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「現場監督から転職って、実際どうなの?」
「現場監督から転職するのは難しいのかな?」
と悩んでいませんか?
今回は、同じような悩みを抱えた結果、警備会社に転職された中山さんに「現場監督から転職すると決意したエピソード」を語ってもらいました。
50歳 男性 福岡在住
高校卒業後、様々な職種を経て、建設業界企業にて現場監督として働く。
その後、建設業界時代に取得した宅建主任資格を活かせる不動産営業に転職。
ジャンプできる目次
【リアルな話】現場監督からの転職って、正直難しかった?
今日はよろしくお願いします。
最初から踏み込んだ質問で恐縮なのですが、現場監督からの転職って、正直難しかったですか?
こちらこそ宜しくお願いします。
そうですね、年齢も年齢だったので、全く未経験の業種への転職というのは正直難しかったです。
はじめはガソリンスタンドの給油係として転職しようかな…と思っていたのですが、未経験&資格なしだったので、うまくいかず諦めました。
最終的には、現場監督時に取得していた宅建主任資格が生きて、不動産営業に転職することができましたが、やはり転職が簡単とは言い難かったなと思います。
現場監督時に取得した資格が活きたからこそ、現職に転職することができた…ということですね。
おっしゃるとおりです!
建設業で働くには、様々な資格の取得が必須でした。
資格を取得するのは、正直しんどかったですが、結果的に、転職に生かせるような何かを得られたのは、現場監督として働いていて良かったなと感じました。
いま「現場監督として働いていてよかった」と、中山さんは仰っていましたが、そもそも現場監督から異業種に転職するまでの経緯は、どのようなものだったのでしょうか?
そうですよね、たしかに、現場監督から異業種になぜ転職しようと思ったのか疑問に思いますよね。笑
それでは、現場監督から転職したいなと感じた理由から転職すると決意した経緯まで、順を追ってお話させていただければと思います。
現場監督から転職したいと感じた理由3選|現場監督経験者が真実を激白!
ありがたいです。
それでは、宜しくお願いします!
もちろんです。
そうですね…
私が現場監督から転職したいと思った理由は、大きくわけて以下3点ですね。
現場監督から転職したい理由①|屋外での仕事が嫌になったから
雨が降っている時も、外で作業されるのですか?
基本的に、雨の日や風の強い日でも、おかまいなしで仕事に向かわなければなりません。
体の調子が悪い時に、雨の中作業した結果、熱が出ることもしばしばでした。
熱出てる時も、屋外での仕事を休めないのですか?
もちろん物理的には休めますよ。笑
ただ、現場監督がいないとそもそも現場回らないので、責任感から体調が悪くても屋外に出勤する人が多い印象です。
わたしも、結局現場をほっとくことができなくて、体調が悪いことを隠しながら、出勤していましたね。
責任感ゆえにということですね。
ちなみに中山さんが「屋外での作業がきついな…」と最も感じる瞬間っていうのは、いつなのですか?
30代の時は、炎天下でも気合で頑張れたのですが、年を経て50歳に近づくにつれ、耐えられなくなってきました。
熱中症になってしまい、迷惑をかけるようなことも増えてきましたし…
その結果「50代になったら屋内でできる仕事がしたいな…」と考えるようになり、異業種への転職を考え始めました。
現場監督から転職したい理由②|若手を指導していく自信がなくなったから
言うことを聞かない若手が多くて、体力的にしんどかったことが原因ですか?
