転職エージェントと直接応募はどちらが有利?500人の事例から判定

転職エージェントと直接応募どちらが有利不利?500人の事例から判定

この記事でお伝えすること
  • エージェント?直接?転職に有利な応募方法
  • 企業に直接応募するときの注意点
佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です。

この記事を読んでいる人の中には…

『転職エージェントと直接応募のどちらが有利かわからない!』

『そもそもエージェントって使った方がいいのかな…?』

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

ゆり
転職しようと思うのですが、転職エージェントと直接応募がのどちらがいいのか悩んでいます…
佐々木
そうですよね…。たしかに、同じような悩みを持った方が多くいらっしゃいます。

転職エージェントと直接応募ではそれぞれにメリットがあるんです。

それではまず、転職エージェント利用と直接応募のどちらが有利かについて見ていきますね!

この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

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元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
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転職エージェント経由と企業に直接応募するのはどちらが有利?

佐々木
結論からいうと…

転職エージェント経由と直接応募は、転職エージェント経由の方が有利です。

そもそも応募方法には2つあります
  • 転職エージェントを経由して応募する場合
  • 転職エージェントを経由せず、直接企業に応募する場合
ゆり
エージェント経由の方が有利なんですね!

でも、なぜ有利なのでしょうか?

佐々木
それはですね、転職エージェント経由で応募をすると…

エージェントが求職者を優秀な人材として企業側にプッシュしてくれるので、選考に通りやすい傾向にあるからなんです。

実際にTwitterなどで見てみると…

ゆり
たしかに、エージェントを利用したほうが良さそうですね…!

でも逆に、不利になってしまうことはないのでしょうか?

佐々木
そうですよね。私が相談を受けてきた中でも、不利にならないか不安に思う方が多くいました。

それでは説明していきますね。

転職エージェント経由で不利になることはないの?

佐々木
エージェント経由が不利と言われる理由としては、次のようなことが考えられます。
エージェント経由が不利と言われる理由
エージェント経由だと、企業側は仲介料として採用者の年収30%以上を転職エージェントに支払う必要があります。

【 例:30歳 男性 年収360万円の方の場合 】
エージェントの場合は年収360万円+仲介料108万円=採用コスト468万円。直接応募の場合は年収360万円=採用コスト360万円。

企業側は同じスキルを持っている候補者がいたの場合、直接応募の方を採用する場合も

ゆり
なるほど!直接応募した方がいい場合があるんですね。
佐々木
そうなんです!直接応募が良い場合もあるのですが…

基本的に転職エージェントの利用をおすすめしています。

なぜなら、自己分析、面接テクニック、面接後のフィードバックなど転職のサポートを徹底して行ってくれるからです。

佐々木

私の経験でも、実際多くの転職成功者は転職エージェントを活用しており、実力のワンランク上の企業に転職できた人も数多くいます。

ゆり
なるほど!

直接応募をするとしても、エージェントを利用することで、転職のサポートをしてもらえるんですね!

佐々木
そうなんです!

最初から最後まで完全無料で利用できますし、合わなければ途中で退会しても大丈夫ですよ!

そこで、おすすめの就職エージェントと特徴をいくつか紹介します。

おすすめの転職エージェント

それでは次に、エージェントを経由すべき理由を具体的にお伝えしていきます。

転職エージェントを経由して企業に応募すべき理由

佐々木

先ほどもお伝えしましたが、基本的にはエージェント経由の応募をおすすめしています。

というのも、転職エージェントを利用することで様々なメリットがあるからです。

それではメリットについて見ていきましょう!

転職エージェントのメリット
  1. 複数企業の選考を効率よく進められる
  2. 業界知識を学んだ上で選考に望める
  3. 自己分析が行えて、自分にあった仕事が見つけられる
  4. 書類選考に通過しやすくなる
  5. 面接後のフィードバックを受けられる
  6. 年収の交渉など、内定後のサポートも受けられる

