転職エージェントの面談内容|聞かれること&質問すべきこと全まとめ

転職エージェントの面談内容|聞かれること&質問すべきこと全まとめ

 

 

 

 

 

佐々木
こんにちは!転職アドバイザーの佐々木です!

この記事を読んでいる人の中には…

『転職エージェントの面談ってどんな質問をされるんだろう…?』

『面談の時に質問したほうが良いことってあるのかな…?』

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ゆり
今度転職エージェントの面談に行くけど、なにか準備をした方がいいのかなぁ…?
佐々木
そうですよね。

私の経験でも、同じような悩みを持った人が多くいらっしゃいました。

この記事では、面談時の質問内容や転職エージェントを有効活用するために有効な質問をお伝えします!

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この記事の監修者
転職nendo編集チーム

株式会社Jizai キャリア事業部

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元転職エージェントや人事経験者など、採用や転職事情に詳しいメンバーが監修。匿名だから話せる裏情報を多数掲載。
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転職エージェントの面談で質問される内容と適切な回答まとめ

佐々木
はじめに、転職エージェントの面談で質問される内容とその回答についてお伝えしていきますね!

転職エージェントの面談で聞かれることは、主に次の3つです。

面談の質問内容
  1. 転職活動の状況と転職理由に関する質問
  2. 職務経歴やスキルに関する質問
  3. 希望職種や年収などの条件に関する質問

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

質問1|転職活動の状況と転職理由に関する質問

転職エージェントの面談では、「選考状況」「他社での選考状況」「他社転職エージェントの利用状況」の質問をされることが多いです。

これらの質問から、転職エージェントはあなたの現状を見極めています

転職エージェントが確認しているポイント
  • どのようなサポートをすべきか
  • 転職する意思が強いかどうか
  • すぐに転職先が決まる可能性が高いか
  • 他社の転職エージェントに流れないか

自分が「すぐに転職しようとする意思があり、転職先がすぐに決まる可能性が高い人」であれば…

転職エージェントは優先的に自分のサポートをしてくれます!

また、一生懸命対応しても他社の転職エージェントにとられては意味がないため、他社状況についても必ず聞いてきます。

佐々木
他社の転職エージェントを利用していることを伝えると…

サポートが手厚くなる場合があるので、複数利用のことは正直に伝えましょう!

質問2|職務経歴やスキルに関する質問

転職のためには、転職エージェントに職務経歴やスキルに関して正確に伝える必要があります。

そのため、あらかじめ職務経歴書と履歴書を用意しておくことをおすすめします。

なぜなら、職務経歴やスキルに関して口頭だけで話すと効率が悪いため…

書類を見ながら話すことで転職エージェントにあなたの魅力を十分に伝えることができるからです!

今までの職務経歴やスキルを正確に伝えることで、良い転職先が見つかりやすくなります。

佐々木
転職エージェントから企業への推薦内容が魅力的になることもあるんです!

質問3|希望職種や年収などの条件に関する質問

求人情報の絞り込みを行うために、様々な条件についてヒアリングを行います。

ここで重要なのは、条件をあまり特定しすぎないことです。

「自分ではこう思っていますが、私の志向に合う求人があれば是非ご紹介いただきたい」と伝えましょう。


佐々木
転職エージェントの面談で質問される内容とその回答については以上です。

まとめると次の通りです!

面談の質問内容
  1. 転職活動状況と転職理由に関する質問
  2. 職務経歴やスキルに関する質問
  3. 希望職種や年収などの条件に関する質問
ゆり
面談では、転職に関わる質問を幅広くされるんだ…!
佐々木
そうなんです!

初回面談からしっかり準備をすることで…

転職の本気度が伝わりしっかりとしたサポートを受けられるようになりますよ!

次に、自分と相性の良い転職エージェントを見つけるための質問についてお伝えします。

転職成功率を上げる!転職エージェントにすべき質問5選

佐々木
面談では自分から担当者に質問することも大切です。

転職を成功させるために転職エージェントにすべき質問は次の通りです!

転職エージェントにすべき質問
  1. あなたはどの業界の転職サポートが得意ですか?
  2. 私にはどんな今後のキャリアがおすすめですか?
  3. あなたのノルマを聞いてもいいですか?
  4. その会社をおすすめする理由は何ですか?
  5. 面談を別日にしていただけませんか?

