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この記事では、「本当に求人詐欺ってあるの?」と悩んでいる人に向けて、
『求人詐欺の見分け方』や、『相談すべき窓口一覧』などをお伝えしていきます!
就職や転職をする時には必ず求人票を見ますが、実は嘘の情報を記載している求人票があるのも事実です…。
実際、働き始めてから求人詐欺に気づき、トラブルが発生することもよくあります。
就職や転職に失敗しないためには、しっかりと自分で求人詐欺を見分けられる知識を身につけておく必要があります。
この記事を最後まで読めば、求人詐欺の見分け方が分かり、安心して求人応募が出来るようになりますよ!
- そもそも求人詐欺とは何か知りたい
- 求人詐欺を見破る方法を教えてほしい
- 求人詐欺に関する相談窓口を教えてほしい
ジャンプできる目次
そもそも求人詐欺とは?データから分かる嘘の実態
まずは、求人詐欺という言葉の説明からしていきます!
求人詐欺の調査結果に関してもお伝えするので、求人詐欺の実態を知っておきましょう。
そもそも求人詐欺とは、「求人票に記載していた内容と、実際に入社した後の条件が違うもの」を指しています。
具体的には、次のような求人詐欺が多くなっています。
- 求人票の情報よりも給料が低かった
- 正社員だと書いていたが契約社員だった
- 完全週休2日制だが実際は1日しかなかった
- 書いていた職種と違う仕事をやらされた
そうなんです…。
実際、求人詐欺が近年増えているというデータもありますよ。
厚生労働省のデータによると、平成28年度にあったハローワークへの求人詐欺の申し出は9,299件。
そのうち、実際に求人票の内容と仕事内容や条件面が異なっていたのは「3,608件」で全体の39%でした。
また、次の業界では特に求人詐欺の申し出が多くなっています。
- 医療・福祉業界
- 卸売・小売業界
- 製造業界
そうなんです…。
実際、Twitterでは次のような投稿もありました。
問題というか、詐欺に近い求人をこの人のTwitter経由で応募してしまいました。数日で何人も辞めている事も知ってます。私もその内の1人です。求人詐欺にあって、生活がしづらくなり、
体調も鬱になってしまいましたね…。— boちゃん(@bo69263382) 2021年10月15日
フリーターの私でも書類選考それなりに通ったし求人数はめちゃくちゃあるし気軽に応募できると思うけど、求人詐欺はマジで多いから気をつけた方が良い
— 花梨(@karintou_78) 2021年10月1日
求人詐欺に引っかかるのは怖いですね…。
そうですね…。
せっかく入社できても、すぐに辞めて転職活動を繰り返してしまう可能性もあるので要注意です!
次の章では、求人詐欺の確率が高い求人広告の特徴についてお伝えします!
まず知るべき!詐欺の確率が高い求人広告の特徴
それでは、求人詐欺の確率が高い求人広告の特徴をお伝えします!
求人詐欺に引っかからないためにも、次のような求人は避けるべきです!
- 抽象的で具体的なことを書いてない
- 曖昧な言葉で誤魔化している
- 給与の額にやたらと振れ幅がある
それぞれ詳しくお伝えします!
特徴1:抽象的で具体的なことを書いてない
抽象的で、具体的なことが書かれていない求人は怪しいです。
たとえば、「残業は少なめ」「休みはとりやすい」「未経験からの入社多め」など、曖昧な言葉が並んでいる求人には、気をつけましょう。
実際、残業少なめと書いていても、「(ブラック企業と比べれば)残業は少なめ」という場合もあります。
本当に残業が少ない企業は、「月平均15時間以内」といった形で、具体的な数字を明記しています。
具体的な数字が無く、抽象的な言葉が並んでいる求人には気をつけましょう。
特徴2:曖昧な言葉で誤魔化している
曖昧な言葉で誤魔化している求人も、多々見受けられます。
よくある例を挙げると、「アットホームな職場」「明るくて楽しい職場」などが書いてあると怪しいです。
このような会社は、他にアピールできることが無いからこそ、アットホームや楽しいなど曖昧な言葉で誤魔化している可能性が高いです…。
他にも「やる気があれば大丈夫」「感動を与えられる仕事」といった言葉も、一見ポジティブで良い表現に感じますが、具体性がなければ危険です。
特徴3:給与の額にやたらと振れ幅がある
求人票の中でも、多くの人が一番注目するのは給料ですが、給与の額の振れ幅が大き過ぎる場合は注意が必要です。
実際、厚生労働省の発表した求人詐欺の申し出で、最も多かったのは賃金に関することです。
「提示された給与と実際に受け取った額が違う…」といったトラブルが多発しています。
給与の額の振れ幅を大きめに取る理由は、最大の金額に目を光らせ、求職者を引きつけるためです。
給与の振れ幅を見せないと、応募が集まらないような企業は何か問題がある可能性が高いです。
下手すれば、最低額の給与も残業代を含んだものかもしれませんよ。
- 抽象的で具体的なことを書いてない
- 曖昧な言葉で誤魔化している
- 給与の額にやたらと振れ幅がある
はい!