1つずつ詳しく紹介していきますね。

メリット1|複数企業の選考を効率よく進められる

エージェントが選考スケジュールを組んでくれることで、5~6社の選考を並行して進めることができます

さらに、それぞれの企業の選考が進むごとにエージェントと意思確認ができるので、こまめに自分の気持ちの確認が行えます。

佐々木
通常3日~1週間で決断を迫られる内定の最終判断も、エージェントを利用することで慎重に意思決定できますよ

メリット2|業界知識を学んだ上で選考に望める

エージェントは業界や業務内容について詳しいため、ひとりでは知ることが難しい内容も知ることができます

そのうえで客観的な意見をもらえるので、現職の課題や不満を解消できるかどうかの判断もしやすくなります

メリット3|自己分析が行えて、自分にあった仕事が見つけられる

転職を成功させるには、自分の志向や判断軸を明確にしておくことが大切です。

なんとなくで転職活動をしてしまうと、不安で意思決定ができなかったり、今の状況を繰り返すことになります。

エージェントを利用することで、適性や価値観、志向に合った職業かを精査してもらうことができます

佐々木
自己分析をすることで思いを言語化できるので、面接時にも自分の言葉で受け答えできるようになります!

メリット4|書類選考に通過しやすくなる

書類の添削を行ってもらうことで、採用担当者の印象に残る書類を作ることができます

それだけでなく、エージェントは採用担当者に推薦文を書いたり、プラスで魅力やおすすめ具合を伝えてくれます

場合によっては書類が埋もれてしまい、採用担当者の目に届きません。

佐々木
エージェントを利用することで、ほかの媒体からの応募より埋もれづらくなり、注目が集まりやすくなるんです!

メリット5|面接後のフィードバックを受けられる

直接応募だと面接のフィードバックがもらえませんが、エージェントを利用すると受けている会社からのフィードバックがもらえます

面接のフィードバックをもらうことで、自分の癖や考え方も客観的に知ることができます

佐々木
そのため、自分の良い点や課題点を把握したうえで、精度の高い面接対策を行えます

メリット6|年収の交渉など、内定後のサポートも受けられる

エージェントが入ることで、事前に配属先の希望を伝えられたり、給与条件が高められることがあります

直接応募する場合は、内定を出たときに配属や条件・年収など交渉するのが気まずいため、受け身になる人が多いです。


佐々木
転職エージェントのメリットについては、以上になります。

もう一度、転職エージェントのメリットを振り返ってみると、次のようになります。

転職エージェントのメリット
  1. 複数企業の選考を効率よく進められる
  2. 業界知識を学んだ上で選考に望める
  3. 自己分析が行えて、自分にあった仕事が見つけられる
  4. 書類選考に通過しやすくなる
  5. 面接後のフィードバックを受けられる
  6. 年収の交渉など、内定後のサポートも受けられる
ゆり
転職エージェントを使うことで、たくさんのサポートを受けることができるんですね!
佐々木
おっしゃる通り!エージェントを利用することで、ひとりでは難しい対策もスムーズにできるんです!

もし仮に、直接応募するしかない場合の注意点について、これから説明していきますね。

企業に直接応募する場合の注意点

佐々木
今まで転職エージェントをおすすめしてきましたが、直接応募すべきケースがあるのも事実です。

直接応募すべきケース
  • 転職エージェントに応募したい企業の求人がない場合
  • 採用コストを抑えているベンチャー企業を狙っている場合
  • 知人から紹介された企業に応募したい場合
ゆり
なるほど。このような場合は、直接応募したほうがいいんですね…!
佐々木
そうなんです!

そして、直接応募をまとめると2つの方法があるんです。

直接応募の方法
  • 企業のホームページから直接応募する場合
  • 転職サイトから応募する場合
ゆり
へ~!直接応募は2つの方法に分けられるんですね!

それぞれ、直接応募する場合の注意点はあるのでしょうか?

佐々木
はい!直接応募する場合も注意点があります。

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう!

まず、企業のホームページから直接応募する場合から説明していきます。

 企業のホームページから直接応募する場合

佐々木
直接応募する場合は、企業への熱意が重要になります!

というのも、エージェントでは応募は基本1回ですが、直接応募は縛りがないため複数回応募することができます。

今はエージェントを利用する人が多いので、直接応募は応募の時点で志望度が高いと評価されます

佐々木
私の経験でも、実際に熱意で内定を勝ち取った方がいました!

直接企業とのやり取りができるので、自分のことを自分で売り込める機会が多いんです。

しかし一方で、ひとりで転職活動を行うため、気を付けるべきことも…

直接応募の注意点
  • 企業の情報を入手しづらい
  • 書類添削や面接対策を自分で行う必要がある
  • 面接日程や給与交渉などを自分で行う必要がある
ゆり
なるほど…。自分で行うことが多いんですね。

書類添削や面接対策を自分でやるのって難しそう…。

佐々木
そうなんです。私が相談を受けてきた中でも、同じように不安に思われる方が多くいました。

しかし、転職エージェントを使うことで不安が解消できるんです!