最近の若者は、3K(「きつい」「汚い」「危険」)の職場を嫌う傾向が強くて、少しでも厳しいことを言ってしまうと辞めてしまうことも多く、指導が非常に難しくなりました。
「昔はこうだった」みたいな話が良くないことは、もちろん理解しています。
ただ、こんなことで?と思うことで気を病んで、辞めてしまうケースもが多くて、若手とどう接していけばいいのか正直わからなくなってしまいまして…
その結果、教えていく側の中山さんのほうが、気を病んでしまったというお話ですよね…
おっしゃる通りです。
厳しく接しているつもりはなくても、「厳しかった」という理由で、若手が辞めてしまうケースが続出してしまい、自分の育て方・人との接し方に自信を持てなくなってしまいました。
もうじき50歳になるという時期でしたが、「上の立場に立つのはもうこりごりだ」と感じ、未経験の職種に飛び込んだ…といういきさつですね。
最近は、ハラスメントに対して過敏になりすぎている世の中が嫌で、「もう管理職はやりたくない…」とぼやいている方によく出会います。
自分が原因で、辞められてしまった結果、現場が回らない状態になってしまった時は、他のメンバーに合わせる顔がなかったですね。
特に最近は、3Kを嫌がる若手が増えており、たまに入ってくる若者に対して、腫物を触るような扱いをしがちですね。
そんな建設業界に嫌気が差したのも、未経験の業界にチャレンジした理由です。
現場監督を辞めたいと思った理由③|体力と精神力がついていかなくなったから
ただ、体力の衰えと同時に、精神力も落ちてきているなと感じました。
精神がまいってしまい、先ほども述べたような人間関係のあれこれなどに耐えきれなくなってしまったのです。
最終的には、体力的にも精神的にもこんなに頑張っているのに、なぜこんなに報われないのだろう…と感じてしまい、退職を決意しました。
今まで頑張れていたことが、急に頑張れなくなる…というのが年齢の怖いところですね。
体力と精神力って比例するって言いますもんね…
20代という若さをもってしても、3Kが理由で「しんどい…」とすぐに辞めていく中、40歳後半まで現場監督を継続された中山さんは、ご立派だなと思います。
そう言ってもらえて光栄です。
ただ、わたしだけでなく現場監督を続けている人は、ほんとに自分の仕事に対して「誇り」と「責任感」をもって頑張っている人が多いですよ。
実際、「この現場をどうにかまとめあげたい」という精神的な気持ち1つで、雨が降ろうとも、猛暑だろうとも、現場監督の人間は、頑張り続けています。
だからこそ、精神力が弱くなり、仕事に対して「責任感」を持てなくなった瞬間が、現場監督の辞め時かなと思いますね。
シンプルに体力面だけがしんどい…という訳ではないのですね。
大変勉強になります、ありがとうございます。
実際に、精神力が弱ってしまい「責任感」がなくなってしまった結果、転職する…という人が、周りにも多かったので、「体力」および「精神力」の低下が、現場監督を辞めたい理由の1番にランキングするのではないかと思いますね。
現場監督から転職したくなった!お給料事情&残業時間とは…?
もちろん大丈夫ですよ。
40代後半の時点で、年収450万円程度でしたね。
一般の平均年収と同等ぐらいの額だったので、年齢の割には正直低いなと思っていました。
ちなみに残業時間はどれぐらいだったのですか?
一日最低でも、2時間程度は残業をしているイメージかと思います。
過酷な環境下に加えて、労働時間も長いので、そりゃ若手も転職したくなるだろうなって、内心思ってました。
ちなみに中山さんは、現場監督から不動産業営業という全く違う業界に転職されたわけですが、実際のところ年収はアップしましたか?
50代からの転職の厳しさを感じましたね…
ただ、この年からの転職で、未経験職種に転職できたこと自体がかなり奇跡だとは思うので、現場監督時代に沢山資格を取っておいてよかったなと思いました。
そんな中、未経験からの異業種転職を成功された例は極めてまれです。
今までの話を踏まえると、たしかに現場監督からの転職はもちろん難しいものの、異業種でも役立つ資格などをきちんと取得しておけば、成功する確率も高いと言えそうですね。
まとめると以下の通りとなります。
- 屋外での仕事が嫌になったから
- 若手を指導していく自信がなくなったから
- 体力と精神力がついていかなくなったから
現場監督からの転職でアピールすべき強みって?
そこで、次は前職の現場監督で培うことができたなと感じるスキル・強みについて詳しく教えてください!