このような内容で書かれている求人は、詐欺の確率が高いので要注意です!
次の章では、求人詐欺でありがちな誇張される4つの項目についてお伝えします!
求人詐欺でありがちな誇張される4種類の項目
それでは、求人詐欺でありがちな誇張される4つの項目についてお伝えします!
具体的にどの項目で、どのように詐欺が行われているか確認しましょう。
- 給与に関する求人詐欺
- 勤務時間に関する求人詐欺
- 業務内容に関する求人詐欺
- 勤務形態に関する求人詐欺
それぞれの求人詐欺について詳しくお伝えします!
項目1:給与に関する求人詐欺
給与でありがちな求人詐欺は、基本給を固定残業代や各種手当込みで記載し、基本給を実際よりも高く見せるものが多いです。
具体的には、固定残業制(みなし残業制)を基本給に含めるということが当てはまるでしょう。
固定残業制は、残業の有無に関わらず、一定時間分の残業手当を支給されるもので、
一見得に思えますが、裏を返せばそれ以上の残業代は支払われない可能性があるということです。
裁量労働制は、実際の勤務時間に関係なく、一定時間働いたとみなすので「みなし労働」とも言われています。
たとえば、8時間勤務でみなし労働としていた場合、それ以上残業しても残業時間としてはカウントされません。
このような形で、高い給与を提示して採用し、残業代なしで長時間労働させるといった手口もあるのです…。
他にも給与に関する求人詐欺では、次のようなものがあります。
- ボーナス込みの年収を求人票に書き、実際には支給されない
- 営業手当や地域手当を残業代の代わりにして、手当以上の残業をさせる
- リーダー候補・幹部候補など、管理職扱いで採用し残業代を支払わない
項目2:勤務時間に関する求人詐欺
勤務時間が求人票の内容と明らかに違った…というのもよくある求人詐欺の手口の一つです。
具体的には、次のようなパターンがあります。
- 求人票には残業なしとあったが、ほぼ毎日残業がある
- 年休120日と記載があったが、実際は40日程度しかない
- 10時〜18時が勤務時間と書いていたが、月の3分の1以上は夜勤
繁忙期などを理由にして、長時間の間拘束するだけでなく、有給休暇を取りにくくさせるケースも多く見られます。
朝礼や始業準備を名目に、始業時間よりも30分前に出勤させ、その時間分は給与を出さないといった手口もあります…。
項目3:業務内容に関する求人詐欺
業務内容に関する求人詐欺も少なくありません。
具体的には、次のような詐欺があります。
- 事務職の応募だったのに、営業職に配属される
- 外勤と言われていたのに、内勤させられる
- 応募していた勤務地と別の場所に勤務させられる
業務内容に関しては、採用直後や入社してすぐに詐欺と分かることが多いですが、
最初は求人票通り働かせて、数年後に違う業務内容や勤務地の異動を命じられることもあります…。
項目4:勤務形態に関する求人詐欺
雇用形態に関する求人詐欺の大半は、正社員採用としておきながら、別の雇用形態で働かせるというものです。
「安定した仕事に就きたい!」という求職者の心理を、逆手に取った悪質な手口と言えるでしょう。
具体的には、次のような詐欺があります。
- 試用期間はアルバイトとしての有期雇用で、期間が終われば契約も終わる
- 実際は正社員採用ではなく、正社員になれる可能性があるという内容
正社員として雇わず、個人事業主扱いにして、雇用保険や社会保険に加入させないという手口や、
定年退職なしと言いながら、65歳で退職させるというケースもあります。
- 給与に関する求人詐欺
- 勤務時間に関する求人詐欺
- 業務内容に関する求人詐欺
- 勤務形態に関する求人詐欺
そうなんです…。
細かい内容は項目によって異なりますが、この4つの項目は詐欺が多いので、
求人票を見るときによく確認するようにしましょう。
次の章では、求人詐欺を見分けるために、場面ごとにチェックすべきポイントをお伝えします!
求人詐欺の見分け方!場面ごとにチェックすべきポイント
それでは、求人詐欺を見分けるために、場面ごとにチェックすべきポイントをお伝えしていきます!
各場面ごとにチェックすべきポイントがあるので、よく確認しておきましょう!
※タップすれば、場面ごとのポイントにジャンプします
それぞれ詳しくお伝えします!
1.応募時にチェックすべきこと
求人票を見て詐欺を見分けることが出来れば、応募もしないので詐欺には引っかかりません。
そのため、応募前に隈なく求人票をチェックすることは大切です!
