未経験からタクシー運転手に転職できる?30代・40代・50代の現実と失敗しない会社の選び方

「運転は好きだけど、未経験でタクシー運転手になれるのかな」

「40代・50代からでも採用してもらえる?」

「転職して、思ったより稼げなかったらどうしよう」

タクシー運転手への転職を考えたとき、多くの人がこんな不安を抱えます。

先に結論をお伝えします。タクシー業界は、未経験の人や40代以上の人でも採用されやすい業界です。ただし、どの会社を選ぶかで、収入も働きやすさも大きく変わります。

この記事では、未経験から転職しやすい理由を公的データで確認したうえで、年代別の現実、転職前に知っておくべきこと、失敗しない会社の選び方までを順番に解説します。

この記事でわかること
  • タクシー運転手が未経験でも転職しやすい3つの理由
  • 30代・40代・50代それぞれの強みと注意点
  • 転職前に知っておくべき4つのこと(歩合制・隔日勤務・二種免許など)
  • 失敗しないタクシー会社の選び方5つ
  • 未経験者が使うべき転職サービス

タクシー運転手が未経験でも転職しやすい3つの理由

まずは、なぜタクシー業界は未経験でも転職しやすいのかを見ていきましょう。

理由がわかると、「自分でも本当に大丈夫か」を冷静に判断できますよ。

未経験でも転職しやすい理由
  1. 運転者が不足していて、求人が多い
  2. 二種免許の取得費用を会社が負担するケースが多い
  3. 年齢や職歴よりも、接客と安全運転が重視される

理由1|運転者が不足していて、求人が多い

タクシー業界は、長く運転者不足が続いています。

厚生労働省のポータルサイトによると、令和7年度のハイヤー・タクシー運転者の有効求人倍率は3.01倍です。全職業平均の1.10倍と比べると、約3倍の水準です。

年度ハイヤー・タクシー運転者全職業平均
令和5年度3.96倍1.17倍
令和6年度3.38倍1.14倍
令和7年度3.01倍1.10倍

出典:厚生労働省「自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」

有効求人倍率3倍とは、仕事を探している人1人に対して、求人が約3件あるということです。

多くのタクシー会社が「未経験歓迎」の求人を出しており、異業種から転職してくる人を前提に研修制度を整えています。

理由2|二種免許の取得費用を会社が負担するケースが多い

お客様を乗せてタクシーを運転するには、普通自動車第二種免許(普通二種)が必要です。

自分で取ろうとすると、教習所の費用がかかり、仕事を休んで通う必要もあります。しかし、多くのタクシー会社では、入社後に会社の費用で二種免許を取らせてくれる制度を用意しています。

そのため、普通免許さえあれば応募できる求人が多いのです。免許取得中も給料が出る会社もあります。

ただし、会社負担で免許を取る場合は「一定期間働くこと」が条件になっていることがあります。詳しくは後ほど「会社の選び方」で解説します。

理由3|年齢や職歴よりも、接客と安全運転が重視される

タクシー運転手の仕事で求められるのは、お客様を安全に、気持ちよく目的地まで送り届けることです。

学歴や前職の業界よりも、次のような力が見られます。

  • 交通ルールを守り、安全に運転できるか
  • お客様に丁寧に対応できるか
  • 体調管理をして、決まった時間に出勤できるか

実際、同じ厚生労働省の資料によると、タクシー運転者の平均年齢は56.8歳(令和7年賃金構造基本統計調査)で、全産業平均の44.4歳よりかなり高くなっています。40代・50代で入社する人が珍しくない業界だといえます。

営業職や販売職、介護職など、人と接する仕事の経験はそのまま強みになります。

求人が多くて、免許も会社で取れるなら、ハードルは低そうですね。
そうですね。ただ、年代によって気をつけるポイントは違います。

次の章で年代別に見ていきましょう。

【年代別】未経験からタクシー運転手に転職する現実

採用の基準は会社によって違いますが、年代ごとに「評価されやすい点」と「気をつけたい点」には傾向があります。

自分の年代のところを中心にチェックしてみてください。

30代|業界では若手。長く働ける人材として期待されやすい

平均年齢が50代後半の業界なので、30代は「若手」として見られます。長く働いてもらえる人材として期待され、将来の指導役や管理職の候補として見られることもあります。

