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「病棟看護師を辞めたいな…」
「病棟看護師を辞めて、新しいキャリアを歩むべきかな?」
と悩んでいませんか?
この記事では、病棟看護師を辞めて、現在美容看護師として働く加藤さんに「前職を辞めると決断したエピソード」を語ってもらいました。
27歳 女性 都内在住 未婚
看護大学を経て、4年間病床看護師として勤務。
その後、コロナの影響が原因で、美容看護師に1か月前に転職する。
ジャンプできる目次
病棟看護師を辞めたい理由3選|病棟看護師経験者が真実を激白!
今日はよろしくお願いします。
早速ですが、病棟看護師を辞めたいと思った理由について教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね…
私が病棟看護師を辞めた理由は、大きくわけて以下3点ですね。
病棟看護師を辞めたいと感じた理由①|コロナ病棟にいつ異動になるかわからなかったから
私がまだ以前の病院で看護師として勤務していたとき、ちょうどコロナウィルスが流行りだして、いつコロナ病棟に異動になるかわからなかった…というのが、病棟看護師を辞めたくなった理由の1つめですね。
ただでさえ、重労働な看護師のお仕事だというのに、それに加えコロナの危機にも直面していたのですね。
コロナ禍でうちの病院も「コロナ病棟」を立ち上げなくてはならなくなりました。
最初はここまでのことになるなんて、誰も想像していなかったのですが、気づくとあっという間に感染者が増えていって…
コロナ病棟への入院患者が増えたことにより、通常病棟からコロナ病棟に人員を移さなければならない事態に発展したのです…
よくニュースで話題になっていたことが、加藤さんの身に直接ふりかかったわけですね。
病院は慢性的な人手不足に悩まされていました…
実際、希望していないのにコロナ病棟への異動命令が相次ぐようになり、次にコロナ病棟に行かされるのは私かもしれないと、常に恐怖でいっぱいでした。
医療従事者の方が、その環境で働くことを拒むことは否定できないですよね…
病院側は、みなさんが安全に働けるようになにか対策は取ってくれていたのでしょうか。
コロナ病棟に行かされた先輩は、案の定自分もコロナに感染してしまいました。
家族と同居している看護師は、自分が感染している可能性が高いからという理由で、何カ月も家に帰っていない人もいましたよ…
自分がコロナに感染するのはもちろん避けたいですけど、家族にうつしてしまうリスクを考えると怖くて自宅に帰れないですよね。
もちろん、人の命を救いたいという想いをもって、看護師になったのですが、自分の命が危険にさらされる状態で人の命を救う自信がなかったんです。
悩んだ結果、これ以上コロナに怯えながら生活するのはこりごりだと思い、退職する道を選びました。
病棟看護師を辞めたいと感じた理由②|夜勤がしんどかったから
夜勤勤務は看護師を辞めたくなる理由で一番多いですね…
もう少し詳しく聞かせていただけますか。
覚悟はしていたつもりでしたが、やはり夜勤勤務はしんどかったです。
夜勤の日は16時間働かなければならなかったので体力がもたなかったです。
16時間…?!
それって、看護師さんにとって普通のことなのでしょうか。
通常の夜勤は、16時から24時半の「準夜勤」と24時~8時半の「深夜勤」の2部制になることがほとんどなのではないでしょうか。
ただ、うちの病院は人手不足だったので、それができなくて一人に対する負担が大きかったです。
もちろん、仮眠を取る時間はあったのですよね?
でも、夜は高齢者の不穏やせん妄など、いろいろ問題が起こるので、休憩が十分に取れないことは普通でしたよ…
体調は崩されなかったですか…
でも、美容外科や美容皮膚科に転職をして夜勤勤務がなくなった同僚に会うと、明らかにお肌が綺麗になっていて、健康的に見えました。
このような差があからさまになると、私も夜勤のない環境へ転職したいなと思うようになりましたね。
病棟看護師を辞めたいと感じた理由③|夜勤ありの激務なのに給料が見合っていないと感じたから
たしかに、16時間勤務の夜勤を考えると、それなりの対価をもらいたいと思いますよね。
給与面について、もう少し教えていただけますか。
その当時、病棟看護師4年目で夜勤は月に7回も入っていましたが、給与は手取り28万円くらいでした。
年収にすると、460万円くらいです。
たしかに、26歳の女性の給与としては十分かもしれませんが、仕事の内容と見合っているのかを問われると微妙ですね。
しかも、手取り28万円のなかに住宅手当の3万円が含まれてのいたので、実質25万円くらいですかね。
でも、欲をいえば、在宅手当を抜いて手取りで30万円くらいもらってもいいのかなと個人的には思いますね。
生活リズムが崩れる夜勤ありの仕事の割にはちょっと給料が低いと感じましたね。
あっ、給与が高ければ夜勤があってもいいというわけでもないのですが…笑
4年間の看護師経験を経て、次は夜勤なしで年収アップできるところへ転職したいと考えるようになりました。
病棟看護師を辞めたくなった!残業時間とは…?