ゆり
えっ!直接応募する場合でも、エージェントを利用していいんですか?
佐々木
はい!おっしゃる通りです!

エージェントは転職のサポートもしてくれるので、ひとりでは難しい対策もしっかりと行えます!

つぎに、転職サイトから直接応募する場合についてみてみましょう。

 転職サイトから直接応募する場合

ゆり
ホームページからの応募と、転職サイトからの応募では注意点に違いがあるんでしょうか?
佐々木
おっしゃる通りです!

基本的な注意点は、ホームページから応募する場合と同じです。

しかし、転職サイトからの応募特有の注意点もあります。

転職サイト特有の注意点
  • 転職サイト内のレジュメを、その都度修正する必要がある
  • 求人サイトを鵜呑みにしない

転職サイトで応募する場合は、サイト内のレジュメを使用するため、応募するごとに内容を修正する必要があります

間違って別の企業用に作ったものを送らないように注意をしたり、経歴や功績にズレが生じないようにしっかりと確認しましょう。

また、求人サイトの情報は鵜呑みにせず一度調べることをおすすめします

求人サイトの確認ポイント
  • 求職サイトに掲載されている求人の『モデル年収』は実際にもらえる金額か
  • 長期間掲載している求人は退職率が高いことが原因ではないか
  • 掲載されている求人内にある画像はイメージ画像ではないか
直接応募できる転職・求人サイト16選 直接応募型の転職求人サイト16選(総合型8サイト+専門型8サイト)

求人サイトでは求職者を惹きつける必要があり、実際より良く見せている場合が多いのも事実です。

モデル年収は企業が求めている理想の活躍をした際に支払える上限金額である場合や、採用しても退職者が多く長期掲載している場合があります。

ゆり
求人サイトの情報を鵜呑みにすると、自分の想像とかけ離れてしまうこともあるんですね…
佐々木
そうなんです!納得のいく転職をするためにも、しっかりと調べたうえで応募していきましょう!

それではここで、転職エージェントを利用した人、直接応募をした人の実体験を見ていきましょう。

体験談|転職エージェント・直接応募、どちらが有利?

佐々木
それではここで、転職エージェント経由、直接応募、それぞれの実体験を見てみましょう。

転職エージェント経由の事例

直接応募の事例

ゆり
どちらの場合も、メリットとデメリットがあるんですね。
佐々木
そうなんです。自分の行きたい企業に合った方法を選んでいきましょう。

すべてを1人で行う自信がない方は、まず就職エージェントに登録しサポートを受けてみましょう

それでは次に、人事が信頼する転職エージェントを紹介します。

おすすめ転職エージェント|人事が信頼する優秀な5社

佐々木
転職エージェントに登録して、有利に転職活動を進めたいなら、まずは下記のエージェントに登録して転職相談をしてみましょう!
人事が信頼する転職エージェント
ゆり
ありがとうございます!この5社がおすすめなんですね!
佐々木
そうなんです!さらに効率よく転職活動を行うコツは、複数のエージェントに登録することです!

複数のエージェント登録が面倒だなと思う人は最低でも…

リクルートエージェント』と『パソナキャリア』の2社を登録することをおすすめします。

ワンランク上の転職をしたいなら転職エージェントを利用すべき

佐々木
今回は、転職エージェント経由と企業に直接応募するのはどちらが有利かについてご説明してきました。

要点を整理すると…

まとめ
  • 転職エージェントを利用したほうが有利!
  • 転職エージェントと直接応募にはメリット・デメリットがある
  • 直接応募の場合もエージェントを利用しサポートを受けるべき
ゆり
ありがとうございます!

これらを参考にすればいいということですね!

佐々木
はい!

それでは最後にもう一度、おすすめの就職エージェントをまとめておきますね。

おすすめ転職エージェント
ゆり
この5社がおすすめなんですね!
佐々木
そうなんです!

本来なら求人を紹介してもらえる窓口を広げるために5社すべてに登録すべきなのですが…

面倒だと感じる方は、最低でもリクルートエージェントと『パソナキャリア』の2社を登録をして就職相談を受けるべきです!

佐々木
あなたの転職が成功することを願っています。