一方で、30代は結婚や子育てと重なりやすい時期です。タクシーで多い隔日勤務は、1回の勤務が長く、夜中も働く働き方です。家族の生活リズムと合うかどうかは、事前によく考えておきましょう。日勤だけの勤務を選べる会社もあります。

30代の強みと注意点
  • 強み:業界では若手。体力があり、長く働ける
  • 強み:配車アプリなどの新しい仕組みに慣れやすい
  • 注意:隔日勤務と家庭の生活リズムが合うか
  • 注意:将来のキャリア(管理職・独立など)も考えて会社を選ぶ
職歴にブランクがある30代の人は、こちらの記事も参考にしてください。

あわせて読みたい→30代ニートの末路は?正社員就職を成功させる方法とおすすめの仕事

40代|前職の経験を活かしやすい。最初の収入の波に備える

40代は、前職で身につけた接客・営業・調整の経験を活かしやすい年代です。お客様との会話や、トラブル時の落ち着いた対応は、タクシー運転手として大きな武器になります。

注意したいのは、入社してすぐは収入が安定しにくいことです。タクシーの給料は売上に応じた歩合制が中心なので、道やお客様の多い場所を覚えるまでは売上が伸びにくい傾向があります。

住宅ローンや教育費などで毎月の支出が決まっている人は、入社後の一定期間、給料を保障してくれる制度(給与保障)がある会社を選ぶと安心です。

40代の強みと注意点
  • 強み:接客・営業などの社会人経験を活かせる
  • 強み:業界の中心層なので、同年代の同僚が多い
  • 注意:慣れるまでの数か月は収入が不安定になりやすい
  • 注意:給与保障の金額と期間を必ず確認する

あわせて読みたい→40代無職から正社員を目指す方法

50代|経験と落ち着きが評価される。健康と働ける年数を確認する

50代は、人生経験からくる落ち着いた対応が評価されやすい年代です。平均年齢が56.8歳の業界なので、50代での入社も珍しくありません。

50代で気をつけたいのは、健康面と、何歳まで働けるかです。タクシー運転手は定期的な健康診断や、乗務前の点呼で体調を確認されます。持病がある人は、治療を続けながら働けるかを考えておきましょう。

また、会社ごとに定年の年齢や、定年後の再雇用(嘱託)の条件が違います。「何歳まで乗務できるか」「定年後の給与体系はどうなるか」は、応募前に確認しておくと安心です。

50代の強みと注意点
  • 強み:落ち着いた接客や、地域の土地勘を活かせる
  • 強み:同年代の同僚が多く、なじみやすい
  • 注意:健康診断や持病の管理が大切
  • 注意:定年・再雇用の条件を会社ごとに比べる

あわせて読みたい→50代無職からの就職を成功させる方法

タクシー運転手に転職する前に知っておくべき4つのこと

タクシー運転手は、ほかの仕事と給料の仕組みや働き方がかなり違います。

入社してから「こんなはずじゃなかった」とならないように、次の4つは必ず押さえておきましょう。

転職前に知っておくべきこと
  1. 給料は歩合制が中心で、収入に差が出やすい
  2. 隔日勤務という独特な働き方がある
  3. 二種免許の取り方と条件
  4. 向いていない人もいる

知っておくこと1|給料は歩合制が中心で、収入に差が出やすい

タクシー運転手の給料は、売上(営業収入)の一定割合を受け取る歩合制が中心です。会社によっては、固定給と歩合給を組み合わせた形をとっています。

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」では、タクシー運転者の年間収入額は451万円でした。前年の415万円から36万円増えていますが、全産業平均の546万円と比べるとまだ低い水準です。

令和6年令和7年
タクシー運転者415万円451万円
全産業平均527万円546万円

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト掲載の数値)

これはあくまで平均です。歩合制なので、同じ会社の中でも、売上の多い人と少ない人では収入に大きな差が出ます。地域や会社の歩合率、配車アプリからの注文の多さによっても変わります。