全然大丈夫ですよ!笑
残業時間は、月に20時間以内ぐらいでしたね。
夜勤が週2くらいあって16時間勤務だったので、さすがに残業は少なかったですよ…笑
加藤さんは、病棟看護師から美容皮膚科の看護師に転職されたかと思うのですが、お給料や残業時間などの待遇面ってよくなりましたか?
…実は、前職よりも100万円以上アップしたのです…笑
加えて、ネイルもしてよいし、夜勤がなく生活コントロールがしやすいため、肌も綺麗になりましたし、ほんとに転職してよかったなと実感しております。
身なりも整えられるうえに、給料もアップしたなら、転職大成功ですね。
ここまでで紹介したものが、鈴木さんが病棟看護師を辞めてしまった理由です!
まとめると以下の通りです。
- コロナ病床にいつ異動になるかわからなかったから
- 夜勤がしんどかったから
- 夜勤ありの激務なのに給料が見合っていないと感じたから
病棟看護師を辞めてから感じる「培ったスキル」って?
現在は、病棟看護師を辞めて、美容看護師をされている加藤さんですが、あの経験が、今に生きているなと感じる瞬間はありますか?
あえて絞って挙げるなら、この3つのスキルが病棟看護師で培われたなと思っています。
病棟看護師で培った強み①|気遣いや思いやり力
もっと詳しく教えてください。
小さなお子さん、思春期の中高生、お母さん・お父さん世代、高齢者の方と、毎日たくさんの世代の方と話すのが私の仕事でした。
なので、世代別で「どんな言葉をかけると信頼してもらえるかな」「どんなコミュニケーションをとると安心してもらえるかな」と常に考えていましたよ。
なにか具体的なエピソードは何かありますか。
毎日、夜になると病院内を徘徊してしまうおじいちゃんがいまして…
最初はどうしようかと頭を悩ませていたのですが、ある時、純粋におじいちゃんとの会話を楽しんでみようと思うようになって、2時間くらい黙って話に耳を傾けるようにしたんです。
すると、安心したのか、話疲れてしまったのか、前よりも寝てくれるようになったんです。
それは、すごいですね。人を思うようにコントロールするのって難しいですが、この人はどう接したら動いてくれるか考えて動ける力はすばらしいと思います。
病棟看護師で培った強み②|感染対策能力
コロナの最前線で仕事をしていた看護師さんならではのスキルですね。
コロナ下で看護師として働いていた当時、どのようにするとコロナに感染してしまうのかを考えて生活するのが当たり前でした。
あと、咳をした時の飛沫が秒速いくつで床に落下し、何メートル飛ぶのか?など感染の伝達経路を学習して生きているため、このようなご時世に強い自分になった気はします。
このご時世でも、人混みのなかで大きなくしゃみをするような意識の低い人もいますからね。笑
きちんとした知識のもと、感染対策をしっかりできる方は、職場でもありがたがられるのではないでしょうか。
新しい職場に転職してからも、周りから感染対策についていろいろと質問を受けることも多く、アルコールスプレーを置く位置とか助言していますよ。
一緒に働ける方がうらやましいです。笑
病棟看護師で培った強み③|女性社会で生きる力
女性が多い看護師という職場ならではですね。
もっと教えてください!
