転職市場にコロナの影響はある？転職に必要なこと＆今できることを解説

「転職市場にコロナの影響はある？」

「コロナの影響がある中で転職のために出来ることはある？」

このような悩みを解決するために、コロナの影響で変化する転職市場や、これからの転職活動で押さえるべきポイントについてお伝えします！

この記事を読めば、転職市場にコロナの影響でどのような変化があったかが分かり、

これからの転職活動を成功させるための方法が分かりますよ！

この記事の監修者

株式会社Jizai キャリア事業部

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コロナの影響で変化する転職市場

さっそく、コロナの影響で変化している転職市場についてお伝えします！

どのような影響が生じているのかを把握することで、これからの転職活動の対策がしやすくなりますよ！

1つずつ説明していきます！

変化1｜失業者の増加

現在失業者は増えており、2020年6月時点での完全失業者数は195万人となっています。

この数字は前年同月に比べて33万人も多く、失業者数は5か月連続で増加していると結果が出ています。

前年同月と求職理由を比較すると、「勤め先や事業の都合による離職」が19万人増えており、「自発的な離職（自己都合）」が6万人増えています。

失業者数は2020年5月に比べると減っていますが、コロナ以前と比べると高い数値を保っています。

変化2｜求人数の減少

ここ数年は雇用情勢が安定していたので、有効求人倍率は1.6倍前後を推移していました。

しかし、コロナが出始めた1月から下がり始め、2020年6月時点では1.11倍となり、5月の1.20倍から0.09ポイント下がっています。

2020年3月の有効求人倍率1.43倍は、17年6か月ぶりの低水準と言われていましたが、更なる低下を続けています。

この結果から、売り手市場から一気に買い手市場に移り変わったことが分かります。

変化3｜オンライン面接の増加

コロナの影響が出始めてから、オンライン面接を取り入れる企業が増えています！

株式会社スタジアムが実施した調査では、2020年1月末から3月末までの2ヶ月間で、オンライン面接の実行数が15倍に急増したという結果が出ています。

以前から遠方の人の面接をオンラインで行うなど、すでに導入していた会社もありましたが、今回のコロナでオンライン面接に切り替えた企業も多いです！

一方、サービス業などお客様と関わる場面が多い業界・職種では、これまで通り対面での面談が実施されています。

変化4｜求められる人材の変化

コロナ以前は売り手市場だったこともあり、未経験可能の求人や職歴不問の求人が一定数ありました。

しかし、コロナの影響で求人数が減り、採用計画を見直す企業が増えたことから、採用人数を減らして経験者を採用する流れになっています。

一方、リモートワークが増えたことで、今までは評価されなかったスキルがアピールポイントになる可能性が増えました！

セルフマネジメント能力やテキストコミュニケーション能力など、新しい働き方に合った人材である事も求められつつあります！

変化5｜未経験転職の求人が減少

企業は人員コストの削減のため、教育環境が必要で人員コストのかかる未経験者の採用を減らしています。

実際、dodaに掲載されている求人を見ても、2020年1～3月は『業種未経験歓迎』『職種未経験歓迎』の求人が前年比130％前後で推移していましたが、

2020年4月には106％、5月には71％と減少しています。

景気回復の見通しが立たなければ、未経験可能の求人はさらに減少することが考えられます。

社員数を最小限に抑え、コストを最小限にするためにも、教育が必要のない即戦力として自発的に働ける人が求められる傾向にあります。

ここまで、コロナの影響で変化している転職市場についえお伝えしました！

まとめると次の通りです！

コロナの影響で、転職市場には大きな影響が出ているんですね…。

そうなんです…。

しかし、全ての業界・全ての人材の求人が減っているわけでは無いので、