求人票の「月収〇〇万円可能」という表記は、売上の多い人の例であることが多いので、「入社1年目の人の平均」を面接で聞いてみるのがおすすめです。

知っておくこと2|隔日勤務という独特な働き方がある

タクシー会社の多くで採用されているのが、隔日勤務(隔勤)という働き方です。1回の出勤で2日分働き、勤務明けの日は休みになります。

厚生労働省の「改善基準告示」では、タクシー運転者の働き方に次のような上限が決められています(2024年4月〜)。

タクシー運転者の拘束時間のルール
日勤隔日勤務
1回の拘束時間原則13時間以内(最大15時間)2暦日で22時間以内
1か月の拘束時間288時間以内262時間以内(労使協定で年6回まで270時間)
勤務後の休息継続11時間が基本(9時間以上)継続24時間が基本(22時間以上)

出典:厚生労働省「自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」

隔日勤務では、たとえば朝7時に出庫して翌日の深夜〜早朝まで働き、その後はまる1日休みになります。1か月の拘束時間の上限から考えると、出勤は月12回前後になる計算です。

「出勤日が少なく、休みが多い」のがメリットですが、1回の勤務が長く夜中も走るため、体に合わない人もいます。夜型の生活が苦手な人は、日勤や夜勤だけの勤務を選べる会社を探しましょう。

知っておくこと3|二種免許の取り方と条件

タクシー運転手に必要な普通二種免許は、原則として21歳以上で、普通免許などを取ってから通算3年以上の人が受験できます。

2022年5月からは、指定の「受験資格特例教習」を修了すれば、19歳以上・普通免許などの保有期間が通算1年以上でも受験できるようになりました。

普通二種免許の受験資格
  • 原則:21歳以上、普通免許などの保有期間が通算3年以上
  • 特例:受験資格特例教習を修了すれば、19歳以上・通算1年以上

出典:警察庁「受験資格の特例について」

前の章で紹介したとおり、多くのタクシー会社は入社後に会社の費用で二種免許を取らせてくれます。自分で先に取っておく必要はありません。

入社してからお客様を乗せて走るまでは、一般的に次のような流れで進みます。

入社から独り立ちまでの流れ(一例)
  1. 入社・二種免許の取得:会社が指定する教習所に通い、普通二種を取る
  2. 新任研修:運賃の計算、無線や配車アプリの使い方、接客マナー、安全運転などを学ぶ
  3. 同乗研修:先輩運転手と一緒に営業エリアを走り、実際の流れを覚える
  4. 独り立ち:1人で乗務を始める。給与保障がある会社なら、この時期の収入も安定しやすい

東京・神奈川・大阪などの一部の地域では、タクシー業務適正化特別措置法に基づいて、乗務を始める前に運転者としての登録と講習が必要です。こうした手続きは会社が案内してくれるので、心配はいりません。

研修の期間や内容は会社によって違います。「独り立ちまでにどのくらいかかるか」「その間の給料はどうなるか」は、面接で確認しておきましょう。

なお、すでに大型二種や中型二種を持っている人は、普通二種を新しく取らなくてもタクシーを運転できます(道路交通法第85条)。バス運転手からの転職を考えている人は、こちらの記事も参考にしてください。

あわせて読みたい→バス運転手を辞めたい人へ|きつい理由と、運転スキルを活かせる転職先5つ

知っておくこと4|向いていない人もいる

未経験でも始めやすい仕事ですが、誰にでも向いている仕事ではありません。次のような人は、入社後にきついと感じやすいでしょう。

タクシー運転手に向いていない可能性がある人
  • 毎月決まった額の給料でないと不安な人
  • 長時間の運転や、夜中の勤務がつらい人
  • 酔ったお客様や急いでいるお客様への対応が苦手な人
  • 1日中1人で過ごすのが寂しい人
  • 腰痛など、座りっぱなしの姿勢がつらい持病がある人

当てはまるものが多くても、会社や働き方を選べば解決できることもあります。たとえば「給料の不安」は給与保障のある会社、「夜中がつらい」は日勤のみの勤務で軽くできます。

失敗しないタクシー会社の選び方5つ

タクシー運転手への転職で、いちばん大事なのが会社選びです。

同じタクシー運転手でも、会社によって給料の仕組み、休み、働きやすさがまったく違います。次の5つを比べてみましょう。

タクシー会社を選ぶときのチェックポイント
  1. 給与保障の有無と期間
  2. 二種免許の費用負担と「縛り期間」の条件
  3. 営業エリア(都市部か地方か)
  4. 日勤・隔勤を選べるか
  5. 配車アプリの導入状況