女性の多い職場で働いた経験がある方なら、わかるかもしれませんが、女性同士の人間関係ってなかなか大変なんですよ。
私は、学生時代も含めると8年くらい、女性が多い場所に身を置いていたので、女性社会で生きているためには、どういう風に立ち振る舞えば嫌われず、とくに変に目立たず楽しく生きられるのかはわかった気がします。
職場の人間関係はあまりよくなかったのでしょうか。
誰かひとりがいじめにあっていたとか、そこまでの感じではなかったですよ。
でも、やっぱり気は遣いましたね。
私は、職場の方とは適度な距離感を保っていました。
あんまりプライベートなことまで話過ぎるとややこしくなるので、誰と話しても当たりさわりのないトークを意識していましたよ。
口は禍の元っていいますからね。
誰のことも不快にさせないトーク力は、とくに女性が多い職場では生かすことができそうです。
病棟看護師を辞めたいと思ったら、最初にすべきこと
加藤さんは現在、めでたく美容看護師として働くこととなられたのですが、転職しようと決意した時に、なにか行ったことってありますか?
あ、転職サービスに何社か登録しました。
看護師以外の職種は検討していなかったので、一般的に有名なものではなく、友達が利用していた看護師特化型のものを使用しました。
ちなみになのですが、その時に、お世話になったサービスの名前を教えていただくことはできますか?
私の周りで美容看護師に転職した人がみんな利用していた『看護roo』にまずは登録しました。
その後、1つだけで決めてしまうのもな…と思い、『ナース人材バンク』にも追加登録したので、最終的には2社を同時並行で利用していたという感じです。
この2社については、私から詳しくお話させていただきますね。
看護roo|看護師として転職するなら
- 看護系の求人数が5万件以上と圧倒的
- サイト上には漫画や掲示板もあり、リアルな情報収集ができる
- 拠点が東京・大阪・名古屋・神戸のみであるのがデメリット
『看護roo』は、看護業界最大級の求人数を誇る看護師向けの転職エージェントです。
公開求人数が5万件以上と他社と比べて多いだけでなく、担当者のきめ細やかなサポートによって転職活動がスムーズに進むと好評です。
実際、看護roo利用経験者に話を聞いてみると、利用のきっかけは「まわりの看護師がみんな利用していて、良いと言ってたから」というものが多かったです。
利用後も「満足したので友達に教えたい」と回答した人が多いサービスなので、一度利用してみて損はないでしょう。
わたしも人におすすめするなら「看護roo」をおすすめしたいと思います!
ナース人材バンク|看護師として転職するなら
- 利用者の97%が満足と回答
- 都内だけでなく地方求人も豊富
- 熱心な担当者が多く、人によっては電話を面倒に感じる場合も
『ナース人材バンク』は、看護師の利用者満足度が高いことで好評の転職エージェントです。
実際、年間10万人以上の利用者がいるサービスであるにも関わらず、そのうちの97%が満足と回答していることからも、非常に評価の高いサービスだとうかがえます。
また、看護rooは地方求人には弱いものの、ナース人材バンクは、どこの地域であっても、一定満足できる求人数を保有している点が魅力です。
地方ごとにおすすめの求人を厳選して教えてくれるので、都内在住の看護師さんはもちろんのこと、地方にお住いの看護師さんは、是非登録をしてみてください。
結果、看護rooで転職が決まったものの、担当者の方は熱心にサポートしてくださったので、個人的にはかなり高評価です。
病棟看護師を辞めたいと思ったら、自分のキャリアをしっかり考え直したうえで行動しよう!
近年コロナの影響で、業界問わず「採用に対して消極的な企業」が増えています。
「辞めたい…」と、今は考えていると思いますが、病棟看護師を辞める前に自分自身としっかりと向き合うことが、今後のあなたのキャリアにおいて非常に重要です。
焦って決断を急ぐのではなく、周りの信頼できる人・転職エージェントなどに相談しながら、じっくりと決めていってください。
しっかりと自分自身と向き合ったうえで転職すべきだと決断できた場合は、しっかり行動に移すようにしましょうね!
転職を検討している人は、他職場の看護師が辞めたい理由を知ってから、転職を検討することをおすすめします。
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デイサービス | 【経験者が暴露】デイサービス看護師を辞めたい理由とは? |
整形外科 | 整形外科の看護師あるあるの辞めたい理由って? |
- 『看護roo』
https://www.kango-roo.com/ - 『ナース人材バンク』
https://www.nursejinzaibank.com/
本日はありがとうございました!