それでは詳しく見ていきましょう。

質問1|あなたはどの業界の転職サポートが得意ですか?

自分の担当者には、サポートが得意な業界を聞いてみましょう。

なぜなら、自分の転職したい業界が得意な転職エージェントに出会うことは、納得のいく転職をする上で極めて重要なポイントだからです。

自分が転職したい業界から預かっている求人案件数や携わってきた転職事例が多いほど…

あなたの要望に合った転職先を提案してくれる可能性が高いです!

併せて聞くとよい質問
  • 得意な業界の動向
  • 転職エージェントとしてのキャリア
  • 月に出している転職者の数

担当者の「転職エージェントとしての価値」を定量的に判断していきましょう

質問2|私にはどんな今後のキャリアがおすすめですか?

この質問の答えで、転職エージェントの転職者への向き合い方が見えてきます。

親身に相談にのってくれる人もいれば、「それは自分で考えるべき」というスタンスの人もいます。

転職エージェントは、転職者との面談や提案を無償で行うのが一般的ですが、どこまで向き合ってくれるかは人によって異なるのです。

また、この質問をすると逆に転職エージェントから質問を受けることも。

転職エージェントからの質問
  • これまでの仕事を選んだ理由
  • 人生観
  • 将来の目標

このような質問を受けた場合は、なるべく詳細に答えましょう。

佐々木
エージェントは、転職者の答えが詳細であればあるほど、オススメできる理由が明確になります!

質問3|あなたのノルマを聞いてもいいですか?

しっかりと自分に向き合ってくれる担当者を見極めるために、ノルマを聞いてみましょう。

特に大手人材企業の転職エージェントにいえることですが、ほぼ100%ノルマをもっています。

例えば…
3ヶ月ごとの売上ノルマを持っている転職エージェントが、内定後の回答をタイトなスケジュールで迫ってくるケースなど。

不自然なスケジュール設定は、企業側の都合の場合もありますが、転職エージェント側のノルマが影響していることもあるのです。

納得感のある転職をするために、焦っていたり、自分の都合を押しつけてくる転職エージェントとは付き合わないことをオススメします。

質問4|その会社をおすすめする理由は何ですか?

転職エージェントから企業の提案があったとき、なぜその会社がオススメなのかを質問してみましょう。

なぜこの質問をするかというと、転職エージェント側の都合で会社をおすすめしている場合があるからです。

転職エージェントが提案してきた会社は、本当にあなたに合った会社なのか、そう考える理由や背景は何なのか、納得いくまで、質問をし続けてみてください

佐々木
親身になってくれる人と利益優先の人の答えは、説得力が違いますよ!

質問5|面談を別日にしていただけませんか?

優秀な転職エージェントは例外なく、日程調整能力が高く、マメに連絡をくれます。

もちろん日程調整はお互いの歩み寄りが基本ですが、転職者側の要望に沿わなかったり、メールの返信が遅かったりする転職エージェントは、要注意かもしれません


佐々木
ここまで転職エージェントにすべき質問をお伝えしてきました。

まとめると次の通りです!

転職エージェントにすべき質問
  1. あなたはどの業界の転職サポートが得意ですか?
  2. 私にはどんな今後のキャリアがおすすめですか?
  3. あなたのノルマを聞いてもいいですか?
  4. その会社をおすすめする理由は何ですか?
  5. 面談を別日にしていただけませんか?
ゆり
ひとつひとつ質問を深く聞くことで、転職エージェントの特徴がわかるんですね!
佐々木
おっしゃる通りです!

担当者によって、これまでの経験や知識は変わってくるので、質問に対する回答も変わってきます。

もし質問をしてみて、自分には合わないと感じた場合は担当者変更も検討しましょう。

担当変更に関しては下記の記事に詳しくまとめているので、参考にしてみてください!

それでは次に面談の際の注意事項についてお伝えします。

面談で絶対にしてはいけない5つの注意事項

佐々木
ここでは、面談で絶対にしてはいけないことについてお伝えします。

面談の際の注意事項は次の通りです!