選び方1|給与保障の有無と期間

給与保障とは、入社後の一定期間、売上にかかわらず決まった額の給料を保障してくれる制度です。

未経験のうちは道もお客様の多い場所もわからず、売上が伸びにくいのが普通です。給与保障があれば、慣れるまでの間も収入の心配をせずに済みます。

比べるべきは「保障される金額」と「期間」です。保障の条件として、出勤日数や勤務時間が決められていることもあるので、細かい条件まで確認しましょう。

選び方2|二種免許の費用負担と「縛り期間」の条件

会社の費用で二種免許を取る場合、「入社後〇年以内に辞めたら費用を返す」といった条件がついていることがあります。これがいわゆる「縛り期間」です。

何年働けば返さなくてよいのか、途中で辞めたらいくら返すのかは、入社前に必ず書面で確認しましょう。

なお、労働基準法第16条では、あらかじめ違約金や損害賠償の額を決めておく契約は禁止されています。免許費用の返還がこれに当たるかどうかは、契約の内容によって判断が分かれます。条件があいまいな会社や、説明をはぐらかす会社は避けたほうが安心です。

選び方3|営業エリア(都市部か地方か)

タクシーの売上は、営業するエリアの人の多さに大きく左右されます。

都市部は人の移動が多く、売上を上げるチャンスが多い一方で、道が複雑で渋滞も多くなります。地方は道を覚えやすく落ち着いて走れる一方で、お客様が少ない時間帯もあります。

「通いやすさ」だけでなく、「その営業エリアでどれくらい稼げているか」も確認しましょう。面接で営業エリアと、そこで働く人の平均的な売上を聞いてみるのがおすすめです。

選び方4|日勤・隔勤を選べるか

前の章で紹介したとおり、タクシーの働き方には日勤・隔日勤務・夜勤などがあります。

自分の生活リズムや家族の事情に合った働き方を選べるかは、長く続けられるかどうかに直結します。最初は日勤で始めて、慣れたら隔日勤務に変える、といった切り替えができる会社もあります。

勤務形態によって歩合率や休みの日数が変わることもあるので、あわせて確認しましょう。

選び方5|配車アプリの導入状況

最近は、「GO」などの配車アプリでタクシーを呼ぶお客様が増えています。

配車アプリを導入している会社では、街を流してお客様を探すだけでなく、アプリからの注文でお客様を乗せられます。未経験で「どこにお客様がいるかわからない」うちでも、売上を立てやすいのがメリットです。

カーナビやアプリの案内に沿って走れるので、道に詳しくない人の不安も軽くなります。どのアプリを導入しているか、全車両に入っているかを確認しておきましょう。

面接で確認したい質問リスト

ここまでの5つのポイントは、求人票だけではわからないことが多いものです。面接や会社説明会では、次のような質問をしてみましょう。

面接・説明会で聞きたいこと
  • 給与保障はありますか?金額と期間、条件を教えてください
  • 二種免許の費用負担に、勤続期間などの条件はありますか?
  • 入社1年目の人の平均的な月収はどのくらいですか?
  • 日勤・隔日勤務・夜勤は選べますか?途中で変えられますか?
  • 配車アプリは全車両に入っていますか?
  • 事故を起こしたときの自己負担のルールはありますか?
  • 定年は何歳ですか?定年後も乗務を続けられますか?

こうした質問に、具体的な数字を出して答えてくれる会社は、入社後の働き方も想像しやすく安心です。反対に、答えがあいまいな会社は慎重に検討しましょう。


チェックすることが多くて、自分で全部調べるのは大変そうです…
そうですよね。給与保障や縛り期間、営業エリアの売上などは、求人票だけではわからないことも多いんです。