転職市場の動きを把握しておけば、転職を成功させることは可能ですよ！

次に、今すぐ転職活動をすべきなのかお伝えします！

今すぐ転職活動をすべき？

結論から言うと、今すぐ転職活動をすべき人と、まずは様子を見て準備をすべき人がいます！

なぜなら、転職市場にコロナの影響が出ているので、

闇雲に転職活動を始めると転職に失敗する確率が上がるからです。

具体的には、失業している人、既に転職の準備を行っている人は転職活動を進めて構いません！

逆に、なんとなく転職したいと思っている人や未経験職種に転職したい人は、まず準備から始めることをおすすめします。

転職を成功させるためにも、状況やタイミングを見極めて転職活動を行うことが大切です！

次の章で、コロナの影響を受けた業界と変化のない業界をお伝えするので、転職活動の参考にしてください！

コロナの影響を受けた業界＆変化のない業界とは？

それでは、コロナの影響を受けた業界と変化のない業界をお伝えします！

影響の有無は求人の有無に直接かかわっているので、把握しておくことで転職失敗を防げますよ！

まずはコロナの影響を受けて、採用数を抑えている業界から見ていきましょう。

採用数を抑えている業界

コロナの影響を受け、採用数を抑えている業界は次の通りです！

これらの業界は直接お客様と関わる仕事のため、行動が制限されている環境では売り上げも落ち込んでしまいます。

また、行政からの自粛要請を受け、休業や営業停止、廃業に追い込まれているのも事実です。

国の政策は行われていますが、自由に動き回れる状況とは言い切れないため、厳しい状況は続いていくと考えられます。

採用数が変わらない業界

コロナによる影響が少なく、採用数が変わらない業界は次の通りです！

テレワークが普及したことにより、様々なものがIT化される流れが出来ました！

そのため、今までIT化を進めてこなかった業界や企業もIT化を検討し始め、土台を作っているIT業界の需要が高まっています！

また、医療や介護業界では人手が足りなくなっているため、人材を求めている企業が多いです。

コロナの影響で外出を控えるようになり、自宅での仕事が多くなったことからECの利用が増え、物流業界の需要も上がっています！

以上が、コロナの影響を受け採用数を抑えている業界とコロナによる影響が少なく採用数が変わらない業界です！

まとめると次の通りです！

コロナの影響を受けた業界と影響を受けていない業界があるんですね！

おっしゃる通りです！

これからの状況によって、影響の出る業界が増える可能性もあるので、定期的に影響が出ていないか確認しましょう！

次に、これからの転職活動で押さえるべきポイントを紹介します！

これからの転職活動で押さえるべき5つのポイント

それでは、これからの転職活動で押さえるべき5つのポイントをお教えします！

転職の難易度は上がっているので、ポイントを押さえることで転職活動を進めやすくなりますよ！

ポイント1｜転職の準備を今まで以上に丁寧に行う

採用人数が減っている今、転職の準備を丁寧に行わなければ内定が取りづらくなっています！

なぜなら、コロナの影響で転職市場や各企業の状況は日々変化しており、採用を今まで以上に慎重に行っている会社が増えているからです。

そのため、選考基準が上がっているので、自分のアピールポイントを明確にして、企業への貢献度をしっかりと伝えることが重要です！

転職市場は複雑化しているので、1人で動くよりも転職エージェントなどプロを頼ることをオススメします！

ポイント2｜転職活動の目的を明確にする

転職を成功させるために、転職活動の目的を明確にしましょう！

目的が明確になると転職活動の土台が出来るので、軸をぶらさずに行動できるようになります！

具体的には、「なぜ転職したいのか」「転職後どのようなキャリアを築きたいか」「今の不満は何か」といった点を深掘りして考えると良いですよ！

さらに詳しい方法が知りたい人は、次の記事をご覧ください！

ポイント3｜経験やスキルの棚卸を行う

これまでの経験やスキルの棚卸を細かく行いましょう！