面談の際の注意事項
  1. 「話だけ聞きに来ました」と言わない
  2. 経歴やスキルに絶対嘘をつかない
  3. 前向きに転職したい意欲を伝える
  4. 自分の名刺は渡さない
  5. 面談に遅刻しない、遅刻する時は連絡する

それではひとつずつ見ていきましょう。

注意事項1|「話だけ聞きに来ました」と言わない

転職エージェントは「すぐに転職しようとする意思があり、転職先がすぐに決まる可能性が高い応募者」を優先的にサポートするため…

転職時期が半年後や一年後の場合は、対応が後回しになってしまいます

また、求人紹介が無駄にならないよう、優良案件の紹介がされづらくなります。

佐々木
今すぐ転職を考えていない場合でも…

「具体的に考えており、良い求人があればすぐにでも転職希望です」と答えておきましょう!

注意事項2|経歴やスキルに絶対嘘をつかない

転職エージェントでは、より良い転職サポートをするために…

面談・電話などの一連のやりとりはもちろん、口頭情報や過去の登録内容も情報として残しています!

そのため、登録者の情報が以前と現在で内容が違うという場合が見受けられます。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

佐々木
口頭情報についても、やり取りを想像以上にかなり細かくデータを残しているので、経歴やスキルには嘘はつかないようにしましょう。

注意事項3|前向きに転職したい意欲を伝える

転職エージェントを利用する際は、前向きな転職で次の仕事は長く続けたいという意欲を伝えましょう。

なぜなら、退職理由が「つまらないから」「職場の人間関係」といったネガティブなものであると…

「すぐ辞める人材」として見られてしまう場合があるからです。

転職エージェントは紹介した人にすぐ辞められてしまうと困るため、サポートの優先度が低くなってしまいます。

佐々木
正直に気持ちを話すのは大切ですが、より良い転職活動を行うために前向きな姿勢を見せましょう!

注意事項4|自分の名刺は渡さない

初回面談で担当者から名刺をもらいますが、自分の名刺は渡さないでおきましょう

絶対に渡してはダメというわけではありませんが…

名刺は会社支給のものなので業務外で使うとモラルが低いと判断されてしまいます

佐々木
細かいことですが、意外と見られており転職エージェントの社内ではよく話題に上がる内容のひとつです。

注意事項5|面談に遅刻しない、遅刻する時は連絡する

転職エージェントということで軽く考えず、真摯に対応しましょう

なぜなら、転職エージェントの面談に遅刻するということは…

本番の面接にも遅刻する可能性があると見られ、重要な顧客企業には紹介をされなくなる場合があるからです。

仕事が忙しくても、面談に遅刻する際はしっかりと連絡するようにしましょう。


佐々木
ここまで面接の際の注意事項についてお伝えしました。

まとめると次の通りです!

面談の際の注意事項
  1. 「話だけ聞きに来ました」と言わない
  2. 経歴やスキルに絶対嘘をつかない
  3. 前向きに転職したい意欲を伝える
  4. 自分の名刺は渡さない
  5. 面談に遅刻しない、遅刻する時は連絡する
ゆり
ありがとうございます!

面談だからと気を抜かず、注意事項を参考に行動します!

佐々木
はい!

転職エージェントの面談でも、企業の面接と同じように取り組んでいきましょう!

次に転職エージェントを有効活用する方法をお伝えします。

転職エージェントの面談を賢く活用するテクニック

佐々木
ここでは、転職エージェントの面談を有効活用する方法をお伝えします。

転職エージェントの面談の活用方法は次の通りです!

面談の活用方法
  1. まずは練習のつもりで転職エージェントと面談する
  2. 本命の転職エージェントは短期戦を心がける
  3. 複数の転職エージェントに登録していることを伝える

それでは1つずつ説明していきます。

方法1|まずは練習のつもりで転職エージェントと面談する

転職エージェントは、全業界合わせると100社以上存在するので…

時間に余裕がある方は「練習」となるような転職エージェントを1社挟むことをオススメします。

練習として利用する転職エージェントでは、今まで紹介してきた注意事項は一切無視して、下記6点について、とことん相談しましょう。

相談内容
  1. 履歴書・職務経歴書を作成し、改善点を聞く
  2. 自分に向いている仕事や業界の意見を貰い、狙いを定める
  3. 推薦文を書いてもらう
  4. 面接で話す自分のPRポイントを整理してもらう
  5. 面接練習をする
  6. 上記ふまえて、1回面接を受けてみる

転職エージェントで上記をすべて経験すると、自分の方向性が明確になり自信をもって発言できるようになります。

そのため、本命の転職エージェントで「この応募者はすぐに次が決まりそうだから頑張って対応しよう」と思ってもらえ…

しっかりとしたサポートが受けられます!

