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「ショップ店員から転職は難しい?…」
「ショップ店員を辞めて、新しい仕事を探すべき?」
と悩んでいませんか?
今回は、同じような悩みを抱えた結果、アパレルのショップ店員から一般企業の営業職に転職された主婦の岸本さんに「ショップ店員から転職した際のエピソード」について語ってもらいました。
35歳 女性 大阪在住 2児の母
2015年からミセス向けのアパレルブランドでショップ店員として勤務。
5年間勤務した後、2020年に転職して、その後は、地元の一般企業の営業職として働く。
ジャンプできる目次
ショップ店員から転職した理由5選|アパレルのショップ店員経験者が真実を激白!
今日はよろしくお願いします。
早速ですが、ショップ店員から転職した理由について教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね…
私がショップ店員から転職を決意した理由としては、大きくわけて以下5点ですね。
ショップ店員から転職した理由①|自己中心的なお客様が多かったから
特に、ミセス向けの店だったので、おばさんのお客さまも多くて、結構勢いよく文句をいってくるお客様が多かったですね…
具体的にどんなお客様がいらっしゃったのですか?
明らか着用した後の商品や、お客様のミスで完全汚れてしまっただろうと思われる商品を「返品したい!」と言ってくるお客様が非常に多いですね。
汚れすぎていると商品として再度売れないので「返品は難しいです」と断ると、キレられて怒鳴り散らされることもしばしばです。
店が扱う服の価格帯にもよるのかもしれませんが、質の悪いお客さんが集まりそうな店だとよくある話だと聞いたことがあります。
セール品になってないときに商品を購入して、「今日セールになってるから、差額分を返してくれ!」というお客さんや、「どうせセールにするんだから、今からセール価格にしてくれ」と言ってくるお客さんもいて、お金に関するトラブルがほとんどですね。
(…関西だからかもしれませんが…)
ショップ店員から転職した理由②|土日に休めないから
若いうちはそんなに気になりませんでしたが、主婦になると、やはり祝日はお休み取りたいことも多くて…
正直、お正月は、旦那と子供だけ祖父母の家に帰っていて、自分だけ仕事という寂しい状態を何年間も過ごしてきました。
若いうちは、土日・祝日に働くことも気になりませんでしたが、家族をもつと、そうもいかなくなることを痛感しました…
ショップ店員から転職した理由③|給料が低いから
ちなみになのですが、ショップ店員時代の年収と残業時間ってお聞きすることは可能ですか?
残業時間は、20時間以内に収まる程度だったので、一般企業と比べると、そこまで多くはないかと!
店舗が閉まれば帰れるので、接客が長引くことがなければ、比較的スムーズに帰れましたね。
なるほど!
残業時間が少ない点は、いいところですね。
ただ、個人的には、一般的な平均年収430万円程度と比較すると、約200万円程低いのは、生活がしんどいかなと感じました…
うちは旦那さんがそれなりに稼いできてくれてたので、ショップ店員を続けられていましたが、配偶者の年収もそこまで高くないとなると、ショップ店員と主婦を両立するのは難しいかもしれません…
ショップ店員から転職した理由④|体力的にしんどくなってきたから
これは、わたしがアラサーにさしかかってきたからですね。
たしかに立ちっぱなしですし、体力的にしんどいですよね…
立ちっぱなしがきつすぎて、毎週の整体通いは欠かせませんでしたね…
たしかに若いうちは、全然気にならない観点かもしれませんが、将来的に長く勤められる職種ではなさそうだということですね。
ショップ店員から転職した理由⑤|悪くなくてもこちら側が全て謝らないといけなかったから
なぜ、そのような対応をとらないのか…の理由ってあるのですか?
ネット社会だからという理由が結構大きいかなと思います。
どれだけ向こうが間違えていようとも、対応に失敗してしまうと、私たち側が悪かったかのように、ネット上の口コミを書かれることが多いです。
近年は、「○○ブランドの店員は態度が悪い」などと掲示板やSNSに書かれてしまうと、ブランドイメージがガクッとさがってしまうので、本社側から「とりあえず謝れ」と通達がきていますね。
ネット社会になったからこそのあるある話ですね。
アパレルってブランドイメージが命という会社も多いので、悪い印象を与えない努力は、どの店も頑張っていらっしゃるかと思います!
まとめると以下の通りとなります。
- 自己中心的なお客様が多かったから
- 土日に休めないから
- 給料が低いから
- 体力的にしんどくなってきたから
- 悪くなくてもこちら側が全て謝らないといけなかったから
きついとは聞いていましたが、ここまでとは正直知らなかったです…
加えて、女社会なので、かなりメンタルが強い人たちじゃないと、ショップ店員は正直やっていけないですね…
ショップ店員からの転職でアピールすべき強みって?