今の職場で活躍できているのは、大きく分けて3つのスキル・強みを現場監督時代に培ったからだと思いますね。
培ったスキル①|学習意欲
シンプルに資格自体も転職時、有利に働きましたが、「学ぶ」ということに対して、抵抗感がなくなったことは、人生において重要かなと感じています。
現場監督のお仕事って、あまり勉強しなくていいのかと思っていました。
とくに、測量士の資格などは、絶対に取得しておかなければなりません。
もともと勉強は得意ではないので、わたし1人だと「資格を取得しよう!」となる人間では全くないです。
ただ、無理にでも資格を取得しないと働けない環境下だったので、いやいやながら勉強をし始めた結果、勉強をするということに抵抗感を感じなくなってきたことは、よかったなと思っています。
わたしは、結構飽き性な性格なので、何度も資格取得を断念した経験があります。笑
私も1人だったらそうなっていたと思います。笑
ただ、資格を絶対に取らないといけない環境だったのに加えて、周りに資格取得者が多かったのも、モチベーションを維持できた理由かなと思います。
特に、大型免許やクレーンの免許などを持った人と交流する機会が多く、その方たちから沢山の刺激を受けましたね。
このように、ただ資格を得ただけでなく、高卒で勉強が得意でなかった自分が「学ぶ」ということに対して意欲的になれたことは、財産だと思います。
培ったスキル②|決断力
今、何が一番必要なのか、どの優先順位でやっていくかなどの選択を迫られるシーンが多々ありました。
また、自分の選択ひとつで、周りがしんどい環境下に陥る可能性もあったので、慎重且つスピーディーな決断ができるようになりましたね。
決断力って仕事をする上で、かなり大事なスキルですよね。
実際、今の仕事に生かされているなと感じる瞬間とかってありますか?
現職である営業職は、その場その場の小さな決断を積み重ねていって信頼を勝ち取っていくお仕事です。
急な決断を迫られるシーンでも、冷静に物事を判断できているのは、現場監督時代の経験が生きてるからだなと感じます。
培ったスキル③|精神力
精神力って結構、抽象的だと思うのですが、中山さんが養われた「精神力」とは具体的にどのようなものなのか詳しく教えてもらうことは可能ですか?
精神力と言いますか、目標をどうにかして達成する根気強さみたいなものかと思います。
道路を完成させる、橋を作り上げるなどゴールがとても明確なので、どんな手段を駆使してでも、期限内に物事を終わらせるという根性が付きましたね。
たしかに、その能力はどんなことに対しても生かされそうですね…
いま、50代にして営業職に初挑戦中ですが、ノルマを達成するために、様々な手段を駆使して、若手異常に泥臭く動くことも苦ではありません。
また、あんなに苦手だった勉強も継続できるようになり、今では、人よりも持っている資格数が多いのではないかと自負しています。
このように、泥臭く努力できる精神力を養えたことに関しては、現場監督を頑張ってきてよかったなとしみじみ感じている部分です。
ここまでで紹介したものが、中山さんが現場監督時代に培ったスキル3つです。
以下にまとめておきますね!
- 学習意欲
- 決断力
- 精神力
異業種への転職って正直うまくいかなかったらどうしよう…と考えていたのですが、この3つの能力がうまくアピールできたのか、問題なく転職することができました。
現場監督からの転職におすすめの職種って?
そこで、この章では、中山さんが「現場監督で培った!」とおっしゃっていたスキルを充分活かせる仕事を、元転職エージェントである私からお伝えしますね!
是非、聞かせてください。
それでは、わたしがおすすめする「現場監督からの転職」におすすめの職種は、以下の通りです!
現場監督からの転職におすすめ職種①:物流業界
現場監督時代に養われた体力と精神力を充分に活かすことができる業界であるためです。
また、チームワークでの作業がかなり多いので、今まで現場監督時代に大人数をマネジメントしてきた経験は、かなり転職先で重宝されると思いますよ。
ただ、物流業界って給料が少ないイメージがあるんですけど、そのへんって正直なところどうなのですか?
近年、EC購入などが急増していることが理由で、需要が急激に高まってきている業界なので、平均年収はそれなりに高いのです。
また、需要が高まるにつれ、平均給与が上がっていくという社会傾向があるので、物流業界もまた、今以上に上がる可能性が高いでしょう。
したがって、現場監督の給料と労働時間が割に合わないと感じていた人は、是非、物流業界への転職を、視野に入れてみてくださいね!