方法2|本命の転職エージェントは短期戦を心がける

本命の転職エージェントを利用する際は、転職エージェントに登録したらすぐに相談を進めましょう

なぜなら、多くの転職エージェントではサポートの優先順位の一因として、転職エージェントに登録した日が関係するからです。

転職エージェントに登録した日から期間が開くと、求人紹介の優先度が下がります

これは「転職エージェントの登録日が新しい人ほど早期成約が高い」という過去データに基づく施策です。

佐々木
転職エージェントに登録したら、すぐに面談を受けられるように調整しましょう!

方法3|複数の転職エージェントに登録していることを伝える

面談の時に、すぐにでも転職したいため、複数エージェントに登録しているということを伝えましょう。

転職エージェントが優先的にサポートしたいのは「すぐに転職しようとする意思があり、転職先がすぐに決まる可能性が高い応募者」です。

転職エージェントにを複数利用しているということは、転職に前向きであるととらえられます

また、転職エージェントは応募者を他社にとられたくないので、手厚いサポートを受けられる可能性が高いです。

なので「複数登録しているので、あなたが良い案件を紹介してくれないと他いきますよ」という意味も含めて伝えるようにしましょう。


佐々木
ここまで、転職エージェントの面談を有効活用する方法をお伝えしてきました。

まとめると次の通りです!

面談の活用方法
  1. まずは練習のつもりで転職エージェントと面談する
  2. 本命の転職エージェントは短期戦を心がける
  3. 複数の転職エージェントに登録していることを伝える
ゆり
ありがとうございます!

転職エージェントを練習として利用してみるのもいいんだ…!

佐々木
おっしゃる通りです!

意欲的に行動することで、転職エージェントからの優先度が高くサポートを受けられるようになりますよ!

それでは最後に、優秀な担当者が多いおすすめ転職エージェントをお伝えします。

優秀な担当者が多いおすすめの転職エージェント5選

佐々木
それでは、優秀な担当者が多いおすすめの転職エージェントを紹介します!

おすすめの転職エージェントは次の通りです。

優秀な担当者が多いエージェント
  1. 『マイナビエージェント』
    20代/30代の転職実績が豊富!
    【公式】https://mynavi-agent.jp/
  2. 『パソナキャリア』
    業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/
  3. 『リクルートエージェント』
    求人数が転職業界No. 1
    【公式】https://www.r-agent.com/
  4. 『JACリクルートメント』
    年収500万以上のハイキャリア向け
    【公式】http://www.jac-recruitment.jp/
  5. 『DYM就職』
    【公式】https://www.dshu.jp/
ゆり
ありがとうございます!

この転職エージェントには、優秀な人が多くいるんですね!

佐々木
そうなんです!

より優秀な担当者に出会うために、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします!

実際に転職成功者の9割は、平均3社以上の転職エージェントに登録しているんです!

転職エージェントの複数利用について詳しく知りたい人は、次のページを参考にしてください。

質問を上手く利用して転職エージェントと良好な関係を構築しよう

佐々木
今回は転職エージェントの面談内容についてお伝えしてきました。

要点をまとめると…

まとめ
  • 初回面談では事前準備をすべき
  • 転職エージェントの情報収集をしよう
  • 意欲的な姿勢を見せる
ゆり
ありがとうございます!

質問内容や活用方法が分かったので、事前準備をしっかりしようと思います!

佐々木
はい!

転職エージェントでは自分のことをしっかりと伝え、より良い転職を目指しましょう!

それでは最後に、もう一度おすすめの転職エージェントをお伝えしますね。

優秀な担当者が多いエージェント
  1. 『マイナビエージェント』
    20代/30代の転職実績が豊富!
    【公式】https://mynavi-agent.jp/
  2. 『パソナキャリア』
    業界No.1のサポート体制
    【公式】https://www.pasonacareer.jp/
  3. 『リクルートエージェント』
    求人数が転職業界No. 1
    【公式】https://www.r-agent.com/
  4. 『JACリクルートメント』
    年収500万以上のハイキャリア向け
    【公式】http://www.jac-recruitment.jp/
  5. 『DYM就職』
    【公式】https://www.dshu.jp/
佐々木
あなたの転職が成功することを願っています。