自分に何が出来るかを把握することで、転職先の候補が増えることに加え、具体的な自己アピールが出来るようになり転職成功率が上がります！

また、コロナの影響で労働環境が変わったことで、今までスキルだと思われていなかった能力が評価されるようになりました。

固定観念にとらわれず幅広い視野を持って棚卸しをすることで、新たなスキルが見つかるかもしれませんよ！

ポイント4｜公式HPの採用情報も確認する

求人サイトや転職エージェントへの掲載は費用がかかるので、コスト削減のため自社HPにのみ求人を出している企業が増えています！

行きたい企業の求人が転職エージェントに無いからと諦めず、公式HPの採用情報も確認してみましょう！

採用状況がわからない場合は、お問合せフォームから直接アプローチするのもありですよ！

ポイント5｜選考対策を念入りに行う

企業は厳選して選考を行う傾向にあるため、今まで以上に選考対策を念入りに行うことが大切です！

実際、書類選考や一次面接の通過率が昨年より低いという結果もあります。

応募先を増やすことはもちろん、選考対策を事前に行って応募先企業への理解を深めておくことも重要です！

職務経歴書と履歴書は応募先企業に合わせてブラッシュアップし、面接は事前に答える内容を用意して話す練習をすることをオススメします！

転職エージェントを利用すれば、企業の選考方針について情報が得られ、書類の添削や模擬面接を行ってくれますよ！

さらに詳しい方法が知りたい人は、次の記事をご覧ください！

ここまで、転職活動で押さえるべきポイントについてお伝えしました！

まとめると次の通りです！

コロナの影響で転職活動が難しくなっているので、対策をしっかり行うことが大切なんですね！

その通りです！

コロナの影響で買い手市場に移り変わったため、今までの転職活動の方法では通用しなくなっています。

1人で転職活動を行うことに不安がある人は、転職のプロを頼ることをおすすめします！

次に、おすすめの転職エージェントを紹介します！

少しでも不安があるなら転職エージェントの利用がおすすめ

転職活動に少しでも不安があるなら、転職エージェントの利用をおすすめします！

戦略的に転職活動を進めるためにも、転職エージェントは必ず活用すべきです！

転職エージェントを活用すれば、これまでの経験をもとにコロナの影響を受けにくく、自分に向いてる仕事を紹介してくれます！

また、次のように様々なサポートもしてくれるので、転職活動全体において心強い存在になってくれますよ！

えっ！こんなにもサポートしてくれるんですか！

そうなんです！

こういったサポートがあるからこそ、コロナの影響を受けにくく自分に合う仕事を見つけられるんですよ！

具体的におすすめの転職エージェントは次の5社です！

ありがとうございます！

でもどれも良さそうなので、迷いますね…。

そうですよね… 目的別に転職エージェントを選ぶことが大切ですが、

迷ったら最低でも「リクルートエージェント」と「マイナビエージェント」の2社に登録しましょう！

面倒かもしれませんが、

最初から数社同時に登録して、様々な担当者・求人を比較検討することで、

転職成功率がグッと上がりますよ！

転職エージェントや複数登録に関して、詳しくは次の記事をご覧ください。

次に、転職活動にコロナの影響があった人の体験談を紹介します！

転職活動にコロナの影響があった人の体験談

それでは、転職活動にコロナの影響があった人の体験談を見ていきましょう！

実際の体験談を見ることで、コロナの影響で変化している転職市場がイメージしやすくなりますよ。

美容クリニックに転職した友人、コロナの影響で1週間で解雇だって…
しんどいなぁ…

— aoi (@Aoi_blue_0808) July 25, 2020

ほんの3ヶ月前、転職予定先だった企業からコロナの影響で突然内定取り消し、キャリアが一度崩れ自暴自棄に陥った。でも『雨は一人だけに降り注ぐわけではない』というアメリカの詩人の言葉に触れ自分が恥ずかしくなった。自分が辛い時こそ同じ状況の人は多く、相手立場に立つ重要性を身に染みて感じた