そこで、次の章で紹介するタクシー・ドライバー専門の転職サービスを使うのがおすすめです。

未経験者が使うべきタクシー転職サービス

タクシー専門の転職サービスを使うと、求人票に載っていない給与保障の条件や職場の雰囲気を教えてもらえたり、複数の会社を比べて紹介してもらえたりします。

お住まいの地域によって使えるサービスが違うので、次の表から自分に合うものを選んでください。

地域別・おすすめの転職サービス
  • 埼玉・千葉・東京・神奈川・大阪に住んでいる人 → レバジョブ
  • それ以外の地域に住んでいる人 → ドライバーズワーク、GOジョブ

関東・大阪で探すなら「レバジョブ」

レバジョブは、タクシーをはじめとするドライバー職の求人を紹介する転職サービスです。

全国で探すなら「ドライバーズワーク」

ドライバーズワークは、タクシー運転手の求人に特化した転職サービスです。

配車アプリ導入の会社で働きたいなら「GOジョブ」

GOジョブは、配車アプリ「GO」を導入しているタクシー会社の求人に特化した転職サービスです。

登録後の面談では、「給与保障はあるか」「日勤を選べるか」「縛り期間は何年か」など、この記事で紹介したチェックポイントをそのまま質問してみてください。

自分の希望を具体的に伝えるほど、合った会社を紹介してもらいやすくなりますよ。

未経験からのタクシー転職でよくある質問

最後に、未経験からタクシー運転手を目指す人からよく聞かれる質問にお答えします。

Q1. 事故を起こしたら、修理代は自己負担になりますか?

タクシー会社は車両の保険に加入しているのが一般的で、事故の損害は基本的に保険で対応します。

労働基準法第16条では、あらかじめ損害賠償の額を決めておく契約は禁止されています。また、裁判例でも、会社が従業員に損害の全額を負担させることは制限されています。

ただし、事故の際の自己負担について独自のルールを設けている会社もあります。入社前に「事故を起こしたときの扱い」を確認しておきましょう。

Q2. 売上のノルマはありますか?

「月〇〇万円売り上げないといけない」という形のノルマを設けていない会社も多くあります。

ただし、歩合制の会社では売上が一定額に届かないと歩合率が下がる仕組み(いわゆる「足切り」)がある場合があります。給与の計算方法は会社によって違うので、面接で具体的な例を出して説明してもらうのがおすすめです。

Q3. 道に詳しくなくても大丈夫ですか?

多くの会社では、カーナビや配車アプリの案内を見ながら走れます。お客様から目的地を聞いて、ナビに入力して向かうのが基本です。

入社後には研修があり、営業エリアの主な道路や施設を学ぶ機会もあります。最初から道を完璧に覚えておく必要はありません。働きながら少しずつ覚えていけば大丈夫です。

Q4. 女性でもタクシー運転手になれますか?

なれます。厚生労働省のポータルサイトによると、女性のタクシー乗務員は増加傾向にあります。

女性専用の休憩室を設けたり、日勤のみの勤務を選べるようにしたりと、女性が働きやすい環境づくりを進める会社も増えています。

Q5. 何歳までタクシー運転手として働けますか?

働ける年齢は、会社ごとの定年や再雇用の制度によって違います。定年後も嘱託などの形で乗務を続けられる会社もあります。

長く働きたい人は、応募前に「定年は何歳か」「定年後も乗務できるか」「そのときの給与体系はどうなるか」を確認しておきましょう。

まとめ|未経験でもタクシー運転手になれる。成功のカギは会社選び

最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。
この記事のまとめ
  • ハイヤー・タクシー運転者の有効求人倍率は3.01倍(令和7年度)。未経験でも求人は多い
  • 二種免許は会社負担で取れることが多く、普通免許があれば応募できる求人が多い
  • 平均年齢は56.8歳。40代・50代からの入社も珍しくない
  • 給料は歩合制が中心で、年間収入額の平均は451万円(令和7年)。人や会社によって差が大きい
  • 会社は「給与保障」「縛り期間」「営業エリア」「勤務形態」「配車アプリ」の5つで比べる

タクシー運転手は、年齢や職歴に関係なく、自分の頑張りが収入につながる仕事です。その一方で、会社選びを間違えると「思ったより稼げない」「生活リズムが合わない」と後悔することにもなります。

まずは、自分の地域にどんな求人があり、どんな条件で働けるのかを知ることから始めてみましょう。

あなたが自分に合ったタクシー会社に出会えるよう、応援しています!