そこで、次は前職のショップ店員で培うことができたなと感じるスキル・強みについて詳しく教えてください!
大きく分けて3つのスキル・強みをショップ店員時代に培ったかなと思います!
ショップ店員で培ったスキル①|マーケティング能力
どんな業務で培われたとお考えですか?
マネキン含め、何の服をどこに置くのかで売上が変わってくるのです!
こういう客層の人であれば、こういうニーズがあるから、こういう商品を、ここに置いたらいいだろうなどと、結構頭を使って考えました!
実際、マーケティングが成功した例などはありましたか?
セール品を、店の前を歩いている人にもわかるように店舗前に配置すると、その日のお客さんはやはり多くなりますね。
また、マネキンに「売れてない服」と「売れている服」をセットにして着せておくと、コーディネートが苦手な人は、どれがいいのかわからないので、そのまま丸ごと買ってくれることもしばしばでした。
このように、服の配置を意識することで、在庫を減らしたり、お客さんの入店数を向上させたりした経験は、他の仕事でも生きるだろうなと考えていましたね。
ショップ店員で培ったスキル②|トレンドに敏感になる能力
やはりショップ店員勤務だと、トレンドを学ぶ勉強会などが頻繁に開催されるからですか?
ただ、勉強会は、最新のトレンドを学ぶ場というよりは、現場の状況も加味しつつ、最新商品をどういう風にプッシュしていくかを社員全体で考える時間でした。
つまり、最新のトレンドに敏感でないと、その場で恥をかいてしまう恐れがあったので、日々トレンドを追う努力はしていました。
これは、現職である営業職でも役に立っているなと思っています。
最新情報をしっかり踏まえたうえで商談するほうが、クライアント様に刺さりやすいですしね。
ショップ店員で培ったスキル③|臨機応変な対応力
バーゲンセールの時期って、てんやわんやしていて大変そうです…
試着室にとても列ができてしまったり、レジも並んでいるのに、お客様のお求めの商品を探すのを手伝わないといけなかったり…
お客様がいっぱいの時は、少し時間をもらえるよう頼んだり、担当をしっかり振り分けたりなど、優先順位をつけて仕事をした経験は、今にも生きているなと思います。
ここまでで紹介したものが、岸本さんがショップ店員時代に培ったスキル3つです。
以下にまとめておきますね!
- マーケティング能力
- トレンドに敏感になる能力
- 臨機応変な対応
異業種への転職って正直うまくいかなかったらどうしよう…と考えていたのですが、この3つの能力が活きたので、問題なく転職先で働くことができました。
ショップ店員からの転職におすすめの職種・業界って?
そこで、この章では、岸本さんが「ショップ店員で培った!」とおっしゃっていたスキルを充分活かせる仕事を、元転職エージェントである私からお伝えしますね!
次、転職するときの参考にさせていただきますね!笑
わたしがおすすめする「ショップ店員からの転職」におすすめの職種は、以下の通りです!
ショップ店員からの転職におすすめ職種・業界①:営業職
岸本さんの選んだ職種と同じになってしまいましたが…笑
良かったです 笑
たしかに実際働いていて、ショップ店員で培った臨機応変な対応は今でもすごく役に立っているなと感じます。
経営が安定している老舗メーカーなどの営業職になると、定時に帰れる且つしっかりお給与が貰えちゃうので、給料の低さが原因でショップ店員を辞めた主婦さんにおすすめしたいです!
法人営業 | 約450万円 |
個人営業 | 約425万円 |
ショップ店員からの転職におすすめの職種・業界②:Web・IT業界
Web業界は、平均年齢が若く、未経験からでも挑戦できる仕事が多く、内勤で身なりが自由であることが多いため、20代でショップ店員から異業種に転職したい人におすすめと言えます。
加えて、専門知識を身に着けると、一気に年収が上がるので、今以上に給料をアップさせたい人におすすめの職種と言えますね。
Webマーケティング職 | 約540万円 |
プログラマー (オープン系・Web系) | 約400万円 |
アプリケーション設計 (オープン系・Web系) | 約510万円 |
- 『ワークポート』
特徴:IT・Web業界に強い
https://www.workport.co.jp/
ショップ店員からの転職におすすめの職種③:美容部員
アパレル業界に携わっていた人は、化粧品にも力を入れている人が多く、専門知識が豊富なので、化粧品業界では重宝されます。
「美に関わる仕事」且つ「接客業」という点は変わらないのにもかかわらず、平均給料330万円と、アパレルの平均より100万円程度高いので、仕事内容はそのままで給料アップさせたい人におすすめできますよ。
美容部員 | 約330万円 |
以下にもう一度まとめておきますね!
- 営業職
- Web・IT業界
- 美容部員
ショップ店員から転職したいと思ったら、最初にすべきこと
異業種に転職する予定だったので、一旦サイト見て、職種ごとの年収の相場を見てみたかったので…
その後は、担当になってくださったお姉さんと二人三脚で転職活動を頑張りました!