項目 | 具体的な内容 |
---|---|
固定残業制の有無 |
|
裁量労働制の有無 |
|
各種手当の有無 |
|
試用期間の有無 |
|
雇用形態 |
|
以上のことを求人票に記載するのは法律で義務付けられています。
そのため、記載がない場合は求人詐欺の可能性が疑った方が良いでしょう。
労働条件の項目でのチェックポイント | |
---|---|
給料の振れ幅 | 基本給の振れ幅が大きい場合、固定残業代や各種手当てが組み込まれている場合が多い(例:基本給19〜36万円などの場合) |
週休の日数 | 週休2日と書いていても、必ず週に2日休めるとは限らない。週2回は絶対休みたい場合は、「完全週休2日制」の求人を探すべき |
会社からのメッセージの項目でのチェックポイント | |
---|---|
アットホームな職場 | 人間関係が良好なことをアピールしているが、実際には劣悪な環境も多い。「やりがい」「感謝」などの言葉にも要注意 |
仕事とプライベートの両立ができる | 具体的な残業時間が書けない場合のイメージ戦略の可能性が高い。あくまでも求人情報に書かれている残業時間を参考にすべき |
20代の若手が活躍中 | 長く働いている人が少ない可能性が高い。会社四季報などをチェックし、入社後3年以内の離職率を確認すべき |
未経験者大歓迎 | 深刻な人手不足で、長時間労働を強いられる可能性が高い。 |
具体的な数字が書いていない求人は、裏を返せば「数字として出せない情報がある」という可能性があります。
2.面接時にチェックすべきこと
面接時は、会社の担当者と直接話ができるので、求人詐欺を見抜くチャンスです!
具体的に、次のようなポイントをチェックするようにしましょう。
面接時のチェックポイント | |
---|---|
面接官の対応 | 求人票の内容と違う説明をしていないか。また給与や残業、休日、賞与などの質問にしっかりと答えてくれるか |
会社の雰囲気 | 社内から活気的な雰囲気が感じられるか。働いている社員の表情は明るいか |
会社の清潔感 | 社員の机が整理整頓されているか。社内の隅に埃が溜まっていないか。トイレ掃除が行き届いているか |
3.入社後にチェックすべきこと
採用が決まっても安心せず、事前に聞いていた条件通りの契約をしてくれるのか確認しましょう。
入社が決まってから重要になるのは「労働条件通知書」と「就業規則」です。
労働条件通知書は、会社と労働者が雇用契約を結ぶ際に発行される書類で、就業規則は全従業員が守るべきルールを記載したものです。
この2つの書類を見て、次のポイントを確認しましょう。
- 労働条件通知書に書いている給与や残業の有無が求人票と異なっていないか
- 労働条件通知書と就業規則の内容が著しく異なっていないか
- 就業規則に明らかに労働者が不利になる条件が記載されていないか(罰金制度や給与の天引きなど)
これらのポイントを確認し、気になることがあれば上司や人事部に質問しましょう。
内定通知書と一緒に送付してもらうことも可能ですよ!
※タップすれば、場面ごとのポイントにジャンプします
そうですね!
ただ応募する前に気をつけるだけではなく、場面ごとに目を凝らして求人詐欺を見抜く必要がありますよ!
次の章では、求人詐欺に関する相談を受け付けている窓口についてお伝えします!
求人詐欺にあった…今すぐ相談すべき対応窓口一覧
それでは、求人詐欺の相談ができる窓口を紹介します。
いくつか窓口を紹介するので、求人詐欺かもと思った時は速やかに相談しましょう。
主な窓口の電話番号と受付時間は次の通りです!
窓口 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
都道府県労働局 需給調整事業関係業務担当窓口 | 都道府県によって異なる。こちらに記載あり | 都道府県によって異なる |
ハローワーク求人ホットライン | 03-6858-8609 | 平日8時30分~17時15分 |
日本労働弁護団ホットライン | 03-3251-5363 | 月・火・木15時~18時 土13時~16時 |
総合サポートユニオン | 03-6804-7650 | 平日17~21時(水曜休み) 土日祝13~17時 |
NPO法人POSSE | 03-6699-9359 | 平日17~21時(水曜休み) 土日祝13~17時 |
基本的には、お住まいの住所に合わせて、「都道府県労働局 需給調整事業関係業務担当窓口」に連絡すれば問題ありません。
また、ハローワークで紹介してもらった求人に関する詐欺の相談は、「ハローワーク求人ホットライン」相談しましょう。
加えて、法律の専門家に相談したい場合は「日本労働弁護団ホットライン」に電話をしてみることをおすすめします!
実際、求人詐欺かもしれないと思いながら、一人で不安を抱えている人もいるでしょう。
間違っていても問題ないので、少しでも不安な人は相談してみましょう。
次の章では、求人詐欺がないおすすめの転職エージェントを紹介します!
求人詐欺がない!おすすめの転職エージェント5選
それでは、おすすめの転職エージェントをお伝えします!
求人詐欺に引っかかりたくないなら、次の転職エージェントを使って、転職先を探すことをおすすめします!
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今回は、求人詐欺に関して悩んでいる方に向けて、求人詐欺の見分け方や相談すべき窓口一覧をお伝えしてきました!
まとめると次の通りになります。
- 実際数多くの求人詐欺に関する問い合わせが集まっている
- 抽象的な内容や曖昧な言葉が並んでいる求人は要注意
- 応募時・面接時・入社後ごとにチェックすべきポイントが異なる
ありがとうございます!
これらを意識して、求人詐欺を見抜けば良いんですね!
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