物流業界 | 約450万円 |
営業職
たしかに、現場監督で培った「決断力」と「精神力」が生かされるので、未経験からでも働きやすいなと感じています。
加えて、営業職は、転職市場に求人がかなり多く、就職のハードルが比較的低いのも、おすすめする理由の1つです。
特に、老舗メーカーなどの営業職になると、定時に帰れる且つしっかりお給与が貰えるので、給料の低さ&残業の多さが原因で現場監督を辞めた人には、中山さん同様、営業職への転職を視野に入れてみてくださいね。
法人営業 | 約450万円 |
個人営業 | 約425万円 |
現場監督からの転職におすすめの職種③:介護職
なぜなら、現場監督時代培った「体力」と「精神力」が十分生かせる仕事だからです。
また、夜勤も含めれば、ある程度の収入は得られるので、生活に困ることはないのも魅力と言えます
つまり、現場監督時代に培った「体力」と「精神力」が生かせる且つ給料が上がる可能性が高い仕事だということですね!
また少子高齢化の影響もあって、介護職は常に人手不足であり、未経験可の求人が多いのもおすすめポイントと言えます。
未経験可の求人が多いうえに、転職倍率もそこまで高くはないので、「人の役に立つ」ことが仕事のモチベーションである方は、是非介護職に挑戦してみてくださいね!
もし、介護職への転職を検討するなら、中山さんが利用した総合型サービスではなく、「介護ワーカー」のような介護特化型のサービスを利用することをおすすめします!
介護職 | 約340万円 |
以下にもう一度まとめておきますね!
- 物流業界
- 営業職
- 介護職
現場監督を辞めたいと思ったら、最初にすべきこと
ただ、驚くほど良い求人がなくて、どうしようか…と迷った結果、人材会社として昔から有名なリクルートが運営するサービスを利用することに決めました。
あってます!
正直、この年で未経験からの転職だったこともあり、職安を利用して転職活動をしていたときは、かなり難航している状態でした。
しかし、リクルートエージェントの担当者さまが、自分のスキル・資格を活かせば、どのような業界だったら転職できそうか…などのアドバイスをくださったおかげで、最終的には、転職活動を無事終えることができました。
実は、最初1人で探していた時は、ガソリンスタンドの仕事を探していたのですが、やはりこの年代からの未経験転職は厳しくて、正直、転職を諦めかけていたのです…
そんな中、今所有している資格が生かせる会社というのを、担当者さまから熱心にご紹介いただき、今の会社を見つけることができたのは、利用してよかったと思うポイントです。
たしかに「リクルートエージェント」さんは、求人数&実績No.1の転職エージェントなので、そのような柔軟な対応に長けていらっしゃいますよね。
同サービスの良いところは、他にも沢山あるので、私のほうからもう少し詳しく説明させていただきますね!
リクルートエージェント|求人の量&質ともにNo.1
- 20万件以上の求人数を誇る業界No.1の大御所サイト
- エージェント利用者の2/3が一度は利用済み(転職nendo調べ)
- 人材会社最大手リクルートの選考を潜り抜けた優秀な担当者ばかり
- 登録者数が非常に多いので、手厚いサポートは期待できない
『リクルートエージェント』は、求人数・実績ともに、圧倒的No.1の転職エージェントです。
求人の総合デパートのようなサービスで、職種・業界を問わない豊富な求人数が魅力です。
加えて、求職者が自覚していない「潜在スキル」を引き出してくれる腕の良い優秀な担当者が揃っているのも魅力です。
転職nendoの調査によると、エージェント利用者の2/3が一度は利用していたサービスなので、どこに登録するべきかわからない場合は、一旦登録してみるとよいでしょう。
登録しなくても、一部求人を見ることはできますが、登録するとより条件の良い求人を探すことが可能になりますよ。
わたしのような40・50代の人から、若い方まで幅広い人が利用しているみたいなので、現場監督経験者から転職したい方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。
現場監督から転職したいと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで行動しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「転職したい…」と、今は考えていると思いますが、現場監督から転職する前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
- 『リクルートエージェント』
【公式】https://www.r-agent.com/
本日はありがとうございました!