— うえひろ | 掛け算のキャリア (@hiro_30_1000) July 28, 2020

これにて転職活動編おしまいです！

書類選考落ち100社以上
面接落ち20社以上
活動期間4ヶ月

コロナ禍において奇跡的に内定をいただけました。
ありがとうございます！

— JOE (@joeishii) August 17, 2020

普通に転職活動で内定3社取れたので、コロナバブル来てる感じある位には特定職種は強い。年収も100万近く上がるのでうまうまのうま

— UG (@ug_desu) August 20, 2020

何かの参考になるかな…？

27歳????転職5回目が
11月〜8月（10ヵ月）で
コロナの影響もありながら
異業種転職を目指した結果

・応募総数　約60社
・ほぼ書類選考落ち
・面接してもらえたのが8社
・内定　2社
そのうち1社は職種変更を無理やりされ内定に、納得いかず辞退

一発面接求人が狙い目です????‍♀️✨

— ❁K,MIHO❁ (@kymh_cct) August 18, 2020

転職を成功させている人もいますが、皆さん少なからずコロナの影響を受けていそうですね…！

そうですね。

今後失業者が増えれば、それだけ転職希望者も増えるので、ライバルはどんどん多くなっていくことが考えられます。

転職活動を成功させるためにも、今から出来ることは取り組んでおきましょう！

次に、転職活動に向けて今できることを紹介します！

転職活動に向けて今できること

今後の転職活動に向けて今できることをお伝えします！

タイミングを見て転職活動をスムーズに始められるように、今できることを準備しておきましょう！

1つずつ説明していきます！

今できること1｜転職先に求める条件を整理しておく

転職先に求める条件を整理しておくことで、スムーズに転職活動を始めやすくなります！

新型コロナの自粛期間を経て、家族の大切さや仕事のやりがいに改めて気づいた人も多いでしょう。

企業もこの自粛期間を経て、柔軟な働き方に対応しつつあるので、今までとは違った選択肢が増えています！

自分がどのような働き方をしたいのか、どのような条件を求めるのか、どの業界を狙いたいかなど、希望を書き出してから優先順位をつけてくださいね！

今できること2｜自分のスキルを増やす

転職を成功させるには、アピール出来るだけの実績があることが重要です！

企業は即戦力となる人材を求めているので、まずはスキルを増やすことが転職成功に近づくポイントとなります！

スキルと言っても様々で、資格や使えるツールなどに加え、業務中に意識していることや成果を出すための工夫も含まれます。

今からでも日常の仕事に問題意識を持ち、最高の状態を求めて試行錯誤することで、状態の変化をアピールポイントとして提示することが出来ますよ！

今できること3｜転職先の企業を見つける判断力を身に付ける

業界・業種を問わず、これからも続くであろう苦境を乗り越えられる企業を見極める力を身につけましょう！

過去の傾向から考えると、オンライン選考をはじめとした変化への対応が早い企業はダメージを受けても回復が比較的早く、苦境を乗り越えられそうです。

転職先の企業を見極める際は、働き方や選考方法を柔軟に変化させているかを確認しましょう！

コロナで影響があった企業は、採用計画を見直したり採用を停止しているので、求人を出していることも判断基準のひとつになりますよ！

今できること4｜オンライン環境を整える

オンライン面接を有利にするには、オンライン環境を整えることが大切です！

オンラインと対面では与える印象が変わる上に、外的要因が選考結果に関わる場合も多いです。

具体的には、次の準備を行いましょう！

オンライン面接は楽に受けられる分、このような点に気をつける必要があります。

通信環境が悪いと、自分の伝えたいことが適切に相手に伝わらなかったり、質問を聞き返すなど不利な状況になります。

内定を勝ち取るには、対面と同じく緊張感を持ち、笑顔ではっきりとした声で相手に伝える意識を持つことが重要ですよ！

ここまで、今後の転職活動に向けて今できることについてお伝えしました！

まとめると次の通りです！

コロナに合わせて、今後の転職活動の準備をしておくことが大切なんですね！

そうなんです！

今までは重視されなかったポイントが重視されるなど、選考の基準も変わってきていますよ！

スムーズに転職活動を始められるように、今のうちから準備を始めましょう！

最後に、リーマンショックとの比較で見えることをお伝えします！

リーマンショックとの比較で見えること

リーマンショックと比較すると、採用計画に影響を及ぼしている点は共通していますが、

求人倍率が1.20倍と1倍を切っていないことから最小限の影響に留まっていると言えます！

最小限の影響で抑えられた理由としては、リーマンショックの経験を活かし、各企業が経済危機に備えていたことが考えられます。

また、IT化を進めていた企業や影響を受けなかった業界が活発な採用を続けている点も、求人倍率が留まっている理由としてあげられます。

しかし、コロナウイルスは世界的な影響を及ぼしており、回復までに長期間かかることが考えられます。

実際、リーマンショックの時は求人倍率が0.7倍にまで落ち込み、1倍を超えるまでに4年の期間がかかっています。

業界・業種によってコロナの影響の大きさは違いますが、これからも働き続けるためには、働き方やスキルを見直す必要があるでしょう。

コロナの影響に負けず、転職を成功させよう！

今回は、転職市場にコロナの影響はあるのか気になっている人に向けて、

コロナの影響で変化する転職市場や、これからの転職活動で押さえるべきポイントについてお伝えしました！

まとめると次の通りです！

ありがとうございます！

コロナの影響で、転職市場にどのような変化が生じているのかが分かりました！

よかったです！

それでは最後にもう一度、おすすめの転職エージェントを紹介しておきますね！

ありがとうございます！

でもどれも良さそうなので、迷いますね…。

そうですよね… 目的別に転職エージェントを選ぶことが大切ですが、

迷ったら最低でも「リクルートエージェント」と「マイナビエージェント」の2社に登録しましょう！

さっそく転職エージェントに登録して、転職の準備を始めようと思います！

大変な時期ではありますが、転職が成功することを祈っています！