...
最終的には、鈴木さんは、三菱電機の設計職からプラントエンジニアに転職されたわけですが、給料はアップしましたか?
三菱電機の設計職時代よりも、年収10万円~30万円アップしました。
もともと、お給料面はそれなりに良かったので、650万円を超える給料をいただける会社に就職するのはかなり難しいと思ってました。
なので、少しではありますが年収を上げることができてうれしかったです。
自分が人生において何を大事にしたいのかをしっかり考えたうえで、転職活動をされた鈴木さんはさすがです。
丁寧にご回答いただきありがとうございます。
まとめると以下の通りとなります。
- 長時間労働が当たり前で命の危機すら感じたから
- 子会社任せで技術力が向上しないと判断したから
- 多すぎる人事異動で都合よく扱われたから
きついとは聞いていましたが、ここまでとは正直知らなかったです…
いま、膨大な業務から解放され、日々成長を実感できる環境を手にして、本当に転職を決意してよかったなと幸せを噛みしめています。笑
三菱電機からの転職でアピールしたい!培った強みって?
そこで、次は前職の三菱電機の設計職で培うことができたなと感じるスキル・強みについて詳しく教えてください!
今の職場で活躍できているのは、大きく分けて3つのスキル・強みを三菱電機の設計職時代に培ったからだと思いますね。
培ったスキル①|調整力
具体的にもっと詳しく教えていただかますか。
辞めたいと思った理由のところでもお話ししましたが、私の主な業務内容は、設計ではなく資材調達の調整業務でした。笑
納期厳守で、手配漏れがないように段取りを組んでいかなければならなかったので、責任重大でしたが、おかげで各部署間やメーカーとの調整力が培われましたよ。
調整力には、コミュニケーション能力が必要不可欠だと思いますが、何か意識されていたことはあったのですか。
強いていえば、ミスを起こさないように、他の方も巻き込んで何段階かにわけて確認するようにしていました。
自分ひとりでわかっていても、周りとの間で認識のずれが生じてしまうと、大きなミスにつながりますからね。
最終チェックで確認することは当然ですが、ステップごとに目線を合わせて確認していくことで、ミスが見つかっても早い段階で軌道修正できるということですね。
調整力、すばらしい能力だと思います!
培ったスキル②|仕事を振る能力
図面や資料の作成は基本的にすべて子会社に任せていたため、依頼時はどのように作成してほしいのかを的確に伝えるようにしていました。
人によっては、ただ丸投げして終わりという人もいたのですが、それだと依頼を受けた方が理解できず困ってしまうと思い、私は丁寧に説明するように心がけていました。
実は、三菱電機を退職してからも、子会社の人とはプライベートでもまだ付き合いがあるんですよ。
仕事を通して、信頼関係を構築できてよかったなと思いますね。
過酷な環境下でありながら、仕事を振る能力を磨いて、人間関係をよくしていったのは、鈴木さんの努力の賜物です。
どうか自信をもってくださいね!
培ったスキル③|忍耐力
具体的に詳しく教えてください。
忍耐力においては、絶対的に自負しています。笑
本来であれば、一つの大きな目標に向かって日々前進するような、やりがいのある業務を任せてもらいたかったのですが、そうはいかず…
ただひたすら目の前にある膨大な事務作業をこなすだけの毎日でした。
でも、そのなかで忍耐力が養われたのは確かですね。
モチベーションが上がらない環境で5年間も勤めることができたのは、本当にすばらしいことだと思います。
ここで5年頑張れたと思うと、正直どこに行ってもやっていけそうな気がするんですよね。
三菱電機での経験によって、自分の最大の長所は忍耐力があることだと気づけたのは大きな収穫でした。笑
そのキラキラしたオーラがあると、気持ちよく次に進むことができるんですよね!
三菱電機の設計職で培った強み、非常に興味深かったです。丁寧に教えていただき、ありがとうございました!
ここまでで紹介したものが、鈴木さんが三菱電機の設計職時代に培ったスキル3つです。
以下にまとめておきますね!
- 調整力
- 仕事を振る能力
- 忍耐力
転職って正直うまくいかなかったらどうしよう…と考えていたのですが、この3つの能力がうまくアピールできたのか、問題なく転職することができました。
自分が前職で培ったスキルは何かを、しっかり考えたうえで行動できている鈴木さんはさすがですね!