ちなみにどのサービスを利用していたか教えてもらうことはできますか?
「リクルートエージェント」はシンプルに求人数が多かったのが利用理由です。
「パソナキャリア」は、女性の転職に強いと聞いたので、利用してみました!
おっしゃってくださったように、転職サービスは、各社、多種多様な強みをもっているので、自分にどれがあっているのかを事前に判断することはほんとに大事です。
なので、この2社については、私のほうからもう少し詳しく説明させていただきますね!
リクルートエージェント|求人数&実績ともにNo.1
『リクルートエージェント』は、人材業界最大手の転職エージェントです。
職種・業界を問わない豊富な求人を保有しており、求人数・実績ともにNo.1の評価を得ています。
また、求職者が自覚していない「潜在スキル」を引き出してくれる腕の良い優秀なキャリアアドバイザーが揃っているのも魅力です。
このことから、転職を検討される方は、まず一番に登録しておきたいサービスと言えるでしょう!
パソナキャリア|女性が転職するなら
パソナキャリアは、大手転職サービスの中でも特に、女性支援に強みがあると評判のサービスです。
なぜなら同社では、2016年から女性の転職に特化した採用支援チームが設立されているためです。
また、同社の利用メリットは、「キャリア志向の女性の方向けの求人が豊富」である点と、「転職サポートの質が高い」という点で好評を得ています。
特に後者については、オリコン日本顧客満足度調査「転職エージェント」部門において2019年・2020年と2年連続で第1位を獲得しているほどです。
育児もキャリアも諦めたくない!という女性に必ず利用してほしいサービスです!
女性に強いサービスをもっと知りたい人は、以下記事も参考にしてみてくださいね!
ショップ店員から転職したいと思ったら、まずやるべき5Step
上から順番に実践してみてください!
Step1|ショップ店員から転職したい理由について書きだす
ショップ店員から転職したいと思ったら、「なぜそう思ったのか」を書き出してください。
そうすると、同じアパレルであった岸本さんが感じた「ショップ店員から転職したいと感じた理由」と同じものもあれば、そうでないものがあることに気づくでしょう。
このように、紙に理由を書き出すと、今ある負の感情やストレスを軽減できるだけでなく、「自分は何を大事に生きているのか」「次にすべきことは何か」を自分自身で理解することができます。
Step2|その理由を嫌だと思う順に並べてみる
ショップ店員から転職したい理由を一通り書き終えた後は、その理由を嫌だと思う順に並べてみてください。
嫌だと思う理由を順に並べることで、主観的だった自分の感情を客観的にみることが可能になります。
そうすることで、心理的ストレスを和らげるだけでなく、自分自身が理想とするキャリアプランを設計することができます。
Step3|自分で解決できることと出来ないことを分ける
嫌な理由の順位付けが終わったら次は、自分で解決できることとできないことに分けていきましょう。
そうすると、嫌だったことにも「外的要因」と「内的要因」があることがわかります。
- 内的要因:自分の能力不足で、後輩に抜かされていった
(自分のミス・自分の能力的な問題)
- 外的要因:労働量に見合わない賃金の低さで生活できない
(自分の力では、変えられない問題)
Step4|自分で解決できることの解決策を探る
次は、「外的要因」と「内的要因」を分けたところで、それぞれの解決策は何かを考えましょう。
「自分の能力不足」や「仕事にやりがいを感じない」などの内的要因の場合、異業種へ転職するという道しか残されていないでしょう。
しかし、「賃金の低さ」「人間関係の悪化」などの外的要因は、上司に相談してみたり、他社に好条件で転職してみたりなどの方法で解決できる場合があるので、アパレル自体を辞める必要はない可能性があります。
自分にとってベターな解決策を考えていくようにしましょうね!
Step5|自分で解決できないことは、まず信頼できる人に相談してみる
自分で解決できないことは、信頼できる人に相談してみることをおすすめします。
悩みを人に話すと、頭が整理され、これからどうすべきかの答えが見つかる可能性があるためです。
また、自分の悩みに対して「客観的なアドバイス」を貰えるので、1人では気づけなかったことに気付ける可能性もあります。
ただ、そうはいっても「周りに相談できる人がいない…」という人も多いですよね。
その場合は、転職のプロである「転職エージェント」を頼ってみるのもおすすめです。
このstepを順に踏めば、そこにはもうこの先を不安視するあなたの姿はないでしょう。
まとめ.ショップ店員から転職したいと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで行動しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「転職したい…」と、今は考えていると思いますが、水商売を辞める前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
- 『リクルートエージェント』
【公式】https://www.r-agent.com/ - 『パソナキャリア』
【公式】https://pasonacareer.jp
本日はありがとうございました!