三菱電機の設計職から転職するのにおすすめの職種って?
そこで、この章では、鈴木さんが「三菱電機の設計職で培った!」とおっしゃっていたスキルを充分活かせる仕事を、元転職エージェントである私からお伝えしますね!
次、転職するときの参考にさせていただきますね!笑
わたしがおすすめする「三菱電機の設計職からの転職」におすすめの職種は、以下の通りです!
三菱電機から転職するのにおすすめ職種①:別会社の設計職
私のように設計職は好きだけど、現職の就労環境や業務内容のズレが嫌で辞めたいという方は、単純に別会社の設計職になるのが一番スムーズかと思います。
シンプルに、機械設計職って給料平均が良いのに加えて、ネームバリューが加わるので、より好条件で転職できる可能性が高いですよ。
わたしは、完全在宅勤務かつ残業も基本的になしである環境を求めていたため、機械設計職の仕事は、結局選びませんでしたが、給料が良くなることはいいことですね。
設計職 | 約450万円 |
三菱電機から転職するのにおすすめ職種②|機械系の別職種
機械系技術者には、設計職の他に「品質管理」や「営業技術」といったさまざまな職種があるため、別の職種に挑戦するのもひとつの手です。
設計職が自分に合わないと思った場合、ほかにも職種がたくさんあるのですね。
とくに鈴木さんのように丁寧なモノづくりをしていきたいと考えている方なら、製品の品質が安定しているかをチェックする品質管理がおすすめですね。
品質管理なら資材調達の調整業務の経験も生かすことができそうです。
品質管理 | 約500万円 |
営業技術 | 約400万円 |
以下にもう一度まとめておきますね!
- 別会社の設計職
- 機械系の別職種
三菱電機を辞めたいと思ったら、最初にすべきこと
「質」という面においては、No.1を誇るサービスですよね。
年収制限さえなければ、本当は全員に利用してほしいぐらいです。
ただ、思ったよりハイクラスすぎる求人が多かったので、結果的には『リクルートエージェント』も追加で登録することとなりました。
『リクルートエージェント』は、年収600万円層の求人も確かに多いので、追加で登録するにはとても良い選択肢を取られたなと思います。
この2社について、わたしから詳しくお話させていただきますね!
JACリクルートメント|求人の質の良さは業界トップクラス
JACリクルートメントは、年収500万〜1,200万円のハイクラス向け転職エージェントです。
両面型のサポート体制を採択しており、1人の担当者が、求職者・企業の両方をしっかり見定めた上で、適した求人を紹介してくれるので、ミスマッチ率が非常に低いサービスだと好評を得ています。
質の高いハイクラス求人や外資系求人を中心に取り扱っていますので、年収が500万円以上で、さらなるキャリアアップを目指している方は、是非利用してみましょう。
さすが最高峰の転職エージェントだと思います。
リクルートエージェント|求人の量&質ともにNo.1
- 20万件以上の求人数を誇る業界No.1の大御所サイト
- エージェント利用者の2/3が一度は利用済み(転職nendo調べ)
- かの有名な人材会社最大手リクルートの選考を潜り抜けた優秀な担当者ばかり
- 登録者数が異常に多いので、手厚いサポートは期待できない
『リクルートエージェント』は、求人数・実績ともに、圧倒的No.1の転職エージェントです。
求人の総合デパートのようなサービスで、職種・業界を問わない豊富な求人数が魅力です。
加えて、求職者が自覚していない「潜在スキル」を引き出してくれる腕の良い優秀な担当者が揃っているのも魅力です。
転職nendoの調査によると、エージェント利用者の2/3が一度は利用していたサービスなので、どこに登録するべきかわからない場合は、一旦登録してみるとよいでしょう。
求人数はたしかに多かったものの、日程調整などで、あまり紳士的な対応はしていただけなかったように感じました。
三菱電機を辞めたいと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで行動しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「辞めたい…」と、今は考えていると思いますが、三菱電機を辞める前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
『JACリクルートメント』
【公式】http://www.jac-recruitment.jp/
『リクルートエージェント』
【公式】https://www.r-agent.com/
本日はありがとうございました!